タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 火7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1033160047 演習Ⅰ[Seminar Ⅰ] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
柳田 卓爾[YANAGIDA Takuji]
担当教員[ローマ字表記]
柳田 卓爾 [YANAGIDA Takuji]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
商品研究の基礎。①相手の話を、正しく理解できる力、②自分の言いたいことを、簡潔に説明(発言)できる力、③テーマを見つけ、自分のメッセージを持ち、根拠となる資料を収集し、論理的な文章を書くことのできる力を備えた人材を育成したいと考えている。商品研究を通じて、これらの力を身につけることのできるゼミにしたい。

・前期:テキストを利用して、経営学科・商品研究のゼミとして最低限、理解しておいて欲しい事例と理論を勉強する。グループ報告中心。
・後期:みんなの身近にある商品の生い立ちや歴史等について学ぶ。各人が商品(サービス等含む)をひとつ選んで、調査・研究を行う。テキストを用いて、調査・研究の方法、論文の書き方についても学ぶ。プレゼン等も行う。個人による調査研究が中心。

授業の到達目標
授業計画
【全体】
(1)レジュメ作成 文章を通じて、著者の書いた文章を正しく理解すること、自分の考えや言いたいことを相手に伝えることを学ぶ。
(2)報告(プレゼンテーション)および議論 口頭での対話を通じて、相手の考えや言いたいことを正しく理解しようとするというスタンスを学ぶ。また、自分の考えや言いたいことを相手に伝えることを学ぶ。対話を通じた相互理解を目指す。
(3)ディベート 論点を見つけ、相手の意見を正しく理解し、自分の意見を正確に伝えることを学ぶ。相互理解を目指す。
(4)研究ノート提出 ゼミで学んだことを、自分の言葉で整理し、まとめることを学ぶ。それに対して、柳田がコメントを付す。

前期報告は、ノートパソコン持参の上、行ってもらう。
後期は、ノートパソコン持参の上、実習形式で商品の調査・研究を行う。調査・研究に必要なワード、エクセル等の使い方も指導する。

ただし、状況により授業や試験等の実施形態を変更する場合があります。



項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 全体の進め方等の説明 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第2回 マーケティングを学ぶ CASIO「G-SHOCK」のブランド・マーケティング 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第3回 競争戦略 ライフネット生命のニッチャー戦略 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第4回 セグメンテーションとターゲティング パナソニック「ポケットドルツ」:新たなセグメントの創造 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第5回 ポジショニング ドトールとスターバックスのマーケティング戦略 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第6回 新製品開発 緑茶戦争を勝ち抜く「お~いお茶」の製品戦略 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第7回 価格戦略 久原本家の高品質にこだわる価格設定 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第8回 流通チャネル戦略 ライオン「ラクトフェリン」の新・流通チャネル構築 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第9回 マーケティング・コミュニケーション アサヒビール「スタイルフリー」のコミュニケーション展開 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第10回 ブランド構築 Pasco「超熟」ブランドのロングセラー化 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第11回 サービス・マネジメント 加賀屋の「おもてなし」を支える組織文化とシステム 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第12回 経験価値マーケティング 東京ディズニーリゾートの価値創造 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第13回 ウェブ・マーケティング 東急ハンズのトリプルメディア戦略 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第14回 予備日 予備 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第15回 総括 総括 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第16回 実習 個別調査研究の開始

ひとつの商品・サービスを選び、調査研究を行う。個人研究。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第17回 実習 図書館ガイダンス 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第18回 実習 エクセルによるグラフ作成 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第19回 実習 ワードの使い方
表紙、目次、奥付等の作成
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第20回 実習 パワーポイントによる報告資料の作成 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第21回 実習 中間報告(1) 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第22回 実習 中間報告の反省会
(グループ・ディスカッション)
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第23回 実習 文章の書き方~グラフ・図表の説明 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第24回 実習 文章の書き方~論文構成、引用・参考の仕方など 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第25回 実習 グループワーク(「問い」を立てる/研究の意義について) 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第26回 実習 グループワーク(「理論テーマ」は何か) 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第27回 実習 グループワーク(事例選択の「基準」) 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第28回 実習 中間報告(2) 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第29回 実習 学年末レポートの提出 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第30回 レポート提出 総括 予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
ディスカッション等への参加25%、実習25%、プレゼンテーション25%、学期末レポート25%で評価します。
80%以上の出席が必要です(欠格条件)。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ケースに学ぶマーケティング(有斐閣ブックス) ISBN 9784641184268
著者名 青木幸弘編 出版社 有斐閣 出版年 2015
教科書 書名 最新版 大学生のためのレポート・論文術(講談社現代新書) ISBN 9784065135020
著者名 小笠原喜康 出版社 講談社 出版年 2018
備考
該当なし。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 20世紀をつくった日用品 ゼム・クリップからプレハブまで ISBN 4794963726
著者名 柏木博 出版社 晶文社 出版年 1998
備考
該当なし。
メッセージ
積極的にゼミ活動(勉強中心として、課外活動も)を盛り上げて下さい。
3年間を、充実した時間にしましょう。よろしくお願いします。
ノートパソコン持参が必須となる場合があります。
キーワード
該当なし。
持続可能な開発目標(SDGs)

  • つくる責任つかう責任
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
流通論、マーケティング論、マーケティング戦略論、商品学、商品開発論、経営学総論、経営戦略論、その他経営学関連科目。
履修条件
連絡先
既に、各人に連絡しています。
オフィスアワー
必要に応じて、アポを取って来室。

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