タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金1~2    
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032130012 観光地理学[Tourism Geographies] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
朝水 宗彦[ASAMIZU Munehiko]
担当教員[ローマ字表記]
朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では観光関連の基礎的な知識を包括的に発展させるために必要である学術技能を身につける。前半部で観光地理学を学ぶために最低限必要な定義や専門用語などを扱う。後半部では現代における観光政策の多様性や観光関連の法整備、観光が経済的・文化的に及ぼす影響の諸事例を中心に、国内外のケーススタディを用いながら授業を行う。
授業の到達目標
観光地理学に関する基本的な概念や歴史的背景、関連産業との結びつき、社会・文化的な影響等について理解する。観光地理学に関する諸現象のうち、特に欧米諸国およびアジア太平洋諸国に関する事例を包括的に分析できるようにする。本講義内での基礎的事項を足がかりに、各自で観光地理学に関する問題設定を行い、初歩的な調査研究が行えるようにする。
授業計画
【全体】
受講者数によるが、講義、中間課題、期末試験を予定している。講義では観光地理学や観光地の概要を学んだ後、各国における事例研究を学ぶ。短い時間に多くの事例を扱うので、毎時の授業を集中して受講するように。なお、新型コロナの状況次第ではオンラインの授業や課題に切り替えることもあり得る。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに ガイダンス テキストの入手(30分)
第2回 観光地理学の基本概念1 地理学に関する定義と概念 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第3回 観光地理学の基本概念2 人の移動に関する諸概念 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第4回 観光地理学の基本概念3 観光の複合化に関する諸概念 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第5回 観光地の概要1 アジアの観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第6回 観光地の概要2 オセアニアの観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第7回 観光地の概要3 ヨーロッパの観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第8回 観光地の概要4 北アメリカの観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第9回 前半の復習 授業理解度の確認と中間課題について レポート執筆(480分)
第10回 日本における観光概要 地方におけるインバウンドを中心に テキストの指示された範囲を講読(60分)
第11回 日本における観光1 MICE テキストの指示された範囲を講読(60分)
第12回 日本における観光2 地方観光地 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第13回 日本における観光3 農村観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第14回 日本における観光4 ドライブと観光 テキストの指示された範囲を講読(60分)
第15回 後半の復習 授業理解度の確認と期末試験のアナウンス 授業で扱った範囲を復習(480分)
第16回 全体のまとめ 記述試験による総合評価 各自で試験勉強(480分)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポート20%、学期末の筆記テスト80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 インバウンド観光と留学生 ISBN 9784875510482
著者名 朝水宗彦 編 出版社 くんぷる 出版年 2020
備考
各週配布のプリントと同様に期末試験で使用。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 現代観光地理学への誘い―観光地を読み解く視座と実践 ISBN 9784779516054
著者名 神田 孝治, 森本 泉, 山本 理佳 編 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2022
参考書 書名 移動時代のツーリズム: 動きゆく観光学 ISBN 9784779517686
著者名 神田 孝治 編 出版社 ナカニシヤ出版 出版年 2023
参考書 書名 旅と理論の社会学講義 ISBN 9784875559009
著者名 多田治 出版社 公人の友社 出版年 2023
参考書 書名 観光地経営でめざす地方創生: インバウンド獲得の司令塔となる世界水準DMOとは ISBN 9784388154593
著者名 原 忠之 出版社 柴田書店 出版年 2024
参考書 書名 移動縁が変える地域社会 関係人口を超えて (文化とまちづくり叢書) ISBN 9784880655543
著者名 敷田 麻実 他 出版社 水曜社 出版年 2023
備考
試験では使わないがレポート作成等で選択的に使用。
メッセージ
プリント等の配布物が多いのでA4サイズのファイルを各自用意するように。
キーワード
観光政策、旅行業務取扱管理者、通訳ガイド
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • つくる責任つかう責任
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
共通教育授業「社会学」(朝水担当)、経済学部授業「観光政策概論」、大学院経済学科授業「国際観光政策」
履修条件
特になし
連絡先
masamizu[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
シラバス入力時は時間割調整中なのでメールで確認。火曜日3・4限目を想定(2025年2月14日現在)

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