開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月3~4
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051510015
微生物学[Microbiology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
常岡 英弘[TSUNEOKA Hidehiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
微生物学は感染症の診断・治療に有益な検査情報を臨床に提供するためには欠くことのできない重要な学問である。特に近年、院内感染や薬剤耐性化が問題となっており、感染制御における看護師の役割の重要さが増している。本科目では看護師として必要な微生物の基礎知識、すなわち細菌、真菌、原虫、ウイルスの特徴、その感染・生体防御および治療、感染予防対策(含:消毒・滅菌)法について幅広く学ぶ。本講義では永年、臨床現場で臨床微生物検査に関する豊富な実務経験を有する教員が微生物と感染症および感染予防対策について詳しく教授する。
授業の到達目標
各種病原微生物およびそれによって引き起こされる感染症の特徴、またこれら感染症の予防対策法について習得する。本講義により、感染症への関心が高まり、日々の身近な生活の中で、自らの感染予防対策を講じるようになることを目標とする。
授業計画
【全体】
1. 微生物学の基礎として細菌、真菌、原虫、ウイルスの性質・特徴について
2. 人への感染とその防御反応について
3. 各種病原微生物の特徴とその感染症について
4. 感染予防対策
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
微生物と微生物学
微生物の性質、微生物学の歩み
復習1時間
第2回
細菌の性質
細菌の形態と特徴、代謝・遺伝、常在細菌
復習1時間
第3回
真菌・原虫の性質
真菌の形態・増殖
原虫の特徴
復習1時間
第4回
ウイルスの性質
ウイルスの構造・増殖
復習1時間
第5回
感染とその防御
感染の成立から発症・治癒まで
復習1時間
第6回
感染源・感染経路からみた感染症
経口感染、飛沫核感染、飛沫感染、接触感染、経皮感染、母児感染
復習1時間
第7回
感染の予防
消毒と滅菌、ワクチン
復習1時間
第8回
感染症の治療
感染症の現状と対策
各種化学療法
感染症現状、問題点、対策
復習1時間
第9回
細菌各論ーグラム陽性・陰性球菌
ブドウ球菌・レンサ球菌・ナイセリア
復習1時間
第10回
細菌各論ーグラム陰性桿菌
腸内細菌科、カンピロバクター、その他
復習1時間
第11回
細菌各論ーグラム陽性桿菌
リステリア、抗酸菌
復習1時間
第12回
細菌各論ー嫌気性菌
バクテロイデス、クロストリジュウム
復習1時間
第13回
マイコプラズマ、クラミジア、リケッチア、スピロヘータ
マイコプラズマ、クラミジア他
復習1時間
第14回
真菌、原虫
各種真菌と原虫
復習1時間
第15回
ウイルス
DNAウイルス、RNAウイルス
復習1時間
第16回
期末試験
講義終了の内容(授業内に事前提示)
必須事項の確認
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト50%、
学期末テスト50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
系統看護学講座 専門分野 微生物学
ISBN
9784260047029
著者名
吉田真一
出版社
医学書院
出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
楽しく微生物学を学びましょう。授業中は講義に集中しましょう。
キーワード
病原微生物、感染症、感染対策
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
免疫学
履修条件
連絡先
常岡研究室(℡0836-22-2854、メールhtsune@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
事前連絡あればいつでも対応可能。
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