タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火3~4 講義 1.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1051520004 基礎看護方法論Ⅰ[Basic Nursing Skills Ⅰ(1)] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
赤田 いづみ[AKADA Izumi]
担当教員[ローマ字表記]
小野 聡子, 赤田 いづみ [AKADA Izumi], 吉田 美穂, 浅海 菜月 [ASAUMI Natsuki], 山口 真紗美
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
看護行為に共通する援助技術と、人々の健康を促進するために必要な日常生活行動の援助技術について学習し、援助技術を通して対象をケアすることを学ぶ。看護実践能力に必要な基礎的知識を養う。この科目は、看護の実務経験を有する専門職が、その経験に基づいた講義を行う実践的科目である。
授業の到達目標
(1)看護の対象となる人々との援助的人間関係を形成する方法を理解できる。
(2)日常生活援助技術について、安全・安楽・自立の視点から実践するための原理・原則と具体的方法を理解できる。
(3)根拠に基づいた看護実践のために、理論的知識や先行研究を活用することの必要性を理解できる。  
授業計画
【全体】
看護行為に共通する援助技術、日常生活の援助技術について教授する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 基礎看護技術概説
感染予防を推進する技術
・看護実践と看護技術
・感染予防を推進する技術
・衛生学的手洗い
感染予防を推進する技術、快適な環境をつくる技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第2回 人間関係を成立・発展させるための技術

・看護におけるコミュニケーションの意義
・看護におけるコミュニケーション技法の実際
・情報収集とコミュニケーション


人間関係を成立・発展させるための技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第3回 快適な環境をつくる技術 ・環境と看護
・安全で快適な療養環境
・ベッド周囲と環境整備
・ベッドメーキング
快適な環境をつくる技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第4回 生命徴候を観察する技術1 ・看護におけるアセスメント
・観察とは、看護における観察の意義
・バイタルサインとは
生命徴候を観察する技術1に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第5回 生命徴候を観察する技術2 ・バイタルサインの各指標の意味
・バイタルサイン測定の実際、測定方法(意識、呼吸、体温、脈拍、血圧 Spo2)
生命徴候を観察する技術2に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第6回 安楽かつ快適さを確保する技術 ・安楽とは 
・安楽促進技術
・罨法       
安樂かつ快適さを確保する技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第7回 効率的で安楽な動きを創り出す技術



・ボディメカニクス
・体位変換
・安楽な体位
効率的で安楽な動きを創り出す技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第8回 活動・運動を支援し、休息・睡眠を促す技術 ・活動と運動の意義
・睡眠の意義、生理的変化
・睡眠・休息の援助方法・移動具の種類と移動援助方法(車椅子、ストレッチャー)
・歩行介助に関する援助技術
活動・運動を支援し、休息・睡眠を促す技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第9回 身体の清潔を援助する技術1 ・衣服の意義
・対象者の状況に応じた衣生活
・病衣の意義と条件
・快適な病床環境の調整(シーツ交換)
身体の清潔を援助する技術1に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第10回 身体の清潔を援助する技術2 ・清潔に関する基礎的知識
・入浴、シャワー浴に関する援助技術
・部分浴(足浴・手浴)
・整容
・リフレクション
身体の清潔を援助する技術2に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第11回 身体の清潔を援助する技術3 ・清拭
・洗髪
身体の清潔を援助する技術3に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第12回 食事・栄養摂取を促す技術 ・人間にとっての食と栄養の意味
・栄養状態・摂食行動のアセスメント
・口腔内の清潔ケア、顔面清拭
食事・栄養摂取を促す技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第13回 排泄を促す技術  ・排泄の意義とメカニズム
・排泄行動のアセスメント
・排泄用具選択と援助方法(床上排泄)
排泄を促す技術に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第14回 身体の清潔を援助する技術4 ・オムツ交換
・陰部洗浄
身体の清潔を援助する技術4に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第15回 日常生活援助技術の統括 日常生活援助技術の振り返り 関連授業内容に関する教科書の該当箇所の熟読および事前課題と復習を1時間行う
第16回 期末試験 看護技術に共通する援助技術および日常生活援助技術に関する基礎的知識に関する筆記試験を実施する 試験内容の振り返りを行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験を実施します。
評価は、期末試験90%、課題レポート10%で行います。
・期末試験を前期試験期間中に実施します。
・出席日数が規定に満たない場合は、期末試験の受験資格が与えられません。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 ナーシング・グラフィカ基礎看護学(2):基礎看護技術Ⅰコミュニケーション/看護の展開/ヘルスアセスメント ISBN 9784840475365
著者名 松尾ミヨ子他 出版社 メディカ出版 出版年 最新版
教科書 書名 ナーシング・グラフィカ 基礎看護学(3):基礎看護技術Ⅱ看護実践のための援助技術 ISBN 9784840475372
著者名 松尾ミヨ子他 出版社 メディカ出版 出版年 最新版
教科書 書名 根拠と事故防止から見た基礎・臨床看護技術 ISBN 9784260047906
著者名 任和子他 出版社 医学書院 出版年 最新版
備考
基礎看護方法論Ⅰで使用する教科書は、基礎看護方法演習Ⅰ、及び、後期科目である基礎看護方法論Ⅱ・基礎看護方法演習Ⅱでも使用します。
参考書にかかわる情報
備考
講義の中で参考書を随時紹介します。
メッセージ
詳細な講義日程と内容については、講義初回の授業ガイダンスで資料を配付します。変更がある場合は前もって連絡します。
キーワード
看護技術 ケア ケアリング EBN 看護哲学 患者への関心 看護倫理 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
心理学、人間関係論、看護学概論Ⅰ、Ⅱ、基礎看護方法演習Ⅰ
履修条件
連絡先
赤田いづみ:i-akada@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2822
小野聡子:ono-s@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2815
吉田美穂:m-yoshida@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2823
浅海菜月:asaumi@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2851
オフィスアワー
月曜日16:10~17:40

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