開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
集中
実験・実習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051530013
精神看護学実習[Psychiatric Nursing Practice]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
矢田 浩紀[YADA Hironori]
ー
担当教員[ローマ字表記]
矢田 浩紀 [YADA Hironori], 太田 友子
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
精神の健康に障害を持つ者個人及び集団が、住み慣れた地域で自分らしく生きる、あるいは生活できる為に必要な支援を当事者とともに考え、必要な精神看護技術を修得させる。また、精神障害者に対する保健・医療・福祉の組織連携、ストレングスアプローチ、ケアマネジメント、精神科訪問看護、家族ケア、家族心理教育、ソーシャルサポートネットワーク、障害者の就労について学習させる。
授業の到達目標
1)成長発達段階における、心の健康・不健康の問題について理解する.
2)社会における心の問題を理解するとともに精神障害者の置かれている現状を知る.
3)精神科におけるチーム医療の中の看護者の役割を理解する.
4)精神保健医療システムの現状と問題点について理解し、その活用について学ぶ.
5)精神症状・精神疾患について理解し、援助の方法について学ぶ
授業計画
【全体】
①精神科病院実習(単科の精神科病院・大学病院精神科病棟) 1日間
精神保健福祉法における入院形態、患者処遇、倫理
入院治療(精神療法、心理療法、薬物療法、作業療法、生活支援など)
隔離室利用患者の支援、退院にむけた支援
受け持ち患者の看護展開(セルフケア理論)
②生活の場である地域での実習 6日間
精神科デイケア・デイナイトケア:集団療法、SST、服薬教育等
精神科訪問看護ステーション:自立支援医療、ストレングスモデル、
生物-心理-社会モデル、家族支援、多職種連携等
居宅介護支援事業所:介護保険法、相談支援、ケアマネジメント等
就労継続支援事業所B型:障害者総合支援法、障害者の就労等
日中一時支援事業所:居場所の役割、リカバリー支援、ひきこもり支援等
※実習先の協力を得て、ひきこもり家族心理教育、サービス担当者会議、モニタリング場面等にも参加させることで、病気や障害を持った人を地域で支える支援のあり方や多職種連携、地域包括ケアについて学ぶ機会を作る。 ※授業時間外学習:精神保健福祉法(入院形態、隔離、拘束など)、障害者総合支援法、地域包括ケア、リカバリー、ストレングスアプローチについて事前学習すること。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
看護過程の展開状況と記録内容70%、実習に臨む態度(自己客観性、責任性、協調性、共感性、規律性、慎重性、倫理性)30%で評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
ケアマネ・福祉職のための精神疾患ガイド
ISBN
9784805854426
著者名
山根俊恵
出版社
中央法規
出版年
2016
教科書
書名
チームで取り組むケアマネ・医療・福祉職のための精神疾患ガイド
ISBN
9784805881897
著者名
山根俊恵
出版社
中央法規
出版年
2020
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
親も子も楽になる ひきこもり“”心の距離”を縮めるコミュニケーションの方法
ISBN
9784805883785
著者名
山根俊恵
出版社
中央法規
出版年
2021
備考
メッセージ
キーワード
精神障害、リカバリー、ストレングス、地域包括ケア
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
保健学科研究棟305研究室 電話0836-22-2862
オフィスアワー
月曜日12:00~13:00に保健学科研究棟305研究室で対応いたします。事前連絡は必要ありません。
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