開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051710004
生理機能学Ⅱ[Human Physiology II]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
奥田 真一[OKUDA Shinichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
奥田 真一 [OKUDA Shinichi], 山本 健 [YAMAMOTO Takeshi], 古賀 道明 [KOGA Michiaki], 柳井 章江 [YANAI Akie]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
形態学で学んだ人体の各臓器が生体の中で果たしている役割・機能を系統的に講義し、生命維持の仕組み、その破綻から病気に至る基礎を解説する。当科目では大学病院で長年にわたって内科医として実務経験のある教員と人体解剖学の実務経験のある教員が、それぞれの実務経験分野を生かして神経系、循環器系、呼吸器系、内分泌系臓器について丁寧に講義する。
授業の到達目標
1.各臓器の正常機能を説明できる。
2.各臓器の調節機能を説明できる。
3.調節機能が破綻した時に起こる代表的な異常を例示できる。
授業計画
【全体】
各臓器の基本的構造と機能を理解し、それらを調節する仕組みと人体がホメオスターシスを維持する仕組み理解するために、以下の分野に分けてそれぞれの担当者が授業を行う。
1.循環系(奥田)
2.呼吸器系(奥田)
3.神経系、感覚器系、運動器系(古賀/柳井)
4.内分泌系(山本)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
循環機能Ⅰ
1)心臓血管の構造と組織学的特徴 2)心周期 3)心筋の電気生理学と心電図:奥田
トートラのChapter15前半を予習しておく(目安:1時間)。心室の圧容積図について調べる(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第2回
中枢神経系の機能Ⅰ
神経組織の構造と働き、中枢神経系の構造、脊髄の構造:柳井
トートラのChapter9と10前半を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第3回
循環機能Ⅱ
1)末梢循環
:奥田
トートラのChapter16を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第4回
循環機能Ⅲ
1)心機能の調節機構 2)特殊循環
:奥田
トートラのChapter15後半を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第5回
呼吸機能Ⅰ
肺の機能的構造:肺の構造と機能
:奥田
トートラのChapter 18を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第6回
呼吸機能Ⅱ
呼吸運動とガスの運搬
:奥田
トートラのChapter 18を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第7回
中枢神経系の機能Ⅱ
脳幹の機能、間脳の機能、小脳の機能、大脳の機能、伝導路
:柳井
トートラのChapter10後半を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第8回
中枢神経系1
血管系、髄液循環、脳血管自動調節能、血液脳関門など
:古賀
トートラのChapter9と10を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第9回
呼吸機能Ⅲ
酸-塩基平衡の調節
:奥田(6/14金1コマめ予定)
トートラのChapter 22を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第10回
中枢神経系2、末梢神経
大脳機能局在、頭蓋内圧亢進と脳ヘルニア
:古賀
トートラのChapter9と10を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第11回
内分泌機能Ⅰ
総論:ホルモンの構造、機能と分泌の仕組み(間脳、下垂体、内分泌器官の連携を中心に)
:山本
トートラのChapter 13を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第12回
中枢神経の代表疾患など、まとめ
中枢神経の代表疾患など、まとめ
:古賀
中枢神経系の疾患について調べてみる(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第13回
内分泌機能Ⅱ
各論1:内分泌器官の構造と機能
:山本
トートラのChapter 13を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第14回
循環機能、呼吸機能の総括
試験、総括
:奥田
奥田 6回分の復習をしておくこと(目安:3時間)。
第15回
内分泌機能Ⅲ
各論2:内分泌器官の構造と機能
:山本
トートラのChapter 13を予習しておく(目安:0.5時間)。良く復習する(目安:0.5時間)。
第16回
期末試験
定期試験期間中
講義内容の総復習を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
知識と思考力を問うために学期末の筆記テストで評価します(学期末の筆記テスト 100%)。
各教員が担当分野から出題し、講義時間に応じた点数配分を行い、その合計点の60%以上を合格とする。
出欠は成績には影響しないが、規定の出席日数に足りない場合は期末試験の受験資格を失う。(学則)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
トートラ人体解剖生理学 原書11版
ISBN
9784621305393
著者名
Gerald J. Tortora
出版社
丸善
出版年
2020
備考
教科書は1年次に購入済のはずであり、原則、それを使う。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
シンプル生理学
ISBN
9784524226559
著者名
貴邑冨久子, 根来英雄共著
出版社
南江堂
出版年
2021
備考
図書館には”人体生理学”に関する種々の参考書があります。適宜利用して下さい。
例えば上記、参考書の項目に挙げた「シンプル生理学」もその一つです。
メッセージ
1年生で学んだ領域以外の人体の機能を学びます。担当教員は奥田、古賀、柳井、山本の各教員。
2025年度は主に金曜1コマ目ですが、金曜2コマ目も2回あり、最新の講義日程は必ず【保健学科シラバス】で確認してください。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
生理機能学Ⅰ
履修条件
連絡先
奥田 学内アドレス (sokuda@・・・・) @以下は共通。
メールは公式メールから。学籍番号と名前を必ず書くこと。
オフィスアワー
8:50-17:15
原則、上記メールで対応。
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