開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
木1~2,金1~2
演習
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051710019
科学論文演習[Introduction to Research in Laboratory Science]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
野島 順三[NOJIMA Junzoh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
野島 順三 [NOJIMA Junzoh], 西川 潤 [NISHIKAWA Jun], 湯尻 俊昭 [YUJIRI Toshiaki], 宮本 達雄, 清水 勇輝 [SHIMIZU Yuki], 末永 弘美 [SUENAGA Hiromi], 山本 健 [YAMAMOTO Takeshi], 山本 美佐 [YAMAMOTO Misa], 柳井 章江 [YANAI Akie], 小室 拓也 [OMURO Takuya], 高見 太郎 [TAKAMI Taroh], 稲光 正子 [INAMITSU Masako], 坂本 啓, 朝霧 成挙 [ASAGIRI Masataka], 富永 直臣 [TOMINAGA Naoomi], 大津山 賢一郎 [OHTSUYAMA Kenichiroh], 常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro], 小林 由紀 [KOBAYASHI Yuki], 濱野 公一 [HAMANO Kimikazu], 奥田 真一 [OKUDA Shinichi], 近藤 智子 [KONDOH Tomoko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
保健学科検査学専攻の教員は種々の研究を行っている。4年次の卒業研究を前に、それらの研究の概要を理解して貰う。そして、自分に興味の持てる内容の目安を付ける。同時に提供される論文を通して、いかにして論文作成に至るかを理解する。標的の周辺知識を得るための資料検索、その情報整理、問題点の抽出、科学的思考に基づく実験計画、データ処理、結果の書き方、図表の作成法、あたえられたデータから解釈して考察する方法など、論文までの具体的経路などを理解する。
授業の到達目標
検査技術科学科および関連教室の教員より、研究室の紹介と実際に行われている最新の医学研究につき説明を受ける。その内容を、一通り知ることで、自分に最もマッチした卒業研究のテーマやそれを行える研究室を探索する機会とします。
授業計画
【全体】
研究成果の発表方法や科学論文の作成方法を教授する。
検査技術科学専攻の各教員がオムニバスで研究内容を概説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション(教務 山本健先生・小林先生)
研究成果の発表方法や科学論文の作成方法(講義・野島領域長)
研究成果の発表方法や科学論文の作成方法を教授する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第2回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
抗リン脂質抗体症候群の鑑別診断法の確立と病態発症機序の解明
酸化ストレスに起因する病態発症機序の解明
抗リン脂質抗体症候群の鑑別診断法の確立と病態発症機序および酸化ストレスに起因する病態発症機序に関する研究を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第3回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
膠芽腫における癌幹細胞の検討
EBウイルス関連胃癌の発生機序の解明
深紫外LEDによる殺菌効果の検討
膠芽腫における癌幹細胞の検討およびEBウイルス関連胃癌の発生機序の解明に関する研究を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第4回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
造血器悪性腫瘍の新規遺伝子解析法の開発
細胞老化による骨髄腫瘍発症メカニズムの解明
がん臨床試験における代替エンドポイントに対する統計的基準
遅発性の効果がみられるがん免疫療法における解析方法の研究
がん臨床試験における後治療の評価方法に関する研究
造血器悪性腫瘍の新規遺伝子解析法の開発および細胞老化による骨髄腫瘍発症メカニズムの解明に関する研究等を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第5回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
腫瘍微小環境に関わる炎症細胞、特にマスト細胞の作用メカニズムの解明
AA amyloidosisに関する臨床病理学的検討
腫瘍微小環境に関わる炎症細胞、特にマスト細胞の作用メカニズムの解明およびAA amyloidosisに関する臨床病理学的検討に関する研究を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第6回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
未知の広範囲欠失によるサラセミアの正確な欠失領域の決定
サラセミアの遺伝子異常およびその表現型の多様性に関する研究
未知の広範囲欠失によるサラセミアの正確な欠失領域の決定およびサラセミアの遺伝子異常およびその表現型の多様性に関する研究等を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第7回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
心筋細胞のCaハンドリングの研究
不整脈に対する電気生理学的検討とカテーテルアブレーションに関する研究
心臓超音波診断法による心機能評価に関する研究
血管内皮機能評価法の臨床応用に関する研究
周産期うつ病発症のリスク因子の解明およびスクリーニング法の開発
心筋細胞のCaハンドリングおよび心臓超音波診断法による心機能評価に関する研究等を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
第8回
各研究室で進行中の研究内容の紹介および来年度の研究計画。
環境中の薬剤耐性遺伝子の動態と遺伝子伝播の解明
猫ひっかき病(バルトネラ菌による感染症)の高感度血清学的診断法の開発
猫ひっかき病感染予防のための猫ワクチンの開発
環境中の薬剤耐性遺伝子の動態と遺伝子伝播の解明
および猫ひっかき病(バルトネラ菌による感染症)の高感度血清学的診断法の開発に関する研究等を概説する。
授業計画に沿って、予準備学習1時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 10% D: --%
成績評価法
課題レポートで評価します。
レポート 100%
教科書にかかわる情報
備考
「科書は使用しない」,「授業中に資料配布」等を記載
参考書にかかわる情報
備考
必要に応じて授業内で指示する。
メッセージ
4年次の卒業研究および大学院進学の参考にして下さい。
キーワード
臨床検査医学研究
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
保健学科研究棟407号室 TEL:22-2824
オフィスアワー
nojima-j@yamaguchi-u.ac.jp メールにて予定を確認後、部屋にいらしてください。
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