開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木5~6
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052510022
人間関係論[Human relations and Communication]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
安達 圭一郎[ADACHI Keiichiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
安達 圭一郎 [ADACHI Keiichiro]
特定科目区分
STEAM関連科目
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
臨床心理士(公認心理師)として医療・教育・福祉分野における心理臨床経験を持つ担当教員が,援助者に必要なコミュニケーションと対人関係の理論を教授する。また,対人援助に必要なコミュニケ‐ション・スキルについての演習をおこなう。
授業の到達目標
人間関係とコミュニケーションに関する基本的概念の紹介、対人援助のためのコミュニケーション技法の修得、クライエントのニーズに合った援助方法の修得。
授業計画
【全体】
この授業では、医療における対人関係と対人コミュニケーションの重要性について紹介し、実際の対人援助のために必要な基本的スキルを体験的に学ぶ。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
人間関係論とは
ホーソン実験の内容、ひきこもりの現状に触れながら人間関係を学ぶ意義に言及する。
講義前後に,講義資料,関連論文,書籍を基に予・復習する。(2時間)
第2回
看護におけるチームワーク
看護現場を題材に、チームワークをどのように理解するのか、あるいはチームワークが個々のメンバーやチームのパフォーマンスにどのように影響するのか理解する。
講義前後に,講義資料,関連論文,書籍を基に予・復習する。(2時間)
第3回
援助的コミュニケーションについて
対象者(患者、来談者など)に安全と感じてもらうコミュニケーションの基礎を紹介する。
講義前後に,講義資料,関連論文,書籍を基に予・復習する。(2時間)
第4回
援助的コミュニケーションの展開
カウンセリング・心理療法・コーチング・アサ―ションなどの基礎を紹介する。
講義前に,講義資料を基に関連事項を予習する。講義後に,学んだ技法について各種文献を基に理解を深める(2時間)
第5回
援助的コミュニケーションの展開2
人間関係構築における援助者側の心構えについて紹介するとともに,心理テストを通じた自己理解をおこなう。
講義後に,自己理解の結果について,関連諸論文を基に考察する。(2時間)
第6回
援助的コミュニケーションの展開3
ビデオ鑑賞を通して、対象者をエンパワーする人間観について紹介する。
講義後に紹介したビデオを鑑賞し,関連論文,書籍を基に内容理解を深める。(2時間)
第7回
カウンセリング技法の実習
5つのカウンセリング技法をロールプレイを通して学ぶ。
5つの技法に気をつけながら,他者とのコミュニケーションを試みる。(2時間)
第8回
人間関係を構築する要因のまとめ
さまざまな人間関係のパターンについて考えながら,効果的なコミュニケーションスキルを学ぶ(1時間の最終テストを含む)。
場面を意識しながら効果的なコミュニケーションを試みる。(2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 10% D: --%
成績評価法
授業内のレポート,学期末の筆記試験で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
人間関係を支える心理学
ISBN
9784762828171
著者名
上野徳美・岡本祐子・相川充
出版社
北大路書房
出版年
2013
参考書
書名
メディカルスタッフのための基礎からわかる人間関係論
ISBN
著者名
山蔦圭輔・本田周二
出版社
南山堂
出版年
2021
備考
メッセージ
日常における自己のコミュニケーションスタイルを振り返りながら,各テーマの内容を考察してほしい。
キーワード
人間関係、対人援助、コミュニケーション、ソーシャルサポート、傾聴、共感
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
履修条件
連絡先
安達 adachi13@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時(事前にメールで連絡してください)
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