開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半
水5~10
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051720012
環境衛生学実習[Environmental Health Practicum]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
末永 弘美[SUENAGA Hiromi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
湯尻 俊昭 [YUJIRI Toshiaki], 末永 弘美 [SUENAGA Hiromi], 金重 里沙
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
環境衛生学実習に用いられる基本的な化学的測定方法は、すでに検査機器学で習得したものとする。したがってこの実習では、実習を通じて技術面で検査方法を習得するよりも、むしろすでに学んだ技術を用いて実習課題にアプローチするよう説明する。すなわち環境衛生学実習では、与えられた課題を十分に考慮し、調査対象を自ら選択して正確に測定し、さらに得た測定(調査)結果に対する公衆衛生学的背景を含めて理解し考察するように説明する。なお実習は各人がグループで毎回異なった実習をするよう、実習項目全てをローテーションして実施し、最終の実習項目に関しては試験を行う。
授業の到達目標
(1)水質環境の測定指標・測定意義を理解する。
(2)空気環境の測定指標・測定意義を列挙し、測定することができ、結果を評価できる。
(3)物理的環境の測定指標・測定意義を列挙し、測定することができ、結果を評価できる。
(4)疲労の測定意義を説明できる。
(5)見学により環境衛生の現状(検査現場およびごみ処理)を理解する。
授業計画
【全体】
学生は実習項目すべてをローテンションして実施する。よって毎回、すべての実習が行われていることになる。それぞれの項目について、試料の採取や、環境測定場所の決定は学生が考える。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
実習講義、実習準備(試薬作り)
実習項目全てをグループでローテーッションして行う。
予習2時間
第2回
河川の汚濁試験(DO,BOD、大腸菌群)
河川のDO,BOD、大腸菌群検査
予習、レポート作成 3時間
第3回
湖沼の汚濁試(SS、BOD、COD)
湖沼の汚濁試験
予習、レポート作成 3時間
第4回
飲料水(水道水)検査(残留塩素、PH、亜硝酸窒素、細菌数、殺菌力)
飲料水(水道水)の残留塩素、PH、亜硝酸窒素、細菌数、殺菌力測定
予習、レポート作成 3時間
第5回
食品衛生試験(まな板、包丁、食器の洗浄試験、食品添加物検査)
まな板、包丁、食器の洗浄試験、食品添加物検査
予習、レポート作成 3時間
第6回
空気環境測定
気温、湿度、気流、輻射熱、CO2、CO、粉塵、照度測定
予習、レポート作成 3時間
第7回
騒音測定、電磁波測定、紫外放射線測定
騒音、電磁波、紫外線測定
予習、レポート作成 3時間
第8回
実習の片づけ
レポート提出、掃除
復習
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 45% B: 10% C: 45% D: --%
成績評価法
実習態度、実習レポートで評価します。
なお、実習欠席の場合失格とする。
実習態度30%、レポート70%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
作成実習書を配布する。
ISBN
著者名
出版社
出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
水質、空気、物理的環境、疲労、食品添加物
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
環境衛生学
履修条件
連絡先
末永弘美(内線2133) hiro1204@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日16時~18時
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