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メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。 メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
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有機化学 I、有機化学 II、有機化学 IIIで学んだことを基盤として、カルボニル基の化学、カルボン酸、カルボン酸誘導体、遷移状態における芳香族性などについて講義する。本授業を含む一連の有機化学に関する授業を受講することにより、化学を専攻する学生が大学で身に付けるべき有機化学の基礎を体系的に理解することができる。
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有機分子の反応や構造を学習し、有機化学を総合的に理解できる。 ☑️代表的な官能基であるカルボニル基の化学とその性質を理解するとともに、有機化学を総合的に理解できる。 ☑️カルボニル基の特性から有機分子の化学を理解できる。 ☑️有機化学の基盤をなす理論を理解し、演習に取り組むことで、実践的な問題へ理論を応用することができる。また、有機分子の反応性や物性などに関する各論を体系化できる。有機化学的なセンスを身につけることができる。 ☑️有機化学の基礎的な知識やデータを駆使することで、課題や問題を解くことができる。 ☑️自主的かつ積極的に学修できる。継続的に学習できる。
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有機分子に含まれる代表的な官能基であるカルボニル基やカルボン酸、およびその誘導体の化学を中心に、反応性や物性を指定したテキストに沿って、プロジェクタを用いて講議する。継続的な自学を促すため、毎回、講義のはじめに授業内クイズを行う。授業内クイズは原則として、該当講義日の授業時間外学習の内容から出題する。また、授業内クイズの答案提出により出席確認を行う。
受講者数が山口大学のガイドラインで定められた講義室収容定員内であれば、対面授業を実施します。状況に応じて、オンライン授業を実施する場合もあります。授業形式の変更などの連絡は、修学支援システムにより行います。ただし、演習の実施日に、大学よりオンライン授業実施の要請があった場合は、演習を試験と同等のものとして扱い、対面で実施します。
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第1回
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16章 カルボニル基の化学1 付加反応
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水和、アセタール、イミン・エナミンなど
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第2回
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16章 カルボニル基の化学1 付加反応
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アルコール合成、Wittig反応など
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第3回
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17章 カルボン酸
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合成と反応(エステル, アミド)など
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第4回
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17章 カルボン酸
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反応(酸塩化物, 酸無水物)、有機金属試薬、脱炭酸など
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第5回
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18章 カルボン酸誘導体:アシル化合物
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反応など
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第6回
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18章 カルボン酸誘導体:アシル化合物
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転位反応など
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第7回
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中間演習
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これまでの学習内容の総復習を試験形式で行う
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第8回
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19章 カルボニル基の化学2 alpha位の反応
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エノール・エノレート、ラセミ化、ハロゲン化など
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第9回
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19章 カルボニル基の化学2 alpha位の反応
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アルキル化、アルドール反応など
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第10回
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19章 カルボニル基の化学2 alpha位の反応
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分子内&交差アルドール反応、Claisen縮合など
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第11回
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19章 カルボニル基の化学2 alpha位の反応
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ジチアン、Mannich反応、Cannizzaro反応、MPVO反応など
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第12回
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23章 遷移状態における芳香族性:軌道の対称性
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電子環状反応など
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第13回
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23章 遷移状態における芳香族性:軌道の対称性
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シグマトロピー転位、Cope転位など
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第14回
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24章 分子反応と隣接基関与
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ヘテロ原子、パイ電子、単結合など
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第15回
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期末演習
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これまでの学習内容の総復習を試験形式で行う
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※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注 ・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。 ・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。 【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
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A: --% B: --% C: 10% D: --%
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中間・期末演習(80%)と授業内クイズ(20%)をもとに評価する。 演習2回への出席は必須、かつ講義日(演習日を除く)の8割以上に出席していることが求められます。
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ジョーンズ有機化学 上・下(第5版)
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9784807908936
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Jr.,Maitland Jones (著), Steven A. Fleming (著), 奈良坂 紘一 (翻訳), 山本
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東京化学同人
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2016
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備考
有機化学I~IIIと同じ指定テキスト「ジョーンズ有機化学 上・下(第5版)」を使用。講義はプロジェクタを用いて行う。 講義資料、授業内クイズの大半は、指定テキストからの抜粋です。
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ウォーレン有機化学 上・下(第2版)
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9784807908714
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Jonathan Clayden (著), Stuart Warren (著), Nick Greeves (著), 野依 良
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東京化学同人
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2015
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基礎講座 有機化学
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4759820566
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松島芳隆, 渡邊総一郎, 古荘義雄著
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化学同人
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2022
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備考
図書館にも有機化学に関連する多数の書籍が蔵書されているので、各自にあったものを探し、自学して下さい。
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講義内容の理解・定着には予習・復習が有効です。該当講義日に割り当てた項目・内容に関する箇所のテキストを読んできていることを前提に講義を進めます。また、テキスト掲載の問題や章末問題に自力で取り組み、模範解答などを参照することで知識の整理や定着を図り、有機化学的なセンスの習得に努めて下さい。有機化学は、積み上げ的な要素の強い学問です。本講義の内容が高度だと感じる人は、予習時に有機化学I~IIIの関連箇所をあわせて復習することをおすすめします。疑問点などがある場合は、授業後の空き時間に積極的に質問し、その都度理解するよう心掛けましょう。 指定テキストでは取り扱っていないものの、現代有機化学において一般的とされる内容についても可能な限り紹介したいと考えています。それらに関する情報は、紹介した参考書などを参照して下さい。
単位修得を目的としない、聴講のみの受講も受け付けます。
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(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。 |
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。 |
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。 |
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。 |
(陸上資源)陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する。 |
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。 |
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有機化学I、II、IIIを履修していることが望ましい。 単位修得を目的としない、聴講のみの受講も受け付けます。
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質問などがある場合には、授業後の空き時間に直接お聞き下さい
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