タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月7~8 講義  
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1051720017 組織学[Histology] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
近藤 智子[KONDOH Tomoko]
担当教員[ローマ字表記]
近藤 智子 [KONDOH Tomoko], 小林 由紀 [KOBAYASHI Yuki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
正常人体組織の機能や構築を形態学を通して学ぶ.
人体における各器官の組織および細胞の構造とその機能を理解し、 知識として習得できる。 正常の組織および細胞の構造とその機能を理解することにより、 疾患を理解することを容易にする。豊富な経験を有する病理専門医が実務家教員として、詳細に教授する。
授業の到達目標
疾患を理解する上で基礎となる正常の組織および細胞の構造とその機能について理解・説明できる。
(1)人体の臓器、組織、細胞について、その形や機能を説明できる。
(2)発生学的な見地を踏まえ臓器や組織の構成や機能を説明できる。
授業計画
【全体】
教科書をもとに、系統的に、肉眼的及び組織学的に各臓器・組織を学ぶ
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 解剖学、組織学、細胞とは 人間の体の成り立ちについて学ぶ。細胞、組織、臓器について学ぶ 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第2回 細胞内小器官 細胞とは? 細胞の構成成分である、細胞内小器官とその機能を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第3回 上皮組織・支持組織・骨格 上皮組織の役割、種類、その構造を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第4回 筋組織・神経組織

筋組織の種類と構造・機能を学ぶ。
神経組織の種類、構成、構造・機能を学ぶ。
教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第5回 脈管系・血液と骨髄 脈管系の機能と構造、その種類を学ぶ。
骨髄の機能と、構成細胞、機能を学ぶ。
教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第6回 消化器系1 口腔、食道、胃、腸管の構造、機能を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第7回 消化器系2 肝、胆嚢、すい臓の機能、構造を学ぶ。腹腔についても学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第8回 中間まとめ および
中間テスト
復習とともにこれまでの知識を確認する。
これまでの範囲について筆記試験を行う。
前回までの範囲について教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)、自分自身のノートを見直し、復習する。(2時間以上)
第9回 リンパ性器官 リンパ節、胸腺、脾臓、および各臓器のリンパ装置に関して、その構造、構成細胞、機能を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第10回 呼吸器・泌尿器
呼吸器(上気道、気管、肺)の構造、構成細胞、機能を学ぶ。胸腔についても学ぶ。
泌尿器(腎、尿管、膀胱、尿道)の構造、構成細胞、機能を学ぶ
教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第11回 男性生殖器・前立腺 精巣、精管、精索、精嚢、前立腺について、その機能と構造を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第12回 女性生殖器・乳腺 卵巣、卵管、子宮、膣、外陰及び乳腺について、その機能と構造を学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第13回 内分泌器系
視床下部、下垂体、甲状腺、副腎、副甲状腺、膵ランゲルハンス島等について、その構造機能及び相互の関係について学ぶ。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第14回 皮膚・感覚器 皮膚の構造・機能を学ぶ。
感覚器(目、耳、鼻)等について学ぶ。
教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第15回 まとめ 人体としての構造を、種々の細胞、各臓器の複合体として理解し人の体の正常の仕組みが理解でき、説明できるようにする。 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)を参考にして、予習、復習をお行い、知識を整理し、不明な点があれば質問できるようにしておく。(1時間)
第16回 学期末テスト 試験 教科書および講義ファイル(必要に応じて配布)、自分自身のノートを見直し、期末試験に備える。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間テスト(筆記) 50%
学期末テスト(筆記) 50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 入門組織学 ISBN 9784524216178
著者名 牛木辰男 著 出版社 南江堂 出版年 2013
備考
教科書に沿って講義を進めますので各自用意しておくこと。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
組織学では、正常の人の構造が(細胞レベルで)どのようになっているのかについて学びます。人の病気(疾患)を学ぶ前に必ず理解しておく必要があり、特に、2年次に履修する病理学や病理形態学および組織病理学実習では組織学がしっかり理解できていることを前提に講義・実習を進めますので、そのつもりで学習してください。
キーワード
組織学、正常組織、解剖学、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
病理学、病理形態学、組織病理学実習、病理検査学、病理検査学実習、病理検査学病院実習
履修条件
連絡先
・修学支援システムのメッセージで連絡してください。
オフィスアワー
随時
まずは修学支援システムのメッセージで連絡してください。

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