開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金3~4
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051720014
分子生物学[Molecular Biology]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
柳井 章江[YANAI Akie]
ー
担当教員[ローマ字表記]
柳井 章江 [YANAI Akie], 山本 直樹 [YAMAMOTO Naoki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
医療分野において、検査や治療を考える際に分子レベルでの病態生理を理解することが必要である。本講義では、生命現象の分子生物学的基盤を理解し、遺伝情報の流れを把握することで、遺伝子変異による疾患発症メカニズム理解へ応用できるよう解説する。分子生物学研究を行っている実務経験のある教員が研究事例、実験技術と実験的根拠を示しつつ講義を行う。
授業の到達目標
生物がどのような形で自分自身の遺伝情報を持ち、どのようにしてそれを発現させ、生命活動を営んでいるかを、分子レベルで理解する。
1) ヒトゲノムの構造、特徴を説明できる。
2) 染色体の構造と維持機構について説明できる。
3) 遺伝子とゲノム、染色体について説明できる。
4) 遺伝情報の継承について説明できる。
5) ゲノムDNAの複製、修復機構を説明できる。
6) 突然変異について説明できる。
7) 遺伝情報の発現過程、制御機構を説明できる。
授業計画
【全体】
授業の到達目標を達成するために、具体的な実験方法や検査法等について、画像などを利用した講義を行う。併せて、汎用される分子生物学的用語を英語でも覚える。
期末試験を行う。
必要に応じて、課題を課すこともある。
授業計画は、理解度などに応じで前後することがあるので、授業内でアナウンスする。
1)DNAの構造、複製、修復
2)DNAからタンパク質へー遺伝子の転写・翻訳
3)遺伝子発現の調節
4)遺伝子の変化と進化
5)細胞・動物を使った再生実験技術(山本直樹)
6)細胞・動物を使った遺伝子実験技術
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
講義目標と進め方、成績評価の方法について
DNAと染色体の構造
目標:DNAと染色体の構造が説明できる。
柳井 4/11
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第2回
DNAの複製
目標:DNAの複製が説明できる。
柳井 4/18
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第3回
DNAの複製と修復
目標:DNAの複製と修復が説明できる。
柳井 4/25
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第4回
DNAからタンパク質へ
目標:DNAからタンパク質へ
が説明できる。
柳井 5/2
授業計画に沿って、準備学習30分、授業で興味がわいた事項について、自分で調べるなど復習90分を行う。
第5回
動物と細胞を使った研究方法
動物と細胞を使った研究方法、再生医療に関する実験を概説する。
担当;山本直樹 5/9
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第6回
遺伝子とゲノムの解析
目標:遺伝子とゲノムの解析が説明できる。
柳井 5/16
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第7回
遺伝子の発現調節と解析方法
目標:遺伝子の発現解析とその解析方法が説明できる。遺伝子の発現調節とゲノムの進化が説明できる。
柳井 5/23
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第8回
分子生物学実験技術
目標:分子生物学実験技術が説明できる。
柳井 6/7
授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第9回
定期試験(筆記)
分子生物学講義の授業計画全体の総括
授業計画に沿って、全ての講義資料や参考書を参照し復習を十分行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
成績評価は、期末試験と履修状況により総合評価を行う。
必要に応じて、小課題を課すこともあるが、履修状況に含める。
期末試験(筆記)95%、履修状況 5%を基本とする。
教科書にかかわる情報
備考
講義資料を配布し、資料を中心に授業を進めます。配布資料は、試験日まで保管しておくこと。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
Molecular biology of the cell
ISBN
9780393884852
著者名
Bruce Alberts ... [et al.] ; with problems by John Wilson, Tim
出版社
W.W. Norton & Company
出版年
2022
備考
メッセージ
授業計画は理解度などを考慮して若干変更されることがある。
キーワード
遺伝子、転写、翻訳、DNA、RNA、進化、ゲノム
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
細胞生物学、生化学、生化学実習、分子生物学実習
履修条件
連絡先
柳井章江 akiey@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前にメールで連絡してください。
講義や実習時間以外であれば、対応します。
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