タイトル

開講年度 開講学部等
2025 理学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木1~2 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1041000011 化学概論[Introduction to Chemistry] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
山﨑 鈴子[YAMAZAKI Suzuko]
担当教員[ローマ字表記]
山﨑 鈴子 [YAMAZAKI Suzuko]
特定科目区分   対象学生 数理R3年度以降入学者、物情2年生以上、地球圏2年生以上 対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
自然科学としての化学の入門的知識、理系としての基礎知識を身に付ける。広い視野で自然科学の事象を眺める態度を身に付ける。
授業の到達目標
電子配置を理解し、元素の性質を系統的に理解できる。自然科学としての化学の入門的知識、理系としての基礎知識を身に付ける。広い視野で自然科学の事象を眺める態度を身に付ける。
授業計画
【全体】
毎回宿題を課し、Moodle上での提出を求める。毎回の授業の初めに、前週の復習を兼ねた小テストを行う。

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
無機物と有機物
授業の目的、進め方、評価基準などについて説明する。化学の歴史等について概説する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第2回 原子と分子 核結合エネルギー、核分裂、核融合 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第3回 水素原子モデル 原子スペクトル、ボーアの原子モデル 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第4回 電子の運動と波動方程式 シュレディンガーの波動方程式、量子数 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第5回 電子配置
構成原理、パウリの排他則、フントの規則 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第6回 周期表 元素の性質と周期律、イオン化エネルギー、電子親和力、電気陰性度 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第7回 ルイス構造式と共鳴構造

VSEPR理論
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第8回 前半のまとめ 第7回目までの授業内容の理解度を評価する。 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第9回 混成軌道と多重結合
軌道の重なりによる共有結合の考え方

予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第10回 分子軌道法

分子軌道の成り立ちや形

予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第11回 固体と結晶の基礎 固体の化学結合に基づく分類、単位格子の分類などの結晶の基礎 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第12回 酸と塩基、化学平衡 酸と塩基の定義、解離定数、中和反応、緩衝液、溶解度積 予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第13回 酸化と還元
有機化合物の化学1
酸化還元反応
有機化合物の命名法、立体配座と配座異性体、
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第14回 有機化合物の化学2 Newman投影式
構造異性体、反応性
予習・復習(学修時間の目安:4時間以上)
第15回 期末試験 持ち込み不可 採点終了後、結果を連絡します。
第16回 全体のまとめ 理解できていない点についての総復習 復習(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
筆記テスト90%、小テスト10%で評価します。
欠格条件:欠席3回
教科書にかかわる情報
教科書 書名 無機化学の基礎 = Basic inorganic chemistry ISBN 9784759818376
著者名 坪村太郎, 川本達也, 佃俊明著 出版社 化学同人 出版年 2017
備考
第13回までの内容は、教科書に沿って進めますので、各自で教科書を準備して下さい。有機化学に関する内容については、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
備考
図書館にある無機化学、有機化学の基礎について書かれた本を参考にしてください。
メッセージ
毎回の予習・復習は必須です。電子配置は高校の学習内容とは異なります。軌道の概念を用いて電子配置を理解することが必須です。教科書は各自で準備して下さい。
キーワード
無機化学 有機化学 
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
無機化学I、有機化学I
履修条件
連絡先
担当教員
山崎(5763) 理学部1号館4階442号室 E-mail: yamazaki@ (@以下には yamaguchi-u.ac.jp を追加してください)
オフィスアワー
質問などがある場合には、授業後の空き時間に直接お聞き下さい。

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