タイトル

開講年度 開講学部等
2025 理学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 火9~10,金5~6 講義 2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1041100001 数理科学入門[Introduction to Mathematical Sciences] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
倉富 要輔[KURATOMI Yohsuke]
担当教員[ローマ字表記]
倉富 要輔 [KURATOMI Yohsuke]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
線形代数は、数理科学だけでなく理系全般で必須の基礎科目である。この講義では、線形代数の基本的事項である座標平面、座標空間のベクトル、行列とその基本演算、線形写像について学ぶ。また、これらに関する様々な問題を公理や定義から論理的に考察する。

授業の到達目標
(1)高校数学の発展的内容を理解することができる。
(2)簡単な数学的事実及び現象を適切に表現し理解することができる。
(3)数学理論における様々な構造を適切に認知できる。
(4)数学の簡単な概念を用いて適切に推論できる。
(5)数学的事実のイメージを適切に持つことができる。
(6)幅広く数理科学の話題に興味を持つことができる。
(7)授業に参加し,演習等の問題を積極的に取り組むことができる。
(8)演習問題や答案等を,丁寧かつ論理的に整理された表現で作成できる。
授業計画
【全体】
この授業ではまず、集合、ベクトル、複素平面といった高校で学んだ内容を復習する。
その後、次の項目について学ぶ。
1.複素ベクトル空間
2.行列、行列の演算、正則行列、行列の分割、複素行列
3.線形写像
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション

準備1


集合
高等学校で学んだ集合、ベクトル、複素数について復習しておいてください。
(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/11の授業は準備のスライドの6ページまで進みました。
第2回 準備2 複素数、複素数平面
授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/15の授業は1-2のスライドの16ページまで進みました。次回16ページの演習問題の答え合わせを行います。
第3回 ベクトル1 ベクトルとその演算 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/18の授業は1-4のスライドの4ページまで進みました。
問題集P17の問題1.2のA1、A2を次回提出の課題とします。それ以外の演習問題も次回答え合わせをするのできちんと解いておいてください。
(4月21日追記)課題は4月22日授業開始時に集めます。
第4回 ベクトル2 複素ベクトル空間 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/21の授業は2-1のスライドの11ページまで進みました。次回提出の課題はありません。

第5回 行列1 行列の定義と代表的な行列 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/25の授業は2-3のスライドの9ページまで進みました。
教科書P30問2.4.2, P40章末問題1,問題集P47問題2.1A1の3つの大問も次回提出の課題とします。それ以外の演習問題も次回答え合わせをするのできちんと解いておいてください。
第6回 行列2 行列の積 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
4/30の授業は2-3のスライドの22ページまで進みました。
次回提出の課題はありませんが、本日の授業で答え合わせをしていない演習問題については次回までに解いておいてください。
第7回 行列3 逆行列 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/2の授業は2-3の最後まで進みました。次回は2-4のスライドからです。
第8回 行列4 正則行列 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/9の授業は2-5の6枚目のスライドまで進みました。
次回5月13日(火)は中間試験です。範囲は2-4のスライドまでです。
第9回 行列5 行列の分割と演算 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/13は中間試験でした。
第10回 行列6 複素行列 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/16の授業は2-6の4枚目のスライドまで進みました。
第11回 線形写像1 写像 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/20の授業は3-1の5枚目のスライドまで進みました。
教科書41ページ章末問題15, 16を次回提出の課題とします。
第12回 線形写像2 線形写像 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/23の授業は3-1の最後のスライドまで進みました。板書問題3-2は提出は求めませんが、次回答え合わせをしますので、必ず解いておいてください。
第13回 線形写像3 線形写像の行列表現 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
5/30の授業は3-4の2ページ目のスライドまで進みました。
6/6(金)に定期試験を行いますので、2-5以降の内容を復習しておいてください。
第14回 線形写像4 線形写像の合成と行列の積の関係 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)6/3の授業は3-4の最後まで進みました。
2-5から3-4までが期末の試験範囲なのできちんと準備しておいてください。

第15回 期末試験 期末試験 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
第16回 総括 総括 授業中に指示した内容の予習復習を行うこと(学修目安:予習2時間、復習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
小テスト・レポート20%、定期試験 80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 線形代数学(新装版) ISBN 9784535786547
著者名 川久保 勝夫 出版社 日本評論社 出版年 2010
教科書 書名 線形代数演習 ISBN 4781910319
著者名 横井英夫, 尼野一夫共著 出版社 サイエンス社 出版年 2003
備考
これらの教科書は大学生協で購入できるように手配しています。価格は安くありませんが、1,2年次の線形代数学の授業でも使用しますので、必ず入手して下さい。
参考書にかかわる情報
備考
使用しない。
メッセージ
キーワード
線形代数学、行列
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
線形代数学基礎Ⅰ、Ⅱ
線形代数学Ⅰ、Ⅱ
履修条件
連絡先
理学部1号館129号室
E-mail: kuratomi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
研究室在室中は質問等に対応します。不在の場合は積極的に学習相談室を利用してください。

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