開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金7~8
講義
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1042200001
物理と情報のための応用数学Ⅰ[Adovanced Mathematics for Physics and Informatics Ⅰ(Advanced Mathematics for Physics and Informatics Ⅰ)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
堀川 裕加[HORIKAWA Yuka]
ー
担当教員[ローマ字表記]
堀川 裕加 [HORIKAWA Yuka]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
物理学及び情報科学の学習に必要なベクトル解析を学ぶ。物理学や情報科学の応用において重要となるベクトルの概念を復習し,ベクトル演算の基礎を学ぶ。研究所における研究開発業務経験のある教員が、ベクトル解析の知識やそれを用いて表現する物理法則の理解とそれを適用する力の必要性について述べながら講義をする。
授業の到達目標
ベクトルの外積,微分・積分,スカラー場・ベクトル場を理解し説明できるようになる。また,ベクトル演算子∇の意味を理解し,問題演習を通してベクトルの線積分,面積分などのベクトル演算が正しく行えるスキルを身につける。
授業計画
【全体】
ベクトル解析を中心とした物理学や情報科学に応用できる数学を理解する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ベクトルの代数1
ベクトル
高校数学のベクトル、内積、微分積分を復習しておくこと。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第2回
ベクトルの代数2
ベクトルの内積と外積1
教科書のベクトルの内積の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第3回
ベクトルの代数3
ベクトルの内積と外積2
教科書のベクトルの外積の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第4回
ベクトルの微分と積分1
ベクトルの微分
教科書のベクトルの微分の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第5回
ベクトルの微分と積分2
ベクトルの微分と積分
教科書のベクトルの微分と積分の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第6回
ベクトルの微分と積分3
ベクトル関数の積分
教科書のベクトル関数の積分の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第7回
曲線・曲面・運動1
空間曲線
教科書の空間曲線の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第8回
曲線・曲面・運動2
点の運動
教科書の点の運動の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第9回
曲線・曲面・運動3
曲面
教科書の曲面の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第10回
中間まとめ
【理解度確認試験】ベクトルの代数、ベクトルの微分と積分、曲線・曲面・運動
テスト勉強(4時間)・復習(1時間以上)
第11回
スカラー場とベクトル場1
スカラー場・ベクトル場,スカラー場の勾配
教科書のスカラー場・ベクトル場,スカラー場の勾配の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第12回
スカラー場とベクトル場2
ベクトル場の発散,ベクトル場の回転
教科書のベクトル場の発散,ベクトル場の回転の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第13回
スカラー場とベクトル場3
線積分と面積分
教科書の線積分と面積分の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第14回
スカラー場とベクトル場4
発散定理とストークスの定理
教科書の発散定理とストークスの定理の予習。授業後にMoodle上の確認テストを受験すること。
学習時間目安:4時間以上
第15回
期末試験
全範囲
テスト勉強(4時間)・復習(1時間以上)
第16回
総括
授業振り返り
問題の解きなおし(1時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 5% D: --%
成績評価法
演習レポート(全5回) 10%、中間テスト 45%、期末テスト 45%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
解析学概論
ISBN
9784785315849
著者名
矢野健太郎, 石原繁共著
出版社
裳華房
出版年
2020
備考
参考書にかかわる情報
備考
物理数学に関する本はたくさん出ているので、自分に合った本を探して勉強するのも早く理解するコツです。
メッセージ
毎回の講義後の確認テストを解くこと。演習問題はまず自分で解いてみること。わからなかったところは寺子屋を利用して教えてもらうなど、早いうちに解決しておきましょう。
キーワード
物理数学 ベクトル解析 勾配 発散 回転 ラプラシアン 発散定理 ストークスの定理
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
物理学系科目(特に電磁気学、連続体物理学、物性物理学)、情報科学系科目
履修条件
連絡先
理学部 238室 horikawa@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時 事前にメール連絡があると対応しやすいです。
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