開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1042000009
物理学概論[Introduction to Physics]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
藤澤 健太[FUJISAWA Kenta]
ー
担当教員[ローマ字表記]
藤澤 健太 [FUJISAWA Kenta]
特定科目区分
対象学生
物情学生、生物学科2年生、地球圏学生対象
対象年次
1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
物理学概論では物理の基本概念について講義する。物理学の体系の基礎となる力学、電磁気学など基礎的な古典物理学の講義を通じて、この世界が物理法則に従っている事を説明する。さらに、原子や分子の成り立ちや化学反応を考察する際、原子や電子といったミクロなレベルでの相互作用について議論する必要があるなど、化学という学問においても物理学の知識は必要不可欠であることを学ぶ。
授業の到達目標
物理的な思考法を身につけ、自然現象を物理法則によって理解する。
授業計画
【全体】
古典力学、電磁気学、熱力学の基本原理を講義し、次いで現代物理学の基礎を講義する。基本的に黒板を使った講義を行い、講義期間中のレポートと、最終試験を課す。この講義は概論なので、物理学の詳細な知識を学習することよりも、物理学が何を扱う学問か、どのような考え方を用いる学問か、なぜそれが必要なのか、それが何をもたらすのか、といった、学問の位置づけにかかわることに重点を置いて講義を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
物理学ひとめぐり
物理学が対象とする事物
物理学とはどのような学問か、1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第2回
運動の記述
運動、位置、速度、加速度
物理学の基礎概念である運動について、1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第3回
力と運動の法則
力学の法則、エネルギー、運動量
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第4回
回転運動と剛体
質点の運動、天体の運動、剛体の回転
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第5回
様々な運動と力学
力学の適用範囲
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第6回
波動
波の性質、音波、光波
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第7回
熱力学と自然現象
熱と温度、熱力学、エントロピー増大の法則
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第8回
電荷と電場
電荷と電場、ガウスの法則、キャパシター
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第9回
電流と磁場
オームの法則、電流が作る磁場、マックスウェルの方程式
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第10回
電磁波
電磁波
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第11回
相対性理論
時間と空間、物質とエネルギー
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第12回
宇宙論
宇宙を物理学的に理解する
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第13回
原子物理学:原子・分子の成り立ち
原子の構造
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第14回
量子力学
物理の基本法則と現実の物質のふるまい
教科書の当該箇所を1時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第15回
まとめと総括
物理の総合的理解度と学習到達度を確認する
これまでの講義をまとめて復習し、講義後にこの講義で学習したことを2時間ほどかけて復習するとよい。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験 40%、期末試験 60%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
基礎物理学(第5版)
ISBN
9784780606607
著者名
原康夫著
出版社
学術図書出版社
出版年
2018
備考
おおむね教科書に沿って講義をします。物理学の未修者には少々難しいところもありますが、しっかり読むと得るものが多いと思います。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ファインマン物理学 I〜V
ISBN
4000077112
著者名
ファインマン、他
出版社
岩波書店
出版年
1967
備考
『ファインマン物理学』という大変有名な物理学の教科書です。全5巻もあり、内容は高度で、決して容易に読める本ではありません。しかし、優れた物理学者が書いた「人類の財産」とも言える本であり、ぜひ多くの人に読んでほしい、少なくとも読む努力をしてほしいと考え、参考書に指定しました。(必ずしも買う必要はありません)
メッセージ
キーワード
物理学 力学 電磁気学 熱力学 現代物理学
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
自然科学のあらゆる科目が基礎物理学に関連しています。
履修条件
連絡先
居室:総合研究棟201室、メール:kenta@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
とくに時間を指定しませんが、あらかじめメールなどでご連絡ください。
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