開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
実験・実習
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1041000010
地学基礎実験[Basic Earth Sciences Laboratory]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
齊藤 諒介[SAITOH Ryosuke]
ー
担当教員[ローマ字表記]
齊藤 諒介 [SAITOH Ryosuke], 永嶌 真理子 [NAGASHIMA Mariko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地球圏システム科学科以外の学生を対象として、身近な題材をもとに観察・実習することにより地学に関する基礎的な知識経験を養う(物理・情報科学科:DP1-1、DP2-1、DP2-2、DP2-4、DP2-5、DP3。化学科:DP1-1、DP2-6。生物学科:DP1-1、DP2-2)。
集中講義として実施する予定である。
詳細な実施要領については掲示を確認すること。
授業の到達目標
1.鉱物・岩石標本の鑑定について基礎的知識を得る。
2.岩石に関する基礎知識、識別や同定に関する基礎知識を得る。
3.地層の観察方法や地質構造の理解を深める。
4.化石の種類と特徴について基礎的知識を得る。
授業計画
【全体】
複数の教員が分担して授業をおこなう。
各教員の主なテーマは以下のとおりである。
1)鉱物・岩石標本の肉眼観察
2)鉱物・岩石標本の偏光顕微鏡観察
3)地層の観察(秋吉台巡検)
4)化石の観察および同定
なお、3)地層の観察(秋吉台巡検)の巡検日は天候等の影響で変更する場合があるので、修学支援システム等による連絡に注意する事。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
前半ガイダンス・岩石と鉱物の種類と分類
授業の進め方の説明をおこなう。様々な地質標本について学ぶ。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第2回
岩石と鉱物の種類と分類
標本を使って肉眼観察し,特徴を理解する。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第3回
岩石・鉱物の肉眼鑑定
代表的な岩石や鉱物を肉眼で観察して,特徴に基づいて鑑定する。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第4回
火成岩のできた方と組織
岩石の組織と形成過程の関係を理解する。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第5回
偏光顕微鏡と結晶光学の基礎知識
結晶の光学的特徴
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第6回
主要造岩鉱物の顕微鏡観察1
鉱物を光学的性質に基づいて偏光顕微鏡下で鑑定できるようになる。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第7回
主要造岩鉱物の顕微鏡観察2
鉱物を光学的性質に基づいて偏光顕微鏡下で鑑定できるようになる。
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第8回
事前学習
地層観察(巡検)の目的と実施計画(1)
予習・復習
担当教員の指示に従うこと
第9回
事前学習
地層観察(巡検)の目的と実施計画(2)
堆積岩を用いた肉眼観察による特徴の把握
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第10回
事前学習
地層観察(巡検)の目的と実施計画(3)
堆積岩の組織と形成過程の関係の理解
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第11回
野外観察
秋吉台巡検
(開催日等については修学支援システムから通知します。現地集合・現地解散)
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第12回
野外観察
秋吉台巡検
(第11回の秋吉台巡検と同日実施)
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第13回
野外観察
秋吉台巡検
(第11回の秋吉台巡検と同日実施)
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第14回
野外観察
秋吉台巡検
(第11回の秋吉台巡検と同日実施)
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第15回
野外観察
秋吉台巡検
(第11回の秋吉台巡検と同日実施)
レポート作成(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 80% D: --%
成績評価法
本講義の成績評価は次のとおり。欠席の場合、欠格となる。
前半(永嶌担当分)レポート100%
後半(齊藤担当分)レポート100%
前半と後半の成績の平均が本講義の最終成績となる。
教科書にかかわる情報
備考
必要な資料は授業で配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
地学概論,地球科学I,II,地球科学入門I,II
履修条件
連絡先
永嶌真理子 nagashim@yamaguchi-u.ac.jp
齊藤諒介 saitor@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
永嶌:在室時は受け付けるが,事前にアポイントメントを取ってから来室するのが望ましい。
齊藤:アポをとってから来ることが望ましい。在室時は適宜対応します。
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