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水理学的な知識に基づいて地下水の流動について理解し、地形・地質と地下水分布の関係を考察する(DP1-2-a,b,DP2-6-D4)。地下水水質の形成メカニズムを理解し、それに基づいて地下水水質変化を考察する(DP2-6-D4,D5)。地熱系の分布と探査について理解し、地熱資源の利用を考察する(DP2-6-D4,D5)。エネルギー資源の形成メカニズム、炭素循環と地球環境変動を理解し、考察する(DP2-6-D4,D5)。なお、この講義では学習教育目標の(D-4)「地球物質の循環や地球資源の有効活用に関する知識と技術の修得」と、(D-5)「社会資本の創生,防災対策,環境保全に関する知識と技術の修得」を目標とする。
知識・理解の観点 1.地下水流動、地下水水質形成について説明できる(DP1-2-a,b,DP2-6-D4)。 2.地熱系の分布、地熱利用の方法について説明できる(DP2-6-D4,D5)。 3.エネルギー資源形成プロセスについて説明できる(DP2-6-D4,D5)。 4.炭素循環、地球環境変動、エネルギー資源形成の関係性について説明できる(DP2-6-D4,D5)。 思考・判断の観点 1.地下水や地球化学の観点から、地盤環境に関する問題点を指摘できる(DP2-6-D4,D5)。 2.地熱利用の観点から、エネルギー問題を指摘できる(DP2-6-D4,D5)。 3.古環境、有機地球化学の観点から資源問題を指摘できる(DP2-6-D4,D5)。 関心・意欲の観点 1.地下水と地熱系の関わりについて関心を持ち、それぞれの持続的な開発と利用に関する問題解決への意欲を高める(DP1-2-a,b,DP2-6-D4)。 2.地球環境変動とエネルギー資源の関連性について関心を持ち、資源環境問題への意欲を高める(DP2-6-D4,D5)。 態度の観点 1.科学技術、特に地球科学の社会における役割を理解し、地質技術者として社会への貢献のあり方を考えることができる(DP2-6-D4,D5)。 2.地下水資源、地熱資源の諸問題に対して、調査・分析結果その他の各種の情報を総合的に判断して、持続可能な利活用策を導き出すデザイン能力を身につける(DP2-6-D4,D5)。 3.現代社会が直面する資源・環境問題について積極的な関心を持てるようにする(DP2-6-D4,D5)。 技能・表現の観点 1.基礎知識に基づいて現状の問題を把握したうえで、解決策を見出し、説明できる能力を得る(DP1-2-a,b,DP2-6-D4,D5)。
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