開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月7~8
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051710009
微生物学[Microbiology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
常岡 英弘[TSUNEOKA Hidehiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
病原微生物は大きく細菌、ウイルス、真菌に分類される。これらの微生物はどんな形態をし、どのように環境や宿主内で増えていくのか、我々の体にはどのような微生物が常在しているのか、感染とはどういうものか、何故感染が起こるのか等、自分に身近な存在として病原微生物を含む各種の微生物について基礎的なことを学び、感染症について正しい認識を持つようにする。さらに、感染症を防ぐための滅菌・消毒法、化学療法について学ぶ。本講義では永年、臨床現場で臨床微生物検査に関する豊富な実務経験を有する教員が微生物と感染症および検査に関する基礎知識から最新かつ実践的技術まで、わかりやすく教授する。
授業の到達目標
各種病原微生物およびそれによって引き起こされる感染症の特徴、またこれら感染症の予防対策法について習得する。本講義により、感染症への関心が高まり、日々の身近な生活の中で、自らの感染予防対策を講じるようになることを目標とする。
授業計画
【全体】
1. 微生物学の基礎として細菌、真菌、原虫、ウイルスの性質・特徴について
2. 人への感染とその防御反応について
3. 各種病原微生物の特徴とその感染症について
4. 感染予防対策
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
微生物学、臨床微生物学とは、微生物学の分類
1 微生物の分類・病原性と感染症
(1)微生物学の概要
(2)分類
復習1時間
第2回
細菌の形態、構造、増殖、代謝
1 微生物の分類・病原性と感染症(3)微細構造と機能
復習1時間
第3回
細菌の観察法と培養法
1 微生物の分類・病原性と感染症(11)培養と培地
復習1時間
第4回
細菌の遺伝と変異
1 微生物の分類・病原性と感染症(4)遺伝子操作法
(5)変異と遺伝
復習1時間
第5回
真菌・ウイルスの基本構造
真菌・ウイルスの基本構造
復習1時間
第6回
滅菌・消毒化学療法(1)
1 微生物の分類・病原性と感染症(6)耐性と感受性
(10)滅菌と消毒
復習1時間
第7回
化学療法(2)
1 微生物の分類・病原性と感染症(7)化学療法剤
復習1時間
第8回
正常細菌叢と病原細菌
正常細菌叢と病原細菌
復習1時間
第9回
微生物の病原因子
微生物の病原因子
復習1時間
第10回
宿主の抵抗力
1 微生物の分類・病原性と感染症(9)感染と免疫
復習1時間
第11回
感染経路
感染経路
復習1時間
第12回
現在の感染症の特徴
現在の感染症の特徴
復習1時間
第13回
バイオハザード
バイオハザード
復習1時間
第14回
ワクチン、新興・再興感染症
1 微生物の分類・病原性と感染症(8)ワクチン
復習1時間
第15回
感染症に関する法律・感染制御
感染症に関する法律・感染制御
復習1時間
第16回
期末試験
講義終了の内容(授業内に事前提示)
必須事項の確認
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト40%
学期末テスト60%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
臨床検査学講座 臨床微生物学
ISBN
9784263223970
著者名
松本哲也編集
出版社
医歯薬出版
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
臨床微生物検査 技術教本
ISBN
9784621308820
著者名
日本臨床衛生検査技師会監修
出版社
丸善出版
出版年
備考
メッセージ
楽しく微生物学を学びましょう。授業中は講義に集中しましょう。
キーワード
病原微生物、感染症、感染対策
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
免疫学
履修条件
連絡先
常岡研究室(℡0836-22-2854、メールhtsune@yamaguchi-u.ac.jp)
オフィスアワー
事前連絡あればいつでも対応可能。
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