タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金5~6   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032130018 プロジェクト演習 Ⅱb[Practice for Tourism Ⅱb] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
諏訪 竜夫[SUWA Tatsuo]
担当教員[ローマ字表記]
諏訪 竜夫 [SUWA Tatsuo], 國﨑 歩 [KUNISAKI Ayumi], 西尾 建 [NISHIO Tatsuru], 朝水 宗彦 [ASAMIZU Munehiko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業は、学外実習を通して観光に関する何らかの課題を見出し、それに関する調査・分析を実施した上で提言を行うことを目指す課題解決型学習(Project/Problem Based Learning(PBL))である。プロジェクト演習Ⅱではプロジェクト演習Ⅰでの研究成果を発展させて、その観光の課題解決に関する研究成果を年度末に開催される「観光政策Informix」(観光政策学科の年次報告会)で報告する。
後期に開講されるこのプロジェクト演習Ⅰbでは、夏季休業中に実施した主に学外での研究を踏まえて、課題解決に関する仮説検証に関するデータ分析等を進めていく。その分析結果から課題に関する何等かの提言を行う。この一連の研究を年度末の「観光政策Informix」で報告を行う。
授業の到達目標
この授業の到達目標は次の通りである。
・課題解決型学習の意義と方法を理解する。
・観光業界関係者と交流することで実習先の観光業の理解を深める。
・課題を見出して、課題解決に向けた仮説を検証する方法を習得する。
・より高度な分析手法を用いて上記の仮説検証を行うことができる。
・学内・学外で山口大学の学生としての品位を保って行動することができる。
・研究結果をプレゼンテーションの機会において、筋道正しく説明することができる。
授業計画
【全体】
 プロジェクト演習Ⅰの開講は不定期であるが、概ね月2回程度の頻度で授業を開催する。後期のプロジェクト演習Ⅱbでは、まず夏季休業中の学外実習の内容と成果を報告する。さらに学外実習を通して見出した課題を明確に提示した上で、課題解決に向けた仮説を提示する。それらの仮説をより高度な分析によって検証を進めて、その検証結果に基づいて課題解決に向けた提言をまとめていく。
 観光政策informixでこの一連の研究成果について学内外の研究者や観光業界関係者に対してプレゼンテーションを行う。さらに1年間の研究成果を期末レポートとしてまとめて提出する。 
 なお授業のスケジュールはプロジェクト演習Ⅰとの兼ね合いで適宜変更になる可能性がある
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 学外実習報告(1)
夏季休業中の学外実習の報告、課題解決に向けた仮説の提示 報告資料の事前準備(2時間程度)
第2回 学外実習報告(2)
夏季休業中の学外実習の報告、課題解決に向けた仮説の提示 報告資料の事前準備(2時間程度)
第3回 中間報告(1) 仮説検証結果の報告 報告資料の事前準備(3時間程度)
第4回 中間報告(2) 仮説検証結果の報告 報告資料の事前準備(3時間程度)
第5回 最終報告(1) 課題解決に向けた提言 報告資料の事前準備(3時間程度)
第6回 最終報告(2) 課題解決に向けた提言 報告資料の事前準備(3時間程度)
第7回 年次報告会 観光政策Informixでの報告 報告資料の事前準備(5時間)
第8回 まとめ 1年間の調査研究のまとめ 講義後の課題作成(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 10% C: 10% D: 40%
成績評価法
グループワーク研究成果 40%、プレゼンテーション 40%、期末レポート 20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ISBN
著者名 出版社 出版年 2024
備考
必要な講義資料は授業で配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 観光白書(令和6年版) ISBN 9784907343286
著者名 国土交通省 観光庁 出版社 昭和情報プロセス 出版年 2024
参考書 書名 旅行年報2024 ISBN 9784866313818
著者名 公益財団法人日本交通公社 編 出版社 日本交通公社 出版年 2024
参考書 書名 「観光まちづくり」のための地域の見方・調べ方・考え方 ISBN 9784254265521
著者名 國學院大學地域マネジメント研究センター編 出版社 朝倉書店 出版年 2023
備考
PBL、Destination Management/Marketing Organization(DMO)、観光地域づくりに関する書籍、論文、Web資料を適宜紹介していきます。
メッセージ
学外での活動を伴う際は実習先に迷惑のかからぬよう事前に提示されるルールを遵守してください
キーワード
課題解決型学習(PBL)、アクティブラーニング、データ分析、プレゼンテーション、データ分析
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • つくる責任つかう責任
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
海外での学外実習を希望する場合は「海外プロジェクト演習」も受講してください。
この授業で充実した調査分析を実施するために「観光産業総論」「観光統計学」「観光地域経済論」「観光マーケティング」「観光政策評価論」を履修していることが望ましいです。
履修条件
この授業の履修には「プロジェクト演習Ⅱa」の単位取得が条件となります。
この授業では学外実習を伴いますので学生教育研究災害傷害保険学外保険の加入が必要です。
学外実習は観光政策学科の了解を得てから開始して下さい。
学外実習では実習先の指示に従って下さい。
連絡先
suwa[at]yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日5・6限目及び授業が開講されない週の金曜日5・6時限

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