タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4   2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032120070 税法Ⅱ[Tax Law Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
水谷 年宏[MIZUTANI Toshihiro]
担当教員[ローマ字表記]
水谷 年宏 [MIZUTANI Toshihiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
税法のうち、所得税法について講義を行います。
本授業では、所得税法を体系的に理解し、税法Ⅰの内容より踏み込んだ所得税法の重要事項及び所得計算ルール等について学習します。
国税庁から出向してきている実務家教員が担当します。
授業の到達目標
所得税法の重要事項及び所得計算に関する知識を習得する。所得税法の重要な判例・裁判例を用いながら、所得税法の重要事項に関連する思考過程・判断の視点を学ぶ。所得税法の重要事項及び所得計算に関する知識を習得することにより、社会人として欠かせない租税法に興味を持つとともに、租税法を通じて更に経済全体に興味・関心を持つことで、探求する意欲を向上させる。
授業計画
【全体】
教科書を中心としつつ、必要に応じ参考資料等も使用して、講義を進めます。授業計画に沿って、必ず予習・復習を行ってください。
なお、週単位の授業計画は目安であり、実際の授業の進捗状況等によって適宜修正することがあります。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス


所得の概念
講義の進め方、試験、成績評価についての説明。参考図書の紹介。

包括的所得概念
教科書等の準備。
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。
教科書
講義・演習
第2回 所得の概念 帰属所得
未実現の利得
損害賠償金の扱い
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第3回 所得の概念
課税単位
違法な所得をめぐる問題
課税単位の意義
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第4回 課税単位
所得税額算出手順の概観
所得分類
わが国の所得税制における課税単位
総合課税と分離課税
利子所得
配当所得
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第5回 所得分類 給与所得① 授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第6回 所得分類 給与所得②
退職所得
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第7回 小括 第1~6回までの復習
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第8回 中間試験 中間試験の実施 試験の準備を行う。
第9回 所得分類 譲渡所得① 授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第10回 所得分類 譲渡所得② 授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第11回 所得分類 譲渡所得③ 授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第12回 所得分類 山林所得
不動産所得
事業所得①
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第13回 所得分類 事業所得②
雑所得
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第14回 所得計算の通則 所得の年度帰属
収入金額と必要経費
授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第15回 総括 これまでの内容の復習および予備日 授業計画に沿って、予習を2時間、復習を2時間行う。 教科書
講義・演習
第16回 期末試験 期末試験の実施 試験の準備を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
授業の到達目標の達成状況について、中間・期末試験で100%評価します。なお、講義回数の70%以上の出席者に期末試験の受験を認めます。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 スタンダード所得税法第4版 ISBN 9784335359859
著者名 佐藤英明著 出版社 弘文堂 出版年 2024
備考
毎回教科書を使用します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ケースブック租税法第6版 ISBN 9784335305214
著者名 金子宏 [ほか] 編著 出版社 弘文堂 出版年 2023
参考書 書名 租税法判例六法第6版 ISBN 9784641001602
著者名 中里実, 増井良啓, 渕圭吾編 出版社 有斐閣 出版年 2023
参考書 書名 租税法第24版 ISBN 9784335315558
著者名 金子宏著 出版社 弘文堂 出版年 2021
参考書 書名 税務大学校講本 税法入門 ISBN
著者名 出版社 出版年 2025
参考書 書名 税務大学校講本 所得税法 ISBN
著者名 出版社 出版年 2025
備考
税務大学校講本は令和7年3月27日頃、国税庁(税務大学校)HPにおいて新しいバージョンにリニューされる予定と聞いています。
メッセージ
初回から授業に入りますので、教科書を用意し、第1章第1節(Lecture部分)を予習して授業に臨んでください。

キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
税法Ⅰ
履修条件
できる限り先に税法Ⅰを履修してください。
連絡先
mizutani-001@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日15時~17時

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