開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火3~4
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1041510003
植物分子生理学Ⅰ[Plant Molecular Physiology Ⅰ]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
武宮 淳史[TAKEMIYA Atsushi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
武宮 淳史 [TAKEMIYA Atsushi]
特定科目区分
対象学生
生物・化学科生物学コース対象
対象年次
2~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
植物は光合成により太陽からの光エネルギーを化学エネルギーに変換し、地球上の生命活動の根幹を支えている。本講義では、植物の生命活動において最も本質的な光合成の分子機構について、基本概念から最新の知見を含めて解説する。
授業の到達目標
地球上の生命活動や環境形成の根幹をなす植物の光合成反応を分子レベルで理解し、植物の生命活動の「本質」を理解することを目標とする。
授業計画
【全体】
次年度開講の「植物分子生理学II」と合わせて、植物の生命・生存戦略を生化学、分子生物学、細胞生物学、ゲノム科学、遺伝子工学などを交え、分子レベルで解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
概説
植物分子生理学Iで取り扱う内容の概説
予習・復習(4時間)
第2回
光合成を支える生態学的な側面①
葉緑体の構造、葉の構造
予習・復習(4時間)
第3回
光合成を支える生態学的な側面②
葉内の光とCO2の拡散経路
予習・復習(4時間)
第4回
光合成に使われる光
光の性質、太陽光
予習・復習(4時間)
第5回
光合成①
光捕集
予習・復習(4時間)
第6回
光合成②
電荷分離
予習・復習(4時間)
第7回
光合成③
電子伝達・Zスキーム
予習・復習(4時間)
第8回
光合成④
電子伝達・光化学系II
予習・復習(4時間)
第9回
光合成⑤
電子伝達・光化学系I
予習・復習(4時間)
第10回
光合成⑥
プロトン勾配、ATP合成
予習・復習(4時間)
第11回
光合成⑦
RuBisCOの性質
予習・復習(4時間)
第12回
光合成⑧
二酸化炭素固定、光呼吸
予習・復習(4時間)
第13回
光合成の制御①
光合成の光阻害
予習・復習(4時間)
第14回
光合成の制御②
活性酸素種の発生と消去
予習・復習(4時間)
第15回
光合成の制御③
光阻害の防御
予習・復習(4時間)
第16回
総括と試験
総括と試験
予習・復習(4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 25% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験(70%)と授業内レポート(30%)の内容により総合的に評価する。
教科書にかかわる情報
備考
プリント配布
参考書にかかわる情報
参考書
書名
植物生理学・発生学 原著第6版
ISBN
9784061538962
著者名
テイツ/ザイガー
出版社
講談社
出版年
2017
参考書
書名
[基礎生物学テキストシリーズ 7]植物生理学
ISBN
9784759819977
著者名
三村徹郎・鶴見誠二 編著
出版社
化学同人
出版年
2019
備考
メッセージ
キーワード
植物、光合成、エネルギー変換
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。
関連科目
植物分子生理学II
履修条件
連絡先
take.pcs@yamaguchi-u.ac.jp
理学部3号館114号室
オフィスアワー
随時
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