開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期前半
月1~2,火1~2
講義
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1051730008
循環機能検査学
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
奥田 真一[OKUDA Shinichi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
奥田 真一 [OKUDA Shinichi], 有吉 亨 [ARIYOSHI Tohru]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
・心電図、心音・脈波、超音波検査などの循環器系器官の機能を測定する検査法について、それぞれの原理と目的について説明し、検査データの解析方法、正常と異常の差、循環器疾患の診断に至るプロセスを統合して講義する。
・この科目では大学病院で長年にわたって内科医として実務経験のある教員と生理機能検査の実務経験のある教員が、それぞれの経験に基づいて丁寧に講義する。
授業の到達目標
1)循環器疾患の診断における心電図や超音波検査の原理や役割を理解し、それらの情報を関連付けて正常と異常を判別することができる。
2)使用機器の原理を理解し、必要な保守点検を列挙できる。
3)人を対象にする検査における患者への配慮の重要性を説明できる。
授業計画
【全体】
・心電図、心音・脈波、超音波検査など、循環器の機能を測定する方法について、それぞれの原理と目的について説明し、検査データの解析方法、正常と異常の差、循環器疾患の診断に至るプロセスを統合して講義する。
・講義は全体で15回であるが、これ以外に定期試験期間中の試験を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
循環機能検査学の概要
心電図(1)
循環器検査学の目的・種類
心電図の基礎Ⅰ
教科書の第1章を読んで講義に臨みましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第2回
心電図(2)
心電図の基礎Ⅱ
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第3回
心電図(3)
リズムの異常
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第4回
心電図(4)
伝導異常、心筋肥大
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第5回
心電図(5)
心筋虚血の心電図
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第6回
心電図(6)
その他の心電図異常
特殊心電図・心電図記録法の実際
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第7回
心音・脈波(1)
心音の由来、性質
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第8回
心音・脈波(2)
異常心音
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第9回
心臓超音波検査(1)
超音波検査の心臓検査への応用Ⅰ
教科書で超音波検査 b心臓(生理検査機能学(3版1刷)では311-326頁にあたる)の予習をする(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第10回
心臓超音波検査(2)
超音波検査の心臓検査への応用Ⅱ
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第11回
心電図の総括
心電図検査の試験予定
心電図検査の復習を十分におこなっておく(目安:4時間)。
第12回
1)心臓超音波検査(3)
1)左室機能測定法
2)虚血性心疾患診断法
3)弁膜疾患診断法
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第13回
心臓超音波検査(4)
1)先天性心疾患診断法
2)心筋症・心膜疾患・大動脈脈疾患診断への応用
3)その他の心疾患診断への応用
予習をしましょう(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第14回
血管超音波検査(1)
血管超音波検査(1)
教科書で予習(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第15回
血管超音波検査(2)
血管超音波検査(2)
教科書で予習(目安:2時間)。良く復習する(目安:2時間)。
第16回
定期試験
臨床生理学の循環器分野の総括
臨床生理学の循環器分野の総復習をしておくこと
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
中間試験および期末試験の結果で評価する(100%)。
出席2/3以上を試験の受験資格とする。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
生理機能検査学 第3版
ISBN
9784263224038
著者名
東條尚子, 川良徳弘編集
出版社
医歯薬出版
出版年
2025
備考
教科書は「生理機能検査学」の最新版を使用します。
2025年2月に第3版が刊行されました。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
図解心電図テキスト : Dr.Dubin式はやわかり心電図読解メソッド
ISBN
978-4-8306-1679-2
著者名
デイル デュービン著 ; 村川裕二訳
出版社
文光堂
出版年
2007
参考書
書名
心電図ドリル (新装版)
ISBN
9784883787159
著者名
土居忠文, 宮尾恵示著
出版社
総合医学社
出版年
2020
参考書
書名
頸動脈・下肢動静脈超音波検査の進め方と評価法(月刊Nedical Technology 別冊)
ISBN
著者名
遠田栄一・佐藤 洋 編集
出版社
医歯薬出版株式会社
出版年
2004
参考書
書名
心電図の読み方パーフェクトマニュアル : 理論と波形パターンで徹底トレーニング!
ISBN
9784758106092
著者名
渡辺重行, 山口巖編
出版社
羊土社
出版年
2006
備考
心電図、心臓超音波検査、呼吸機能検査法についての参考書は、図書館に何種類もあります。適宜参考にしてください。
・「図解心電図テキスト」は初心者にこそ必要な知識を与えてくれますが、講義と並行して読むなど、時間に余裕をもって読むべきでしょう。
・「心電図ドリル」は基本的知識のドリル的習得に有用でしょう。
・もっとたくさんの心電図の知識習得には実例に当たる必要があります。「心電図の読み方パーフェクトマニュアル」に挑戦するのも良いですね。
いずれも図書館においてあります。
メッセージ
最新の講義日程は【保健学科シラバス】で確認してください。
キーワード
実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
生理機能学Ⅱ
履修条件
連絡先
奥田 学内アドレス (sokuda@・・・・) @以下は共通。
メールは公式メールから。学籍番号と名前を必ず書くこと。
オフィスアワー
8:50-17:15
原則、上記メールで対応。
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