開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水1~2
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052510018
保健学[Health Sciences]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
緒方 彩乃[OGATA Ayano]
ー
担当教員[ローマ字表記]
緒方 彩乃 [OGATA Ayano], 村上 祐里香 [MURAKAMI Yurika], 本田 由起恵, 大海 弘美, 原田 昌範 [HARADA Masanori]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
健康と生活に関連する基礎的な概念、人々の健康の保持・増進に関わる理論を概説する。
人々の健康及び生活の安全を衛るための、日本及び諸外国の保健医療制度を概説する。
地域保健の第一線機関に所属する保健師による人々の健康と生活を衛る活動の実際を紹介する。
概念や理論の理解、制度の理解を深めるため、関連する具体例を提示しながら授業を進めます。
授業の到達目標
1.健康、公衆衛生、予防、ヘルスプロモーションの概念と理論を知る。
2.日本と諸外国の公衆衛生と医療の歴史、日本の保健医療福祉の現状と課題、制度と法規を知る。
3.人々の健康の保持・増進のための方法論にづいた実際の活動を知ると共に、保健医療を担う専門職の課題と今後求められる役割を考察する。
授業計画
【全体】
本授業では、講義により保健医療に関わる制度、健康・疾病・障害と生活に関連する現状と課題、対策についてトピックを挙げながら展開する。
また健康・疾病・障害と生活に関連する基礎的な概念を解説し、人々の健康行動の実際をイメージしながら理解を促す。
さらにそれぞれの講義において、公衆衛生専門職の役割、及び活動の実際について、実務経験のある教員や地域保健の第一線機関に所属する保健師が事例や資料を基に具体的に解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
公衆衛生、健康とは
授業の方針、授業の進め方、評価の方法、公衆衛生の意義・対象・機能等
講義で配布された資料、テキスト「衛生学・公衆衛生学序論」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第2回
疾病予防とヘルスプロモーション
予防のレベル、ヘルスプロモーションの概念と具体的な取り組み
講義で配布された資料やテキスト「疾病予防と健康管理」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第3回
地域保健と保健行政の成り立ち
日本の公衆衛生の歴史、日本の保健行政の体系
講義で配布された資料やテキスト「地域保健と保健行政」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第4回
健康行動理論(個人レベル)
健康行動理論と生活習慣病予防の取り組み例
講義で配布された資料やテキストを読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第5回
健康行動理論(集団レベル)
健康行動理論と生活習慣病予防の取り組み例
講義で配布された資料やテキストを読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第6回
母子保健
日本の母子保健の課題、切れ目のない子育て支援施策
講義で配布された資料やテキスト「母子保健」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第7回
高齢者保健
日本の高齢者保健医療の動向、介護予防の取り組み
講義で配布された資料やテキスト「高齢者の保健医療福祉」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第8回
地域医療・へき地保健医療
日本のへき地保健医療の課題と取り組み
講義で配布された資料を読んで復習を行うこと(1時間程度)
第9回
産業保健
働く人々の健康、職場における健康管理
講義で配布された資料やテキスト「産業保健」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第10回
感染症対策
感染症とその予防
講義で配布された資料やテキスト「主な疾病の予防」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第11回
学校保健
日本の子どもの健康状況、学校保健とは、学校保健行政
講義で配布された資料やテキスト「学校保健」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第12回
障害福祉・難病
日本の障害児者に対する保健福祉施策の動向、地域における障害者・難病対策
講義で配布された資料を読んで復習を行うこと(1時間程度)
第13回
市町村保健師活動
市町村保健師の役割・機能、活動の実際・特徴、健康課題と対策
講義で配布された資料やテキスト「地域保健と行政」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第14回
保健所保健師活動
保健所保健師の役割・機能、活動の実際・特徴、健康課題とその対策
講義で配布された資料やテキスト「地域保健と行政」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
第15回
国際保健
国際保健とは、日本の保健医療分野における国際協力
講義で配布された資料やテキスト「国際保健医療」を読んで予習・復習を行うこと(1時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
レポートと定期試験で評価します。
レポート10%、定期試験90%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
シンプル衛生公衆衛生学
ISBN
9784524210220
著者名
鈴木庄亮監修
出版社
南江堂
出版年
最新版
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
毎回授業を実施した日のうちに、に修学支援システムの「授業内アンケート」から講義の感想・学びについて記入してください。
キーワード
保健医療福祉、生活、健康、公衆衛生、医療、保健行政、環境保健、予防
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
公衆衛生看護学概論、公衆衛生看護活動論、保健行政福祉論、疫学、保健統計学、公衆衛生看護学実習
履修条件
連絡先
緒方 彩乃:ayanok@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前にメールでアポイントをとってください。
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