タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半 月5~6 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1051540013 助産管理学[Midwifery Management] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
伊東 美佐江[ITO Misae]
担当教員[ローマ字表記]
伊東 美佐江 [ITO Misae], 亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], 河本 恵理 [KAWAMOTO Eri]
特定科目区分   対象学生   対象年次 4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
助産管理の概論、助産業務管理と社会保障制度等について、基礎的な組織論を踏まえて教授する。また、医療安全対策や災害対策をはじめ、現在の周産期医療の現場が抱えている問題についても教授する。
本授業は、助産師として実務経験を有する教員が担当し、実際の助産管理を踏まえながら教授する。
授業の到達目標
・助産業務を遂行する上で重要な法律・制度について理解できる。
・主な助産の実践現場である病院、診療所、助産所、行政における助産業務管理について理解できる。
・産科医療事故防止の方策について事例を通して考察できる。
授業計画
【全体】
助産業務管理と社会保障制度、助産師の活動場所の相違による業務内容とその特性、および倫理観に基づく管理方法について学習する。また、産科医療事故防止のための医療安全方策や災害時の母子援助について考察する。
授業回数は1回2時限で全8回。複数教員で担当する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 助産業務と管理 管理とマネジメント、管理の基盤となる概念と理論、医療経済、助産管理における役割・責務
(担当教員:伊東美佐江)
助産業務とは何か、助産学等既習科目を復習する。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第2回 助産業務と関係法規 関係法規に規定されている助産業務と助産師の義務・責任、女性や子どもの支援に関わる関係法規
(担当教員:伊東美佐江)
「母性看護学概論」「母性看護学」「助産学」等での関係法規を復習する。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第3回 助産業務と社会保障制度、世界の周産期医療システム 社会保障制度の意義と内容、わが国の社会保障制度の動向と助産業務、世界の周産期医療システム
(担当教員:伊東美佐江)
教科書の該当部分を確認してくること。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第4回 医療事故と助産師の業務責任 周産期医療事故の特徴、医療メディエーション、医療事故調査制度、産科医療保障制度、助産業務におけるリスクマネジメント
(担当教員:河本恵理)
既習の医療安全に関する講義の内容、助産師の役割と責務について理解して受講すること。授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第5回 臨床管理 産科棟の管理
院内助産・院内助産院の管理
外来の助産管理
(担当教員:亀崎明子)
教科書の該当部分を確認してくること。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第6回 助産所経営 助産業務の範囲
法的責任と義務
賞罰
助産所の運営・管理
(担当教員:亀崎明子)
教科書の該当ページを確認してくること。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第7回 周産期管理システム(①母体搬送、②オープンシステム) 周産期医療機関の機能と役割、周産期医療体制、母体搬送、オープンシステムとセミオープンシステム
(担当教員:河本恵理)
就職する予定の都道府県の周産期医療体制について調べてみよう。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
第8回 助産師の現状と将来展望、総括 助産師の現状と将来展望
諸外国のゲストスピーカーによる講義を予定する。
(担当教員:伊東美佐江、亀崎明子、河本恵理)
英語による講義には随時通訳を行うが、英語の資料は各自復習し理解を深める。
授業中に指示した学習について、授業外学習の目安は4時間である。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
授業への参加度10%、レポート90%で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 助産学講座 1〜10 ISBN 9784260047081
著者名 我部山キヨ子 出版社 医学書院 出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
随時提示します
メッセージ
助産所のみならず、助産師として管理的能力を考えましょう。助産師コース選択の学生のみが受講可能です。
キーワード
助産所、関係法規、周産期医療、責務
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
助産学、助産診断技術学、周産期看護学、助産学実習
履修条件
連絡先
伊東美佐江:0836-22-2821  E-mail:m-ito[AT]yamaguchi-u.ac.jp
亀崎明子:0836-22-2829  E-mail:kamezaki[AT]yamaguchi-u.ac.jp
河本恵理:0836-22-2819  E-mail:erik1116[AT]yamaguchi-u.ac.jp
*[AT]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
随時対応しますが、事前に連絡してください。

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