タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 月3~4   2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1032130019 山口の歴史と文化[History and Culture of Yamaguchi Prefecture] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
木部 和昭[KIBE Kazuaki]
担当教員[ローマ字表記]
木部 和昭 [KIBE Kazuaki]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
観光行政や観光産業に携わる者は、貴重な観光資源でもある地域の歴史や文化について深い造詣と正確な知識を備えている事が望ましい。しかしながら、往々にして一般的な観光案内などでは、通俗的で誤った内容の歴史が旧態依然としてまかり通っているケースが少なくない。本講義では、まずは我々の暮らす山口県の歴史や文化について、最新の研究成果に基づいた正しい知識の習得を目指す。また、こうした歴史や文化を、観光にどの様に活かせるのか、その可能性についても取り上げてみたい。
授業の到達目標
山口県の歴史や文化に関する理解をもとに、史跡などの歴史的観光資源を評価できる。
山口県の歴史や文化に関する知識をもとに、歴史的観光資源の活用を図ることができる。
歴史的観光資源の保存と活用の重要性を考察できる。
授業計画
【全体】
1,配布プリント・資料をもとにした講義形式で授業を進める。
2,山口県の歴史を全て取り上げることは不可能なので、時代順にトピックを設けて講義を進めていく。
3,大まかな講義内容は以下の予定である。
(1)大内氏の繁栄と山口 (2)萩藩の成立と毛利氏 (3)明治維新と長州 
4,冬期休業中には、県内の史跡を実際に訪問してもらい、小レポートにまとめて提出させる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 導入 歴史的観光資源 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第2回 大内氏の繁栄(1) 大内氏の台頭 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第3回 大内氏の繁栄(2) 守護大名としての大内氏の発展 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第4回 大内氏の繁栄(3) 戦国乱世と大内氏 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第5回 大内氏の繁栄(4) 大内氏の繁栄と山口 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第6回 大内氏の繁栄(5) 大内氏の滅亡 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第7回 萩藩の成立と毛利氏(1) 毛利氏の台頭 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第8回 萩藩の成立と毛利氏(2)
毛利氏の防長支配と萩藩の成立 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第9回 萩藩の成立と毛利氏(3) 防長地域の城下町の成立と発展 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第10回 萩藩の成立と毛利氏(4) 藩政期の産業経済の状況 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第11回 明治維新と長州(1) 村田清風と天保の改革 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第12回 明治維新と長州(2) 松下村塾と志士たち ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第13回 明治維新と長州(3) 攘夷の決行と奇兵隊 ノート整理・復習
宿題:実地見学と冬休みレポート
(学修時間の目安 10時間以上)
第14回 明治維新と長州(4) 攘夷から倒幕へ ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第15回 総括 歴史的観光資源の活用 ノート整理・復習 (学修時間の目安 2時間以上)
第16回 期末試験 論述試験(持ち込み不可) 試験につき特になし
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
期末試験は論述形式(持ち込み不可)。
毎回、質問・感想を記入する受講票を配布する。冬期休業中に小レポートを課す。
期末試験55%、小レポート30%、受講票15% により成績を評価する。3分の1以上(5回)欠席すると不合格となる。やむを得ない理由による欠席は、直接申し出ること。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は特に指定しない。配布プリント・資料により講義を進める。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 図説 山口県の歴史 ISBN 4309611354
著者名 八木充編 出版社 河出書房新社 出版年 1998
参考書 書名 山口県の歴史 ISBN 4634323508
著者名 小川国治編 出版社 山川出版社 出版年 1998
備考
その他の参考文献は、授業中適宜紹介する。
メッセージ
講義に関する連絡は修学支援システムのメッセージ機能を通じて行うので、確認を怠らないこと。
キーワード
日本史、山口県
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
経済学部C207研究室
内線5566、E-mail;kibe@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日12:00~12:40
(メールによる問い合わせは随時)

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