開講年度
開講学部等
2025
理学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
講義
4.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1043600029
特殊講義Ⅰ(地球科学:海底の地質調査と地球環境史の解読)
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
板木 拓也
ー
担当教員[ローマ字表記]
板木 拓也, 岩谷 北斗 [IWATANI Hokuto]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本講義は、海域における様々な地質調査の手法と海底堆積物の解析から明らかにされる過去の地球環境変動に関する研究の概要を紹介する。特に微化石に関する研究に着目し、その歴史やAI等を用いた最新技術、研究事例について知ってもらい、将来の地球環境を考える意義についても学んで頂きたい。
授業の到達目標
・地球科学における諸問題を海洋地質学的な視点から理解し,それを説明することが出来る.
・地球科学の様々な課題に直面した時に,海洋地質学、とくに微古生物学的アプローチによってどのように問題点を洗い出し,どのように解析し,どのように評価すべきかを主体的に判断できる.
・地球規模の様々な諸問題に高い関心を持ち,それらの問題に対して地球史学的なアプローチから貢献したいという意欲を持つことができる.
なお本科目は、山口大学理学部地球圏システム科学科のディプロマポリシーのDP1-1に対応している。
授業計画
【全体】
2日間の集中講義で行う。
1日目午前:
・はじめに
・海洋の地質調査
1日目午後:
・微古生物学概論
・AIを用いた自動化技術
2日目午前:
・海洋環境学概論
・研究事例1:日本海の環境変動
2日目午後:
・研究事例2:南極海の環境変動
・総合討論とレポート
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
はじめに
集中講義の概要と到達目標の説明
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第2回
海洋の地質調査
様々な海洋地質調査手法
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第3回
微古生物学概論
微古生物学の概要と歴史
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第4回
AIを用いた自動化技術
最新の技術に関する解説
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第5回
海洋環境学概論
海洋物理・生物・化学
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第6回
研究事例1:日本海の環境変動
深海掘削から得られた成果
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第7回
研究事例2:南極海の環境変動
懸念されている氷床融解と海洋環境との関連性
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
第8回
総合討論とレポート
総合討論をおこない、授業内レポートを提出する
今回の復習・次回の予習(目安時間:4時間以上)
担当教員の指示に従うこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 10% D: 10%
成績評価法
授業態度・授業への参加度、レポートの結果をもとに総合的に評価する。
授業態度・授業への参加度30%、レポート 70%
教科書にかかわる情報
備考
適宜資料を配布する.
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
関連科目
履修条件
連絡先
講義担当:板木拓也(産業技術総合研究所);t-itaki@aist.go.jp
世話人教員:岩谷北斗;hokuto_i@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
滞在期間中は随時
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