タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 集中 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1052520011 基礎看護学実習Ⅱ[Clinical Practice in Fundamental Nursing Ⅱ] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
田中 愛子[TANAKA Aiko]
担当教員[ローマ字表記]
田中 愛子 [TANAKA Aiko], 小野 聡子, 赤田 いづみ [AKADA Izumi], 吉田 美穂, 浅海 菜月 [ASAUMI Natsuki], (未 定)
特定科目区分   対象学生   対象年次 2
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本実習科目は、入学して初めて看護の対象を受け持ち看護過程を展開する、他の実習科目の基礎となるとともに、 卒業認定に関わる「看護学専攻別専門科目」である。健康上の問題を持つ患者と直接かかわり、患者を総合的に理解し、健康問題を解決していくための思考過程を明確にしていく。実際に看護過程を展開し、実践した看護から看護活動の理解を深めるとともに、ヒューマンケアの基盤的能力を培う。
授業の到達目標
1.受け持ち患者および患者を取り巻く人々と援助的人間関係を成立・発展させることができる。
2.受け持ち患者の情報を収集し、アセスメントに基づき看護上の問題を特定する。
3.受け持ち患者の看護上の問題の解決に向けて、看護援助を計画立案、実施、評価する。
4.看護を学ぶ者として、倫理的、安全かつ責任ある行動をとる。
授業計画
【全体】
2026年2月17日(火)〜3月5日(木)の12日間の内、一人6日間山口大学医学部附属病院で実習します。詳細は、第1回オリエンテーション(1月)で実習要項を配布して説明します。2月13日にカルテ研修、2月16日に第2回オリエンテーションを実施します。必ず出席してください。以下の授業計画は、病棟実習のみの回数を記述しています。予定は変更になることがあるので、就学支援システムからの連絡に注意をしてください。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 実習1日目 オリエンテーション、情報収集、アセスメント 病態、治療の学習と理解、情報の整理をしましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
第2回 実習2日目 情報収集、アセスメント、全体像の把握 情報収集から看護上の問題を検討しましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
第3回 実習3日目 健康上の問題の抽出、計画立案 情報収集から看護上の問題を検討しましょう。また、その問題を解決する個別性のある看護計画を立案しましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
第4回 実習4日目 健康上の問題の抽出、計画立案、カンファレンス 情報収集から看護上の問題を検討しましょう。また、その問題を解決する個別性のある看護計画を立案しましょう。
これまでの学びを振り返ってみましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
第5回 実習5日目 看護介入の実施、評価 看護計画の内容、実施・評価について、見直しをしてみましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
第6回 実習6日目 看護介入の実施、評価、病棟カンファレンス 看護計画の内容、実施・評価について、見直しをしてみましょう。看護過程5つのステップのすべてを再度確認してみましょう。これまでの実習を振り返り、自己の今後の課題を明確にしておきましょう。十分な事前学習と事後学習をして実習に臨みましょう。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 90% D: --%
成績評価法
実習の評価については、基礎看護学実習Ⅱの実習要項に詳しく示した。ルーブリック評価は2024年度版を掲載した。2025年度は一部変更することがあるので、その都度ルーブリック評価を示すので、実習の参考にしていただきたい。ルーブリックによる実習評価85%、レポート評価15%
ルーブリック等の評価基準
ファイル名 備考
ルーブリック等の評価基準 基礎看護学実習Ⅱ評価用ルーブリック.pdf 実習の評価
基礎看護学実習Ⅱ評価用レポートルーブリック.pdf レポート評価
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
備考
基礎看護学実習Ⅱまでに学習したすべての教科目のテキストを使用する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 基本から学ぶ看護過程と看護診断 ISBN 9784260016896
著者名 R.アルファロールフィーヴァ 出版社 医学書院 出版年
参考書 書名 看護診断ハンドブック ISBN 9784260050210
著者名 新道幸恵監訳 出版社 医学書院 出版年
参考書 書名 ナーシング・グラフィカ基礎看護学(2):基礎看護技術Ⅰコミュニケーション/看護の展開/ヘルスアセスメント ISBN 9784840475365
著者名 志自岐康子他 出版社 メディカ出版 出版年
参考書 書名 ナーシング・グラフィカ基礎看護学(3):基礎看護技術Ⅱ  看護実践のための援助技術 ISBN 9784840475372
著者名 志自岐康子他 出版社 メディカ出版 出版年
参考書 書名 根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術 ISBN 9784260047906
著者名 任 和子他 出版社 医学書院 出版年
備考
詳細は実習要項に記載し配布する。
基礎看護学実習Ⅱまでに学習したすべての教科目の参考図書が該当する。
メッセージ
実習には十分な事前・事後学習をして臨んでください。
実習の詳細は、第1回オリエンテーション(1月)で実習要項を配布して説明します。受講者は必ず出席してください。
受講資格については、学生要覧を確認してください。
この時期、感染症が流行し出席停止やそれに伴う追加実習の可能性も出てきます。実習終了後しばらくは旅行等の計画を入れないでください。不明な点はお問い合わせください。実習の展開方法について変更が生じた際には、別途連絡をします。
キーワード
受持ち患者、ニーズ・問題、計画、実践、評価、看護過程、人間理解、患者の尊重、看護観、技術の創造
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
関連科目
看護学概論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護方法論Ⅰ・Ⅱ、基礎看護方法演習Ⅰ・Ⅱ、看護過程論、基礎看護学実習Ⅰ、人間関係論
履修条件
連絡先
田中愛子:aitanaka@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2860
小野聡子:ono-s@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2815
赤田いづみ:i-akada@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2822
吉田美穂:m-yoshida@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2823
浅海菜月:asaumi@yamaguchi-u.ac.jp TEL:0836-22-2851
他の先生方の連絡先は、別途配布する。

オフィスアワー
担当教員がそれぞれ連絡します。

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