開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~6
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1041400014
進化生物学
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
堀 学[HORI Manabu]
ー
担当教員[ローマ字表記]
堀 学 [HORI Manabu]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
生物の進化について,化学進化から多細胞生物の誕生までを順番に解説し,ゲノムや遺伝子の進化の観点から、分子系統進化学の基本部分について解説する。また、生物多様性の意義や重要性についても言及する。本講義において,企業の技術研究所で勤務経験のある教員が,研究開発の基本的な考え方や製品化の考え方についても講義する。
授業の到達目標
生命の誕生から多細胞化までの細胞,個体レベルの進化と,遺伝子やゲノムの分子レベルでの進化について説明する。これらの知識を元に、生物の進化について理解できることを目標とする。
授業計画
【全体】
生物の進化について,細胞個体レベルでの進化と進化論について前半に説明し,後半では分子レベルでの進化とその考え方について説明する。企業での実務経験のある教員が,研究開発や資源保護の観点から講義する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
進化生物学の概要
進化生物学の背景、授業の目標と進め方、シラバスの説明、成績評価の方法
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第2回
生物の進化について
生物の進化の仕組み,その意義について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第3回
生命の初期進化
化学進化から真核細胞の誕生までの過程とその意義について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第4回
光合成生物の誕生
光合成生物の誕生と地球環境について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第5回
真核生物の誕生
真核生物の誕生とそのの多様化について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第6回
多細胞生物の誕生
真核生物の多細胞化と多様化の仕組みについて理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第7回
減数分裂と生物の進化
真核生物の多様化と減数分裂との関係について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第8回
遺伝子の進化
遺伝子の進化:遺伝子重複:偽遺伝子、エキソンシャッフリングなどについて解説する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第9回
中間まとめ(理解度確認試験)
理解度確認試験を行い,その解説を行う
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第10回
陸上植物の出現と多様化
植物の陸上進出と多様化について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第11回
動物の陸上進出と多様化
動物の陸上進出と多様化について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第12回
進化の仕組み
自然選択説と分子進化の中立説を中心に進化のしくみについて理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第13回
進化集団遺伝学
集団遺伝学の考え方やその理論について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第14回
分子系統進化
分子で考える生物の進化について理解し,分子系統樹の作成法や解釈について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第15回
進化論
さまざまな進化論とその論点について理解する
Moodle上の資料を読んで予習(2時間)をし、小テストを利用しながら復習(2時間)をすること
第16回
総括と期末試験
総括と期末試験
復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
理解度試験(30%)と期末試験(70%)によって評価する。
出席は欠格条件とし、5 回以上の欠席は欠格とします。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は指定しない。毎回,以下の参考書等をもちいて必要な事項を説明する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
進化の教科書1〜3
ISBN
9784062579926
著者名
カール・ジンマー, ダグラス・J・エムレン著 ; 更科功, 石川牧子, 国友良樹訳
出版社
講談社
出版年
2016
参考書
書名
進化生物学
ISBN
9784785358723
著者名
赤坂甲治
出版社
裳華房
出版年
2006
参考書
書名
分子進化のほぼ中立説
ISBN
9784062576376
著者名
太田朋子
出版社
講談社
出版年
2009
参考書
書名
アメリカ版大学生物学の教科書 進化生物学
ISBN
9784062578752
著者名
D.サダヴァ
出版社
講談社
出版年
2014
備考
赤坂甲治 著 「進化生物学」 を中心に授業を行う。
メッセージ
Moodle においてある 資料をつかって予習復習をしっかりと行ってください。
キーワード
実務家教員:堀 学
持続可能な開発目標(SDGs)
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
履修条件
連絡先
堀 学: mhori@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時 理学部3号館109号室 mhori@yamaguchi-u.ac.jp
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