開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火7~8
演習
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1041100006
数理科学入門セミナー[Logical Thinking and Presentations]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宮澤 康行[MIYAZAWA Yasuyuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
宮澤 康行 [MIYAZAWA Yasuyuki], 幡谷 泰史 [HATAYA Yasushi], 平川 義之輔 [HIRAKAWA Yoshinosuke], 小杉 千春 [KOSUGI Chiharu]
特定科目区分
対象学生
数理科学科所属学生対象
対象年次
1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
大学入学後に学んだ数学の基礎事項に関する基本的なプリント問題を解き,それを少人数のグループに分かれて担当の教員の指導のもとで復習することにより,内容の確実な定着を図るとともに論理的思考能力やコミュニケーション能力の向上を目指すことを主眼とする。具体的には次のような形式で行う。
(1) 受講者全員を少人数のグループに分け,各グループに1人の指導教員を割り当てる。グループ分けと指導教員は最初の授業時に指示する。
(2) 問題演習とその翌週のゼミ演習の2回分をセットにした授業である。問題演習時に配布された問題に解答、翌週のゼミ演習時に各グループに分かれ各自の答案を発表し,担当教員から指導を受ける。なお,問題演習時には解答した答案を提出し,翌週のゼミ演習時に採点済み答案が返却される。
上記の他に以下の内容に取り組む。
(3) 卒業生による講演「数学とキャリア」を聞き,卒業後の進路について研究する。
(4) 様々な問題演習をE-learningによって補う。
(5) 数学の組版システムであるLaTeXを用いて、数学のレポートや論文を記述する技術を学ぶ。
最後の授業時に試験を行い履修内容を確認する。
授業の到達目標
(1) 基本的な概念を理解し,取り扱い,問題を解くことができる。
(2) 基本的な種々の計算方法を確実に身につけ,それらを与えられた問題に応用できる。
(3) 数学的な思考方法を正しく運用することができる。
(4) 論理的な思考を通して,問題を明確に理解し解答できる。
(5) 理解できた部分と理解できない部分が明確に識別できる。
(6) 大学で学ぶ数学に関心を持ち,自ら進んで意欲的に学ぶことができる。
(7) E-Learningによる演習問題に意欲的・自主的に取り組める。
(8)問題解答の時間に気づいた知識のあいまいな箇所や疑問点を明確にした上で,ゼミ演習に出席し議論に参加できる。
(9)プリント問題・ゼミ演習で,論旨を明快に論述できる。
授業計画
【全体】
(1) 初回の授業時に,グループ分けと指導教員を決定し,授業の進め方についてガイダンスをする。
(2) 第2回目以降,「問題演習+ゼミ演習」の授業が実施される。途中,「キャリアと数学」特別講演会と個人面談を1回ずつ挟む予定である。「キャリアと数学」特別講演会の日程は変更の可能性がある。
また,2週に1回程度の割合でTexの習得を目的とする宿題を課す。
(3) 最終回に,理解度考査を行う。(考査内容は宿題ゼミ問題から選出する。)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
Latexによる数学文書作成
シラバスを確認し,授業の進め方を説明する.また,ゼミナール担当教員の紹介,ゼミクラス分けを行う.
EWinTeX3を用いて、数学の組版を学ぶ。
必ず出席してください。
授業時までに、各自のPCにLaTeXシステムをインストールしてきてください。
E-Learningにかかる時間の目安:4時間
第2回
問題演習
ワークNo.1の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第3回
少人数セミナー
ワークNo.1の問題についてゼミナール形式で演習を行う。採点済ワークNo.1答案返却。
宿題(Texの演習)
予復習にかかる時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第4回
問題演習
ワークNo.2の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第5回
少人数セミナー
ワークNo.2の問題についてゼミナール形式で演習を行う。採点済ワークNo.2答案返却。
宿題(Texの演習)
予復習にかかる時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第6回
問題演習
ワークNo.3の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第7回
少人数セミナー
ワークNo.3の問題についてゼミナール形式で演習を行う。採点済ワークNo.3答案返却。
宿題(Texの演習)
予復習時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第8回
個人面談
個別ゼミ担当教員と面談を行い、大学生活全般が順調であるかどうか確認する。
E-Learningにかかる時間の目安:4時間
第9回
数学とキャリア
社会人講師が、数理科学科の学修とキャリアについての講演を行う。講演聴講に関するレポートを作成する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
講演聴講レポート作成時間の目安:2時間
第10回
問題演習
ワークNo.4の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第11回
少人数セミナー
ワークNo.4の問題についてゼミナール形式で演習を行う採点済ワークNo.4答案返却。
宿題(Texの演習)
予復習にかかる時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第12回
問題演習
ワークNo.5の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第13回
少人数セミナー
ワークNo.5の問題についてゼミナール形式で演習を行う採点済ワークNo.5答案返却。
宿題(Texの演習)
予復習にかかる時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第14回
問題演習
ワークNo.6の問題に解答する。
E-Learningにかかる時間の目安:2時間
復習にかかる時間の目安:2時間
第15回
少人数セミナー
ワークNo.6の問題についてゼミナール形式で演習を行う採点済ワークNo.4答案返却。
宿題(Texの演習)
次回は試験を実施する予定です。よく準備をしておいてください。
予復習にかかる時間の目安:2時間
宿題にかかる時間の目安:2時間
第16回
期末試験
これまでの学習内容の理解度確認
試験問題を再考すること及び興味ある関連事項について自主的に調査・探究すること。(学習目安時間:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 40% D: 20%
成績評価法
期末試験,ゼミ演習での発表,プリント演習・レポート・e-learning演習により評価します。
期末試験 40%,ゼミ演習での発表 40%,プリント演習・レポート・e-learning演習 20%
出席は欠格条件として扱う。
教科書にかかわる情報
備考
ワーク問題配布
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて適宜指示する。
メッセージ
最初の授業で指導教員を決めます。したがって,事前の連絡もなく,最初の授業を欠席した場合は,この講義の履修は認められません。正当な理由で欠席する場合は,前もって連絡してください。ゼミ演習の時間までに問題解答の時間に気づいた知識のあいまいな箇所や疑問点を明確にしておいてください。
キーワード
少人数セミナー,大学数学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
一年次開講数理科学科専門科目
履修条件
連絡先
マネージャ(宮澤)理学部134号室 E-mail: miyazawa@yamaguchi-u.ac.jp
各指導教員の連絡先(ガイダンスまたは少人数セミナー時に提示)
オフィスアワー
各教員に確認のこと
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