開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
集中
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051540007
母性看護学実習[Maternity Nursing Practice]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
亀崎 明子[KAMEZAKI Akiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], 伊東 美佐江 [ITO Misae], (未 定), 河本 恵理 [KAWAMOTO Eri], 橋本 真貴子
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
妊娠期・分娩期・産褥期および新生児期にある対象者とその家族を理解し、対象者の援助に必要な母性看護学としての知識・技術・態度を看護過程の展開と実践を通して教授する。
本授業は、助産師として臨床での実務経験を有する教員が実践的・具体的に指導する。
授業の到達目標
1.母性看護学の対象である妊婦・産婦・褥婦および新生児の健康状態・生活適応状態をアセスメントするために必要な知識や技術を習得することができる。
2.対象の健康状態・生活適応状態を保持・増進させるための看護過程の展開(計画立案、実践、評価)を習得することができる。
3.健康から逸脱している場合は、その要因になっているものを追求でき、健康逸脱からの回復のための看護過程の展開(計画立案、実践、評価)を習得することができる。
4.対象を中心にしたチーム医療の中で看護者の役割を理解・実践できる。
授業計画
【全体】
1.実習は「臨地実習配置表」に基づき2週間を実習期間とし、産婦人科外来、産科病棟において実習する。
2.詳細については実習要項に記載してあります。また、母性看護学実習オリエンテーションにおいて説明する。
3.実習内容
1)妊婦に対して、妊娠期の看護を展開する。(於:産婦人科外来)
(1)妊婦健康診査を通して妊婦(胎児)とその家族の身体的、心理・社会的背景をアセスメントする。
(2)対象者に必要な看護援助を実践する。
(3)集団指導として母親学級、個別指導として妊婦健康診査時保健指導とベビーマム外来の見学を行う。
(4)妊婦の社会的支援としての多職種協同連携について学習する。
2)産婦を受け持ち、分娩期の看護を展開する。(於:産科病棟)
(1)分娩進行に応じた産婦の生活援助、産痛緩和、心理的援助を実践する。
(2)分娩進行過程を見学し、援助方法を学習する。
3)褥婦および新生児を受け持ち、看護過程にそって援助を実践する。(於:産科病棟)
(1)退行性変化の状態をアセスメントし、復古現象の促進にむけての援助を実践する。
(2)進行性変化の状態をアセスメントし、母乳栄養の確立に向けて援助を実践する。
(3)褥婦の生活適応能力をアセスメントし、適応促進にむけての援助を実践する。
(4)母子(親子)関係の確立状態をアセスメントし、関係成立にむけての援助を実践する。
(5)母親の養育・育児技術習得にむけての援助を実践する。
(6)新生児の子宮外生活適応状態をアセスメントし、適応を促進させるための日常生活援助を実践する。
4)正常新生児の看護を見学および実践する。
(1)新生児看護の原則である呼吸の助成、愛護、保温、感染予防、栄養、異常の早期発見、保健指導、親子相互関係の発達の促進が実践の場でどのように展開されているか学習する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 80% D: --%
成績評価法
1.実習は、全日出席を原則とする。やむ終えず欠席する場合、指定された補習実習を実施しなければ単位は修得できない。
2.妊婦看護実習および産婦・褥婦・新生児を受持ち、展開した看護を評価する。
3.実習内容・カンファレンス60%、実習記録40%とする。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
看護テキスト 母性看護学Ⅱマタニティサイクル
ISBN
9784524255351
著者名
大平光子 [ほか] 編集
出版社
南江堂
出版年
2022
教科書
書名
病気が見える 10.産科
ISBN
9784896327137
著者名
医療情報科学研究所編
出版社
Medic Media
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
根拠がわかる母性看護技術
ISBN
9784839216931
著者名
北川眞理子
出版社
メヂカルフレンド社
出版年
2020
参考書
書名
実践マタニティ診断
ISBN
9784260045834
著者名
日本助産診断実践学会編集 ; 齋藤益子 [ほか] 執筆
出版社
医学書院
出版年
2021
参考書
書名
母性看護技術第3版
ISBN
9784839216931
著者名
石村由利子編集
出版社
医学書院
出版年
備考
メッセージ
1.実習前に必ず事前学習を行い講義・演習での内容を復習して実習に臨んでください。
2.実習オリエンテーションには必ず出席してください。
3.実習には実習要項を熟読し、到達目標をしっかり認識して臨むこと。
4.連絡および相談事項が生じた場合はできるだけ早期に行なうこと。
5.連絡および相談事項が生じた場合は原則、本人が連絡すること。
キーワード
妊娠、分娩、産褥、胎児・新生児、看護過程、看護援助、看護技術
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
母性看護学概論、母性看護学、母性看護方法演習
履修条件
母性看護学概論、母性看護学、母性看護方法演習に関する知識を必要とする。
連絡先
伊東美佐江:0836-22-2821
亀崎明子:0836-22-2829
河本恵理:0836-22-2819
橋本真貴子:0836-22-2840
オフィスアワー
随時対応しますが、事前連絡をお願いします。
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