開講年度
開講学部等
2025
経済学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
金7~8
9.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1033161002
演習Ⅱ[Seminar Ⅱ]
日本語
4
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
木部 和昭[KIBE Kazuaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
木部 和昭 [KIBE Kazuaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
演習Iに引き続き、近代日本経済史を学ぶ。具体的には「企業・人物から見た日本経済史」、「地域経済の歴史」を中心に取り扱う。また、近代史料の講読および分析も本格的に行う。こうした取り組みの中から、次年度の卒業論文作成に向けて、自分なりの課題を見出すとともに、その下準備を進める。
授業の到達目標
(1)明治以降、終戦までの日本経済史についてのより専門的な知識や経済史研究の手法を習得する事を目指す。
(2)身近な地域や興味ある企業・産業・人物などを取り上げ、その歴史を自分たちの手で解明し分析する能力を身につける。
(3)史資料を用いた歴史の実証が行えるようにする。
(4)卒業論文に向けた自分なりの課題を見出す。
授業計画
【全体】
(1)前期:昨年度の夏休みレポート「企業・人物から見た日本経済史」の報告を中心に進める。
(2)前期:大正期の『工場通覧』をもとに、パソコンを使ってデータベースを作成し、その分析を行う。また、 新聞や行政文書などの史料講読を行う。
(3)今年も夏休みには課題を出す。テーマは「地域経済の歴史」で、各自の身近な地域を取り上げ、その経済・産業などの歴史を掘り起こしてもらう。
(4)後期:「地域経済の歴史」に関する各自のレポート報告を中心に進める。
(5)以上の取り組みを通じて、4年生に向けて自分の取り組むべき課題(卒業論文のテーマ)を各自が設定する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
導入
演習Ⅱの計画、進め方など
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第2回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
(予定:三菱と岩崎弥太郎)
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第3回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第4回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第5回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第6回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第7回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第8回
レポート個別報告
企業・人物から見た日本経済史
復習
(学修時間の目安 2時間以上)
第9回
大正期の統計資料の分析
『工場通覧』講読
エクセルによる出身県のデータ集計
宿題(業種別工場数の集計と特徴の書き出し)
(学習時間の目安 2時間以上)
第10回
大正期の統計資料の分析
出身県の工場数の特徴についての報告
『工場通覧』データベース作成
宿題(データベース入力)
(学習時間の目安 2時間以上)
第11回
大正期の統計資料の分析
『工場通覧』データベース作成
宿題(データベース入力)
(学習時間の目安 2時間以上)
第12回
大正期の統計資料の分析
『工場通覧』データベースをもとにした地域の工業の特徴の分析
宿題(出身県の工場データの分析)
(学習時間の目安 2時間以上)
第13回
大正期の統計資料の分析
大正期における地域別の工業化の特徴
宿題(各自の出身県の工業化の特徴を小レポートにまとめる)
(学習時間の目安 2時間以上)
第14回
大正期の統計資料の分析
大正期における地域別の工業化の特徴(報告)
レポートの修正と再提出
(学習時間の目安 2時間以上)
第15回
夏休みレポート
地域経済の歴史
宿題:レポート作成
(のべ10時間程度)
第16回
後期のガイダンス
レポート確認、報告順番の決定など
報告準備
(学修時間の目安 2時間以上)
第17回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第18回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第19回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第20回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第21回
レポート個別報告
地域経済の歴史
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第22回
史料講読
地域経済史関係史料を読む
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第23回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第24回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第25回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第26回
レポート個別報告
地域経済の歴史
報告準備
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第27回
レポート個別報告
地域経済の歴史
関連資料の検索、参照
(学修時間の目安 2時間以上)
第28回
史料講読
地域経済史関係史料を読む
復習(学修時間の目安 2時間以上)
第29回
卒業論文準備
資料、文献の探し方
復習(学修時間の目安 2時間以上)
第30回
卒業論文準備
テーマ設定、準備の進め方
宿題(春休みレポート:卒業論文構想、資料収集)
(のべ10時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 20% D: 60%
成績評価法
順番に担当してもらう報告、夏休みレポートの内容によって評価する。
報告者以外は、報告内容をまとめたノートを提出させるが、これも評価の対象となる。
報告45%、授業内小レポート(ノート)15%、夏休みレポート30%、授業態度10%
欠席が多い者(3分の1以上)は不合格となる。
教科書にかかわる情報
備考
演習Iで使用したテキストは今後も使用するが、今年度新たに指定する教科書はない。それ以外の資料等は適宜プリントで配布する。
参考書にかかわる情報
備考
テキスト以外の参考文献は適宜紹介する。授業で使用する場合は、コピーを配布する。
メッセージ
・3年の終わりには、就職活動等が忙しくなる。その前に、卒業論文に向けて、自分なりの興味関心を養って欲しい。
・きちんと出席しないと単位が出ないで注意。
・他の人の報告にも積極的に質問し、活発な議論を期待する。
キーワード
日本経済史、日本史、近代史
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
日本経済史総論、日本経済史各論、西洋経済史総論、西洋経済史各論、政治経済学など
履修条件
連絡先
経済学部C207研究室
内線5566
E-mail;kibe@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
金曜日12:00~12:40
(メールによる問い合わせは随時)
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