タイトル

開講年度 開講学部等
2025 経済学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年 木7~8   10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1033161023 演習Ⅱ[Seminar Ⅱ] 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
前原 ひとみ[MAEHARA Hitomi]
担当教員[ローマ字表記]
前原 ひとみ [MAEHARA Hitomi]
特定科目区分   対象学生   対象年次  
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
演習Ⅱでは、演習Ⅰで身につけた現代資本主義分析の基礎的な知識をさらに探求することを目的とする。現代社会における諸問題(経済格差や貧困、人口問題、環境問題、グローバリゼーション)などに対して理論的な観点から学ぶことでその背景や現象を深く理解し、公正な社会観や分析力を身につけてもらいたい。現代資本主義を研究対象とするが、日本経済だけでなく他国の経済についても関連させて学ぶことで、幅広い視野を持った人材を育成する。
演習の前半の回では、文献調査や統計分析を行い、各自あるいは各グループで課題に取り組んでもらう。適宜ディスカッションを交えながら、課題内容に対する理解を深める。
演習の後半の回では、各グループで課題を設定してグループワークを行い、プレゼンテーションにて発表してもらう予定である。報告内容については、全員でフィードバックを行う。
授業の到達目標
・現代社会における諸問題について、自ら課題を設定し、文献調査や統計分析を行う。
・理論的な観点から幅広い視野をもって、公正な社会観や分析力を身につける。
・グループで協力して課題に取り組むことができる。
授業計画
【全体】
授業は、以下のような計画をしています。

【前期】
第1講    :ガイダンス、方針決め
第2講~第4講 :課題に取り組み、報告
第8講~第13講:グループワーク
第14講    :プレゼンテーション
第15講    :前期総括

【後期】
第16講    :ガイダンス、方針決め
第17講~第28講:グループワーク(中間報告)
第29講    :プレゼンテーション
第30講    :後期総括
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ・前期オリエンテーション(本講義のテーマ及び概要、到達目標、授業方針、成績評価基準の確認)/経済理論を学ぶ意義 ガイダンスとともに、ゼミの進め方を話し合う。今後の報告内容について相談して決定する。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第2回 文献調査① 各自決めた文献を読み、報告の準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第3回 文献調査② 各自決めた文献を読み、報告の準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第4回 文献調査③ 各自決めた文献を読み、報告の準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第5回 課題報告 課題を各自報告してもらい、グループディスカッションを行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第6回 グループワーク・ディスカッション① 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第7回 グループワーク・ディスカッション② 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第8回 グループワーク・ディスカッション③ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第9回 グループワーク・ディスカッション④ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第10回 グループワーク・ディスカッション⑤ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第11回 グループワーク・ディスカッション⑥ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第12回 グループワーク・ディスカッション⑦ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第13回 グループワーク・ディスカッション⑧ 文献を通じて学んだ内容をもとに、各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第14回 プレゼンテーション 準備したプレゼンテーションをグループで報告し、意見交換を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第15回 前期総括 前期の内容を総括する。 これまでの報告内容を復習し、理解が十分でない部分を再度学びなおすこと(学修時間の目安:2時間程度)
第16回 ・後期オリエンテーション(本講義のテーマ及び概要、到達目標、授業方針、成績評価基準の確認)/前期の復習 後期ゼミの授業計画などのガイダンスをする。また、後期のプレゼンテーション内容を各グループで相談して決定し、報告の割り振りを行う。 前期の講義内容について整理・復習し、準備学習2時間と復習2時間を行うこと。
第17回 グループワーク・ディスカッション① 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第18回 グループワーク・ディスカッション② 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第19回 グループワーク・ディスカッション③ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第20回 グループワーク・ディスカッション④ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第21回 グループワーク・ディスカッション⑤ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第22回 グループワーク・ディスカッション⑥ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第23回 グループワーク・ディスカッション⑦ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第24回 中間報告 準備したプレゼンテーションを各グループごとに中間報告を行い、他のグループとディスカッションを行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第25回 グループワーク・ディスカッション⑧ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第26回 グループワーク・ディスカッション⑨ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第27回 グループワーク・ディスカッション⑩ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第28回 グループワーク・ディスカッション⑪ 各グループで課題を設定して、プレゼンテーションの準備を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第29回 プレゼンテーション 準備したプレゼンテーションをグループで報告し、意見交換を行う。 講義資料を参照し、準備学習(報告準備)2時間と復習2時間を行うこと。
第30回 後期総括 後期の内容を総括する。 これまでの報告内容を復習し、理解が十分でない部分を再度学びなおすこと(学修時間の目安:2時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 30% C: 10% D: 30%
成績評価法
・成績は、積極的な授業参加姿勢(30%)、報告内容・ディスカッション・プレゼンテーションなど(70%)から総合的に評価する。
ただし、状況によって、成績評価方法を変更する場合がある。学期末試験は行いません。
・演習は原則全て出席することが条件ですが、病気等やむを得ない事情がある場合は必ず事前に連絡すること。
・無断欠席は、他のゼミ生に迷惑が及ぶことがありますので、無断で欠席した場合、単位の付与は難しくなります。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 グローバル資本主義と日本経済 ISBN 9784921190583
著者名 鶴田満彦 出版社 桜井書店 出版年 2009
参考書 書名 新自由主義―その歴史的展開と現在 ISBN 9784861821066
著者名 デヴィッド ハーヴェイ【著】渡辺 治【監訳】森田 成也/木下 ちがや/大屋 定晴/中村 好孝【訳】 出版社 作品社 出版年 2007
備考
輪読を行う場合、テキストは授業内で受講生と相談して確定します。
メッセージ
・講義への積極的な参加及び講義進行に対する協力的な姿勢を望みます。主体性を持って楽しく勉強しましょう。
・授業計画は、ゼミ生の興味関心を優先して決定いたします。そのため、計画順序の入れ替え、内容を変更することがあります。
・テキスト輪読を行う場合、テキストの内容や進捗によって回数が変化するため、グループワークの回数にも変更が生じることがあります。
・現代資本主義における問題析出し、ゼミ内ディスカッションを通じて解決方法をみんなで考えていきましょう。
キーワード
資本主義、現代資本主義、日本経済、グローバリゼーション、新自由主義、格差、貧困、ワーキングプア、労働、人口、少子化
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
政治経済学Ⅰ、政治経済学Ⅱ、経済学の歴史
履修条件
連絡先
h_maehara@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
演習終了後に質問・相談を受け付けます。
それ以外は、上記メールアドレスから事前に連絡してください。その際、日時を相談の上決めます。

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