開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木5~10
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1042200016
基礎物理学実験
日本語
3
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
元木 業人[MOTOGI Kazuhito]
ー
担当教員[ローマ字表記]
元木 業人 [MOTOGI Kazuhito], 竹内 万記 [TAKEUCHI Maki], 日浦 健
特定科目区分
対象学生
令和3年度以降入学者
対象年次
1~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
力学、光学、熱力学、電磁気学等の分野に渡って設定された基礎的な実験テーマについて、自らの手で実験を行い、測定結果の処理、解析をし、その結果について考察を加え、実験レポートを作成する力を養うことを目指している。
実験は原則として二人一組で行い、また、実験は授業計画の所に記したA〜Mの12テーマをローテーション表(オリエンテーション後に掲示)に従い、毎回1テーマずつ行うという形で実施する。
授業の到達目標
物理学実験に必要な基礎的な技術や解析方法を習得し、客観的に報告する力を養う.また様々な物理現象の実験を通じて、物理学に対する基礎知識を習得し、深く物理現象を理解するための方法を身につける
授業計画
【全体】
〈1〉オリエンテーション
〈2〉A.重力加速度の測定
〈3〉B.ヤング率の測定
〈4〉C.表面張力の測定
〈5〉D.熱の仕事当量の測定
〈6〉E.線膨張率の測定
〈7〉中間まとめ
〈8〉F.交流の周波数の測定
〈9〉G.導線とサーミスタの抵抗の温度依存性
〈10〉H.ダイオードとトランジスターの特性
〈11〉IA.オシロスコープによる整流回路と平滑回路の特性観測
〈12〉J.電子の比電荷e/mの測定
〈13〉K.回折格子による光の波長の測定
〈14〉L.プリズムの屈折率の測定
〈15〉レポート講評
新型コロナの状況によっては以下の変更を行う可能性がある。
- 1回あたりの実験人数と実施実験数の変更 (例:2グループに分けて隔週で実施)
- ガイダンス/中間まとめのオンライン実施
連絡は修学支援システムを通じて行う
- メールの見落としが無いようにすること
- 転送された修学支援システムのメールに直接返信しないこと(返信されない)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス (状況によってはオンライン実施)
基礎知識、安全教育、練習実験
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:4時間)
第2回
第1回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第3回
第2回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第4回
第3回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第5回
第4回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第6回
第5回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第7回
第6回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第8回
中間まとめ
実験方法、結果整理、レポート作成法についての中間まとめ
これまでに実際に自分が行ったレポート作成手順をまとめておくこと(目安時間:2時間)
講義を元に手順の修正を行うこと(目安時間:2時間程度)
第9回
第7回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第10回
第8回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第11回
第9回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第12回
第10回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第13回
第11回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第14回
第12回目
・10項目の中から1項目を実施
・実験終了後、残り時間で実験レポートの下書きを行う
予習としてテキストにおける実施予定の実験項目の説明を読んで、手順について理解しておくこと(目安時間:1時間)
実験内容・実験結果を報告するためのレポートを作成すること(目安時間:3時間程度)
第15回
まとめと総括
レポートの返却を行い、講評を行う。
実験データの取り扱い、レポートの書き方について復習する(目安: 4時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: --% C: 70% D: --%
成績評価法
平常点(20%)と提出された実験レポートの合計点数(80%)で成績を決定する。平常点(授業態度・授業への参加度)は、予習レポート、実験中の見回り、及び当日の実験結果の報告等を通して判断する。 各回の実験レポートについては、提出後に教員から修正点を指摘するので、その修正を行った上で再提出を行う。修正状況を加味した上で当該レポートの評価を決定する。
原則として欠席回数が3回を超えた時点で欠格とする。また出席していてもレポートが提出されなければ、そのテーマは欠席と見なす。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
基礎物理学実験
ISBN
9784808220907
著者名
山口大学共通教育物理学実験テキスト編集グループ
出版社
東京教学社
出版年
2023
備考
教科書は書き込み式ワークブックになっているので、1人1冊ずつ必要です。必ず購入してください。
参考書にかかわる情報
備考
適宜実験時に指定する
メッセージ
次回のテーマについての予習を必ずしておき、手際よく実験を行うこと。毎回「目的」「原理」「装置」「方法」についてをまとめたものを予習レポートとして提出する。
キーワード
物理学,実験
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
力学I, 電磁気学I
履修条件
連絡先
元木業人:理学部1号館231室
kmotogi@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
基本的にはいつでも構わないが、不在のことも多いので
事前にメール等で連絡をしておくと良い
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