開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
火7~8
5.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1033160024
演習Ⅰ[Seminar Ⅰ]
日本語
4
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
小林 友則[KOBAYASHI Tomonori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
小林 友則 [KOBAYASHI Tomonori]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、民法の基礎知識を自分のものにしていきます。その上で、法制度の単純適用では問題解決が困難な領域にも踏み込んでいきます。
授業は、課題事案に関する基本事項をまとめ、発表してもらう形で進めます。また、対決方式のグループディスカッションを行うことも予定しています。
授業の到達目標
・民法の定める法制度を正しく把握するとともに、当該制度の意義を理解することができる。
・法的思考の基本を身につけ、個別具体的な事案を法的に考えることができる。
授業計画
【全体】
授業は、民法総則分野および物権分野に関する民法上の法制度について、報告グループによる基本事項の報告を聞いたうえで質疑応答を行うとともに、当該法制度に関する判例を1つ取り上げ、報告グループによる報告と質疑応答を行います。扱うテーマは、錯誤制度、代理制度、虚偽表示制度、時効制度、不動産物権変動を予定しています。
また、民法総則・物権法分野の判例の事案を素材として対決方式のグループディスカッションも行います。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
演習の進め方の説明と担当の決定
同グループのゼミ生と打ち合わせを行う
第2回
基本学習
判例の学習の仕方
講義内容をもとに復習を行う(目安時間:4時間)
第3回
基本報告1-①
錯誤による意思表示の取消の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第4回
基本報告1-②
錯誤による意思表示の取消の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第5回
判例報告1-①
錯誤による意思表示の取消に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第6回
判例報告1-②
錯誤による意思表示の取消に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第7回
基本報告2-①
代理人の意思表示の帰属の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第8回
基本報告2-②
代理人の意思表示の帰属の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第9回
判例報告2-①
代理人の意思表示の帰属に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第10回
判例報告2-②
代理人の意思表示の帰属に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第11回
基本報告3-①
無権代理行為の帰趨の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第12回
基本報告3-②
無権代理行為の帰趨の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第13回
判例報告3-①
無権代理行為の帰趨に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第14回
判例報告3-②
無権代理行為の帰趨に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第15回
ディベート
判例の事案を用いた疑似裁判
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第16回
基本報告4-①
虚偽表示の第三者の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第17回
基本報告4-②
虚偽表示の第三者の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第18回
判例報告4-①
虚偽表示の第三者に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第19回
判例報告4-②
虚偽表示の第三者に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第20回
基本報告5-①
時効の援用の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第21回
基本報告5-②
時効の援用の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第22回
判例報告5-①
時効の援用に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第23回
判例報告5-②
時効の援用に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第24回
基本報告6-①
不動産物権変動と対抗問題の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第25回
基本報告6-②
不動産物権変動と対抗問題の基本制度を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第26回
判例報告6-①
不動産物権変動と対抗問題に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第27回
判例報告6-②
不動産物権変動と対抗問題に関する判例を学ぶ
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第28回
ディベート
判例の事案を用いた疑似裁判
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第29回
予備日
予備
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
第30回
予備日
予備
教科書・参考書の指示範囲を中心として予習・復習を行う(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 5% C: --% D: 30%
成績評価法
平常点(授業態度・授業への参加度、発表等)で評価を行います(100%)。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
民法の基礎1 総則 第5版
ISBN
9784641138322
著者名
佐久間毅著
出版社
有斐閣
出版年
2020
教科書
書名
民法判例百選1 総則・物権〔第9版〕
ISBN
9784641115620
著者名
潮見佳男, 道垣内弘人編
出版社
有斐閣
出版年
2023
教科書
書名
民法2 物権 第4版 (有斐閣アルマ)
ISBN
9784641222007
著者名
千葉恵美子ら
出版社
有斐閣
出版年
2022
備考
「民法の基礎1 総則 第5版」は主に前期に、「民法2 物権 第4版 (有斐閣アルマ)」は主に後期に、「民法判例百選1 総則・物権〔第9版〕」は通年用います。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
ゼミの正規登録者でない学生でも、自由演習としての履修、あるいはオブザーバー参加(履修登録を行わない自由参加。ただし、ゼミの進行においては正規ゼミ生と同じ扱いをします)を認めます。
キーワード
2017年の民法(債権法)改正に対応した六法を用意してください。
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
法学Ⅱ、民法Ⅰ、民法Ⅱ、民法Ⅲ、民法Ⅳ
履修条件
連絡先
経済学部A棟315号室
t-koba@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日14:30~16:00。ただし、必ず事前に連絡をすること。なお、この時間以外でも事前に連絡をもらえれば対応します。
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