開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
通年
集中
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051540014
助産学実習
日本語
11
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
伊東 美佐江[ITO Misae]
ー
担当教員[ローマ字表記]
伊東 美佐江 [ITO Misae], 亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], (未 定), 河本 恵理 [KAWAMOTO Eri], 橋本 真貴子
特定科目区分
対象学生
対象年次
4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
周産期における母子とその家族に対する助産過程の展開を通して、学内で学んだ助産診断および助産技術に必要な知識と技術を向上させ、実践できる能力を習得する。周産期にある母子と家族を対象に助産過程を展開しながら助産ケアを実践する。また、実践の学びから、自らの母性観・父性観・生命観を養い、専門職の役割を理解し、専門職としてのアイデンティティの形成を図る。
本実習は、助産師として実務経験を有する教員が担当し、臨床現場での実践を教授する。
授業の到達目標
・妊婦・産婦・褥婦、新生児を対象とし、助産診断および助産過程の展開を行うことができる。
・妊婦・褥婦、新生児を対象とし、個別性を踏まえた保健指導計画を立案・実施・評価することができる。
・臨床現場での実践を通して助産ケアのあり方について考察できる。
・助産活動を通して助産師の役割と責任を認識できる。
・助産所における助産師の活動の実際を学び、地域社会での助産師の役割や助産所における業務管理を考察することができる。
授業計画
【全体】
実習要項に基づいて実習を行う。妊娠期、産褥期、新生児期における助産診断・助産過程を展開し、助産実践に必要な能力を身につける。周産期にある母子と家族を対象に助産過程を展開しながら助産ケアを実践する。また、実践の学びから、助産師としての専門職の役割を理解し、専門職としての倫理観とアイデンティティを獲得する。
実習の概要は、以下の通りである。
・助産師外来で妊娠期の助産診断を1日実習する。
・産婦人科外来における集団指導(母親学級)の一部を企画し、外来において1日実践する。
・分娩介助実習を各産科施設において、10例の直接分娩介助ならびに間接介助、帝王切開術見学実習を約10週間で実施する。その間、退院まで受け持ち、産褥早期と新生児期の助産過程を展開し、母子ケアを行う。そして、分娩介助した1事例を母児の1か月健診まで受け持ち、助産過程の展開を行う。
・小児科医院で、乳児の健康管理実習を1日間実習する。
・NICUで、ハイリスク新生児のケア実習を1日間実習する。
・助産院・産後ケアハウスで、助産所実習を1日間実習する。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
実習での参加度や実習記録 100%で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
助産学講座1〜10
ISBN
9784260047081
著者名
我部山キヨ子
出版社
医学書院
出版年
教科書
書名
今日の助産 : マタニティサイクルの助産診断・実践過程
ISBN
9784524246250
著者名
北川眞理子, 内山和美編集
出版社
南江堂
出版年
2019
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
マタニティ診断ガイドブック
ISBN
9784260043298
著者名
日本助産診断・実践研究会編 ; 青木康子 [ほか] 執筆
出版社
医学書院
出版年
2020
参考書
書名
根拠がわかる母性看護技術
ISBN
9784839216931
著者名
北川眞理子
出版社
メヂカルフレンド社
出版年
2022
参考書
書名
病気がみえる vol.10 産科
ISBN
9784896327137
著者名
医療情報科学研究所
出版社
MEDIC MEDIA
出版年
備考
メッセージ
(1)助産学実習要項を参照すること。
(2)オリエンテーションには必ず出席すること。
(3)分娩介助・乳房管理・沐浴等の自己練習を行って実習に臨むこと。
(4)助産診断、分娩期の助産計画の事前学習しておくこと。
(5)保健指導ができるよう事前学習しておくこと。
(6)健康管理に十分注意すること。
キーワード
分娩介助、内診、助産過程の展開、助産診断、乳房管理、家庭訪問、電話訪問、集団指導、個別指導、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
助産学、助産診断技術学、周産期看護学、母性看護学、母性看護学実習、母性対象論、小児看護学、小児疾病学
履修条件
連絡先
伊東美佐江:0836-22-2821 E-mail:m-ito[AT]yamaguchi-u.ac.jp
亀崎明子:0836-22-2829 E-mail:kamezaki[AT]yamaguchi-u.ac.jp
河本恵理:0836-22-2819 E-mail:erik1116[AT]yamaguchi-u.ac.jp
橋本真貴子:0836-22-2840 E-mail:m-hashimoto[AT]yamaguchi-u.ac.jp
*[AT]の部分を@に置き換えてメールしてください。
オフィスアワー
随時対応しますが、事前にご連絡ください。
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