タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 火7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1033161004 演習Ⅱ[Seminar Ⅱ] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
角田 由佳[TSUNODA Yuka]
担当教員[ローマ字表記]
角田 由佳 [TSUNODA Yuka]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 人口の少子高齢化が急速に進行している日本において、社会保障政策をどのように運営していけばよいのか、また私たちはどう支えることができるのか、皆で考え、議論し、分析する。基本的にはゼミのメンバーとともに、白書等各種資料や文献の輪読(章ごとに担当者を決めて発表すること)を行う。発表者がレジュメを準備し、全員の前で発表し、各章の内容についてディスカッションを行いながら理解を深める。
 また、日本と韓国の大学生で開催する国際シンポジウム参加に向けて、経済・経営の専門用語を英語で学びながら課題準備に取り組むとともに、シンポジウムではグループ活動、プレゼンテーション、文化交流などを行う。
授業の到達目標
少子高齢社会である日本において、現在議論されている経済・社会問題を知り、原因と課題を経済学の視点から自ら考えることができる。
日本の経済・社会問題に関する自分の考えを、根拠に基づきながら他者に理解できるように発言できる。
国際シンポジウムに積極的に参加し、他大学の学生や他国の学生とコミュニケーションを図ることができる。
授業計画
【全体】
・ゼミのメンバーの意見を聞きながらテキスト等を選択、輪読を進める。
・8月中旬開催予定の国際シンポジウム参加に向けて、前期は、皆でシンポジウムテーマに関連する論文を調べ、経済・経営の専門用語を英語で学ぶ。

なお、対面での授業を予定しているが、状況により授業の実施形態を変更する場合がある。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 演習Ⅱを進めるにあたって 1年間の進め方、概要説明
・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第2回 性別と治療成果との関連性 自然実験について:報告・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第3回 認可保育所と就業との関連性 差の差分析について:報告・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第4回 テレビの視聴と子供の学力との関連性 操作変数法について:報告・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第5回 勉強と学力との関連性 回帰不連続デザインについて:報告・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第6回 偏差値の高い大学卒業と収入との関連性 マッチング法について:報告・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第7回 回帰分析について 回帰分析法の使い方について:報告・ディスカッション これまでの輪読内容を各自復習すること(4時間以上)。
第8回 国際シンポジウムに向けてⅠ 先行研究の調査の仕方について 各自、先行研究を調査すること(3時間以上)。
第9回 国際シンポジウムに向けてⅡ 先行研究の調査 途中経過について 各自、先行研究を調査すること(3時間以上)。
第10回 日本の医療福祉、経済社会問題について(1) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第11回 日本の医療福祉、経済社会問題について(2) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第12回 日本の医療福祉、経済社会問題について(3) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第13回 日本の医療福祉、経済社会問題について(4) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第14回 国際シンポジウムに向けてⅢ 先行研究 成果発表 質疑に対応できるよう、専門用語等を十分に調べておくこと(3時間以上)。
第15回 国際シンポジウムに向けてⅣ 先行研究 成果発表 質疑に対応できるよう、専門用語等を十分に調べておくこと(3時間以上)。
第16回 国際シンポジウム参加の振り返り 国際シンポジウムの振り返り
各自の今後の課題、目標
・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第17回 日本の医療福祉、経済社会問題について(5) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、資料の作成、発表の準備をすること(8時間以上)。
・報告者以外は、次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第18回 日本の医療福祉、経済社会問題について(6) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第19回 日本の医療福祉、経済社会問題について(7) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第20回 日本の医療福祉、経済社会問題について(8) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第21回 日本の医療福祉、経済社会問題について(9) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第22回 日本の医療福祉、経済社会問題について(10) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第23回 日本の医療福祉、経済社会問題について(11) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第24回 日本の医療福祉、経済社会問題について(12) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・次回の報告者は、前回の復習を行った上で、資料の作成、発表の準備をすること(10時間以上)。
・報告者以外は、前回の復習および次回の内容を予習し、分からない用語を調べておくこと(4時間以上)。
第25回 日本の医療福祉、経済社会問題について(13) ゼミ生と決めた白書・資料等の報告とグループ・ディスカッション ・前回までの輪読資料を各自復習すること(2時間程度)
・卒業論文の執筆に向けて、関心のあるテーマに関する先行研究等を調査すること(4時間以上)。
第26回 卒業論文に向けてⅠ テーマの選定 先行研究の調査 卒業論文の執筆に向けて、関心のあるテーマに関する先行研究等を調査すること(6時間以上)。
第27回 卒業論文に向けてⅡ テーマの選定 先行研究の調査 卒業論文の執筆に向けて、関心のあるテーマに関する先行研究等を調査すること(6時間以上)。
第28回 卒業論文に向けてⅢ テーマの選定 発表資料準備 卒業論文のテーマ発表準備(6時間以上)
第29回 卒業論文に向けてⅣ 卒論テーマ発表、質疑応答、ディスカッション 発表時に受けたコメントへの対応(6時間以上)
第30回 1年間の全体総括 前回の発表内容次第で、卒論テーマ再発表も行う この1年について、自身の総括を行うこと(4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 20% C: 10% D: 60%
成績評価法
発表(準備も含む)、毎回の演習やディスカッションへの参加、国際シンポジウムの参加姿勢などから評価する。
評価ウエイトは、発表内容(発表資料も含む):70%、ディスカッションへの参加:20%、シンポジウムの参加姿勢:10% を予定している。
ただし状況によって、評価方法を変更する可能性がある。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 「原因と結果」の経済学 : データから真実を見抜く思考法 ISBN 9784478039472
著者名 中室牧子, 津川友介著 出版社 ダイヤモンド社 出版年 2017
備考
そのほかの資料、文献等は適宜、講義中に指示する予定である。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 演習中に指示する ISBN
著者名 出版社 出版年
備考
参考図書や資料等は、講義中に適宜、提示あるいは配布する。
メッセージ
普段の演習での学びのほか、今年は可能な限り皆で国際シンポジウムに参加し、日本と韓国の他大学の学生と交流しましょう。
キーワード
社会保障、医療、介護、雇用、因果関係、相関
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 働きがいも経済成長も
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
医療福祉経済論、医療福祉事情と経済
履修条件
連絡先
研究室はA棟411号室(内線5551)
オフィスアワー
火曜日(12:10~13:00)、水曜日(12:10~13:00)
*可能な限り事前にメール等で連絡してください。

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