タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 火7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1033160007 演習Ⅰ[Seminar Ⅰ] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鍋山 祥子[NABEYAMA Shoko]
担当教員[ローマ字表記]
鍋山 祥子 [NABEYAMA Shoko]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 私たちが日頃考えていることや興味を持っていること、逆に納得がいかないことは、実は立派な「学問」につながっていたりする。このゼミでは、自分と学問とのつながりについて、仲間とともにじっくりと考え、議論しながら、答えを探していく。つまり、日頃生活をする中で、疑問に思うことや大好きなこと、どうしようもなくこだわってしまうことがとても大切で、その「内発的な問題意識」に向き合う姿勢が重要である。
 演習Iの進め方は、4年次までの長期計画のもとに組み立てられている。まず2年次(演習I)には、できるだけ多くの社会問題の存在にふれ、何故それが社会問題として取り上げられているのか、という背景についての理解を深める(社会学的思考の習得)。3年次(演習II)では、各自が自分の問題意識を明確化することを目標にして、文献や資料研究をおこない、ゼミでの報告や議論をおこなう。そして、3年の後半から4年次には社会調査を実施し、その結果をもとにした「自分なりの卒論」をまとめ上げる。
 本ゼミに求められる姿勢は、ゼミ内で「自分をさらけ出す勇気」と「自分がゼミを創っていくという当事者意識」である。最後に、参考までに私の研究領域をキーワードで述べると、高齢社会・社会政策・ケア論・地域福祉・労働と家族的責任との両立(ワークライフバランス)・ジェンダー・福祉国家論・NPO・アイデンティティなどである。
授業の到達目標
演習Iの到達目標は、できるだけ多くの社会問題の存在にふれ、何故それが社会問題として取り上げられているのか、という背景についての理解を深める(社会学的思考の習得)ことである。
授業計画
【全体】
「授業の一般目標」の1・2を達成するため、前期・後期を通じて、さまざまな現代社会の問題をテーマにした文献を読み合わせる。方法としては、毎回、決められた文献についてのグループによるレジュメ作成と報告をしてもらい、その後、報告内容についてゼミ全員での議論をおこなう。また、期末には、「授業の一般目標」の3についてのレポート提出を予定している。 また、ゼミで地域活動などをおこなう機会があれば、積極的に関与し、自分たちで企画・運営をおこなう。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 自己紹介とゼミ説明 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第2回 グループワーク(自分の哲学) 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第3回 グループワーク(自分の哲学) 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第4回 文献選定 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第5回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第6回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第7回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第8回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第9回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第10回 フィールドワークを学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第11回 フィールドワークを学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第12回 フィールドワークを学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第13回 社会調査を学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第14回 社会調査を学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第15回 社会調査を学ぶ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第16回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ
第17回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第18回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第19回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第20回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第21回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第22回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第23回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第24回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第25回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第26回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第27回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第28回 文献報告に基づくディスカッション 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第29回 今年度のまとめ 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第30回 総括と来年度の課題 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
第31回 総括と来年度の課題 項目に同じ 授業計画に沿って、予習1時間と復習1時間をおこなう
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 40% C: 10% D: 30%
成績評価法
授業への関与度合いと授業目標の達成度で評価します。
授業の関与度合い:50%、授業目標の達成度:50%
教科書にかかわる情報
備考
授業のはじめに数冊の文献を提示し、ゼミ員の希望を優先し決定する。
参考書にかかわる情報
備考
適宜、紹介する。
メッセージ
私からは研究テーマを与えないので、自分で追求したいテーマを探すという困難に挑む積極的態度が不可欠です。活発で率直な意見交換ができるような、楽しい雰囲気のゼミでありたいと思っています。
キーワード
地域・ジェンダー・福祉・ケア・高齢者・社会政策・労働政策・ワークライフバランス
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
地域福祉社会学・ジェンダー論
履修条件
連絡先
Eメール:nabeyama@山口大学
オフィスアワー
水曜日:11:00~13:30

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