開講年度
開講学部等
2026
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1042400018
特殊講義Ⅰ(生物学:生殖細胞生物学)[Special Lecture I]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
原 裕貴[HARA Yuki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
木村 健二, 原 裕貴 [HARA Yuki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~3
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
我々ヒトを含む多くの動物は有性生殖によって子孫を残している。有性生殖では、生殖細胞である卵子と精子が受精し、1つの受精卵が形成される。この過程では、体内に存在する多数の生殖細胞から質の高い細胞が選抜され、さらにその質が長期間維持されることが重要である。そして受精卵が新しい個体へと発生していくためには、細胞分裂を繰り返しながら、将来の筋肉や神経など異なる細胞運命をもつ細胞を生み出す。このような一連の発生過程は、どのように自律的に制御されているのだろうか?これを理解するために、これまでマウスやカエル、線虫など多様なモデル生物を用いた基礎研究が進められてきた。本科目では、これらのモデル生物における初期発生に焦点を当て、種間にみられる共通点と独自性を紹介しながら、その基盤となるメカニズムに関する知識と理解の深化を目的とする。講義では、将来卵子となる高品質な生殖細胞を選抜する仕組みや、加齢に伴う生殖細胞の質の低下について概説する。さらに、受精卵がどのように細胞運命を決定していくのか、その制御機構についても取り上げる。加えて、これらの過程を支える細胞骨格やモータータンパク質の機能を基礎から解説し、初期発生を分子レベルで理解できるようになることを目指す。また近年注目されている、初期発生過程における細胞内の流れ(細胞質流動)の仕組みと役割についても、最新の研究成果を紹介しながら、概説する。
授業の到達目標
生殖細胞が維持・形成される仕組みについて、細胞生物学的・分子生物学的な観点から理解することを目標とする。また同時に、細胞環境に応じて、それら仕組みや役割が変化する現象について、具体的に理解することを目標とする。
授業計画
【全体】
1. 有性生殖と生殖細胞に関する基礎を概説する。
2. 生殖細胞の選抜と加齢変化について解説する。
3. 初期発生における細胞運命決定メカニズムを解説する。
4. 細胞骨格とモータータンパク質の発生過程に果たす役割を理解してもらう。
5. 生殖細胞における細胞質流動の発生機構と機能に関する最新知見を紹介する。
6. 種間比較による発生メカニズムの共通性と独自性を整理し総括する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
有性生殖と生殖細胞の基礎
有性生殖と生殖細胞について、細胞生物学・分子生物学的視点から学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
生殖細胞の選抜と加齢変化
生殖細胞の選抜と加齢による細胞形質の変化について、例を踏まえながら学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
初期発生における細胞運命決定メカニズム(1)
初期発生における細胞運命の変化を学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
初期発生における細胞運命決定メカニズム(2)
初期発生における細胞運命決定の仕組みを学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
発生過程での細胞骨格とモータータンパク質の役割(1)
発生過程で作用する細胞骨格とモータータンパク質の特徴を学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第6回
発生過程での細胞骨格とモータータンパク質の役割(2)
発生過程において、細胞骨格とモータータンパク質により生じる力に着目し、その仕組みを学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第7回
生殖細胞における細胞質流動の発生機構と機能
生殖細胞における細胞質流動の発生機構と機能について、最新の研究例と共に学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
第8回
発生メカニズムの種間差異
種間比較を通して理解できる、発生メカニズムの特徴を学ぶ。
講義の振り返り
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
講義後レポート 100%
出席不足は欠格となる
教科書にかかわる情報
備考
講義ではスライドを使用しながら進めます。必要に応じて資料を配布いたします。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Essential細胞生物学
ISBN
4524226826
著者名
Bruce Alberts [ほか] 著 ; 青山聖子 [ほか] 訳
出版社
南江堂
出版年
2021
参考書
書名
ギルバート発生生物学
ISBN
4895928055
著者名
Scott F. Gilbert著
出版社
メディカル・サイエンス・インターナショナル
出版年
2015
備考
講義ではスライドを使用しながら進めます。参考書を購入する必要はありません。
メッセージ
キーワード
発生生物学、胚発生、細胞骨格、オルガネラ、細胞周期、細胞運命
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
発生生物学、細胞生物学、定量生物学、分子生物学、分子遺伝学、遺伝子工学
履修条件
連絡先
世話人:
理学部生物学科 原 裕貴 yukihara[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールをしてください。
オフィスアワー
世話人(原)
平日 9-17時
オフィス:総合研究棟5階507-2号室
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