タイトル

開講年度 開講学部等
2025 理学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木5~6 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1041200014 プログラミング言語Ⅱ[Computer Programing Language Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
川村 正樹[KAWAMURA Masaki]
担当教員[ローマ字表記]
川村 正樹 [KAWAMURA Masaki]
特定科目区分   対象学生 物理・情報科学科所属学生対象 対象年次 2~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
計算機において様々な処理を行うための基本的なプログラミング手法を解説する。
特に、C言語における配列、関数の設計、構造体を使ったデータ構造、ポインタの取り扱い、ファイル入出力、マクロ定義、その他プログラム開発で必要な知識を説明する。
プログラムを読み、データ処理の流れをイメージすることができる。
授業の到達目標
C言語によるプログラミングの基礎知識を体系的に理解する。
データ構造の基本として、変数と配列、ポインタを使い分けることができる。
処理を関数として設計できる知識を備える。
授業計画
【全体】
プログラミング言語Iで学習した内容を必要に応じて復習する。
C言語の基本的な文法・規則を教科書を元に解説する。
文字列・ポインタ・構造体がどのように計算機上で表現されているかを解説する。

原則として、対面授業とする。

※教科書はプログラミング言語Iで使用の「新・明解C言語 入門編 第2版」でよい。ISBN:978-4-8156-0979-5
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 配列 配列の宣言と利用。
配列の初期化。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第2回 オブジェクト形式マクロ
多次元配列
オブジェクト形式マクロの使い方。
多次元配列の宣言と利用。
多次元配列の初期化。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第3回 文字と文字列 入出力と文字(8-5)。文字コード。
文字型(7-2)。文字型の入出力。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第4回 文字列
配列とポインタ
9章文字列とは(9-1)。文字列の読み込みと表示。
文字列の配列(9-2)。
ポインタと配列(10-3)。
文字列の操作(8-4, 9-3)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第5回 中間まとめ1 配列・文字列の内容整理 中間まとめを復習する(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第6回 関数の設計 関数とは(6-1)。
関数の設計(6-2)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第7回 関数の設計
関数とポインタ
関数の引数と返却値。
配列の受け渡し。
ポインタと関数(10-2)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第8回 様々な関数 再帰関数呼出し(8-3)。
関数原型宣言(6-2)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第9回 関数の宣言と有効範囲
記憶域期間
有効範囲(6-2)。
関数原型宣言(6-2)。ヘッダとインクルード。
有効範囲と記憶域期間(6-3)
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第10回 中間まとめ2 配列や関数の内容整理
中間まとめを復習する(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第11回 論理演算 ビット単位の論理演算(7-2)。
浮動小数点型(7-3)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第12回 基本型 基本型と数(7-1)。
整数型と文字型(7-2)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第13回 構造体 構造体とは(12-1)。
構造体の定義。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第14回 構造体 構造体と関数。
構造体と配列。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
予習として、教科書の次の内容を読んでくる(目安時間:1時間)
第15回 ポインタ ポインタとは(10-1)。
授業内容を復習し、レポートとして提出(目安時間:3時間)
期末試験に向けて全範囲を見直す(目安時間:1時間)
第16回 まとめ 期末試験 全範囲を復習する(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験(1〜2回)と期末試験により評価します(90%)※再試験は実施しません
授業のまとめの提出 (10%)
4回以上の欠席は、欠格とします。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 新・明解C言語 入門編 ISBN 9784797377026
著者名 柴田 望洋 出版社 ソフトバンクパブリッシング 出版年 2014
備考
プログラミング言語Iで使用した教科書と同じ
参考書にかかわる情報
参考書 書名 新・明解C言語 実践編 ISBN 9784797384109
著者名 柴田望洋 出版社 ソフトバンクパブリッシング 出版年 2015
参考書 書名 新・解きながら学ぶC言語 ISBN 9784797384093
著者名 柴田望洋, 由梨かおる 出版社 ソフトバンクパブリッシング 出版年 2016
備考
参考書の購入は自由です。これ以外にも自分に合った参考書を探してください。
オンラインのプログラミング学習のサイト https://paiza.jp/ があるので、スキルチェックを受けてみてください。
メッセージ
この講義では「プログラミング言語I」の内容を修得済として講義を行うので、十分に復習をしておくこと。同時に演習として「プログラミング演習II」を必ず履修すること。
プログラミング技術は自ら様々なプログラムを作らないと決して向上しない。授業外で積極的に様々なプログラムをつくってみて欲しい。
成績や評価に関する問い合わせは、メールでは回答できない。
分からないことは、教員に質問する習慣を付けましょう。
キーワード
C言語 プログラミング 開発環境 デバッグ
持続可能な開発目標(SDGs)

関連科目
(履修に必要な科目)プログラミング言語I・プログラミング演習I・プログラミング演習II
履修条件
プログラミング言語Iを最後まで出席していること。
プログラミング演習Iの課題を概ね8割は取り組んでいること。
プログラミング演習IIを同時に履修すること。
連絡先
川村:総合研究棟408(東)
kawamura _at_ sci.yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
平日 14:00 〜 17:00

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