タイトル

開講年度 開講学部等
2025 理学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1042000010 物理学概論[Introduction to Physics] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
野崎 浩二[NOZAKI Kohji]
担当教員[ローマ字表記]
野崎 浩二 [NOZAKI Kohji]
特定科目区分   対象学生 数理R3年度以降入学者、化学科R3年度以降入学者、生物・化学科学生 対象年次 1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
物理学概論では物理の基本概念について講義する。物理学の体系の基礎となる力学、電磁気学など基礎的な古典物理学の講義を通じて、この世界が物理法則に従っている事を説明する。さらに、原子や分子の成り立ちや化学反応を考察する際、原子や電子といったミクロなレベルでの相互作用について議論する必要があるなど、化学という学問においても物理学の知識は必要不可欠であることを学ぶ。この授業は製造業企業における研究開発業務の経験のある教員が、研究開発現場での物理学の基礎知識の必要性について述べながら講義をする。
授業の到達目標
物理的な思考法を身につけ、自然現象を物理法則によって理解する。
授業計画
【全体】
古典力学、電磁気学、熱力学の基本原理を講義し、次いで現代物理学の基礎を講義する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに オリエンテーション
物理学の源流
物理学が対象とする事物
物理学の法則
物理量の表現
次元
物理学の分科
物理学とはどのような学問か、2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第2回 運動の記述 1次元の運動の速度と加速度
2次元,3次元の運動
物理学の基礎概念である運動について、2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第3回 力と運動Ⅰ
運動の法則
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第4回 力と運動Ⅱ 仕事とエネルギー
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第5回 力と運動Ⅲ 運動量 教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第6回 いろいろな運動Ⅰ 等速円運動
放物運動

教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第7回 いろいろな運動Ⅱ 雨滴の落下運動
単振動
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第8回 回転運動と剛体 質点の回転運動
万有引力の法則と惑星や衛星の運動
剛体のつり合い
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第9回 中間まとめ 力学分野の復習 教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第10回 波動 波の性質
音波
光波
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第11回 熱と温度
熱の移動
気体の分子運動論
熱力学の第1法則
熱力学の第2法則
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第12回 電荷と電場 電荷と電荷保存則
クーロンの法則
電場
電場のガウスの法則
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第13回 電流と磁場 電流
オームの法則
キルヒホッフの法則
磁石と磁場
電流のつくる磁場
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第14回 相対性理論
アインシュタインの相対性理論
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
第15回 原子物理学
総括
原子の構造
光の粒子性
電子の波動性
物理学と化学
まとめ
教科書の当該箇所を2時間程度かけて自分で予習して講義を受け、講義後は2時間程度復習するとよい。詳細は講義中に指示する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: --%
成績評価法
授業内小テストで評価する
授業内小テスト 100%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 基礎物理学 ISBN 9784780610420
著者名 原康夫著 出版社 学術図書出版社 出版年 2018
備考
おおむね教科書に沿って講義をします。物理学の未修者には少々難しいところもありますが、しっかり読むと得るものが多いと思います。
参考書にかかわる情報
備考
参考書の指定はしませんが、物理学の入門的な教科書が数多く出版されているので、自分に合った教科書を図書館等で探し、参考にするとよいです。
メッセージ
不明な点は積極的に質問してください。高等学校で物理を履修しなかった人にも理解できるように講義します。
キーワード
物理学 力学 電磁気学 熱力学 現代物理学、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
自然科学1
履修条件
連絡先
理学部1号館236室 nozaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(来訪の前にメールで連絡をください。)

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