開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
木3~4
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052520012
看護管理学[Nursing Management]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
赤田 いづみ[AKADA Izumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
赤田 いづみ [AKADA Izumi], (未 定)
特定科目区分
対象学生
対象年次
4
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
看護の機能を効果的・効率的に発揮させるためのマネジメントの基礎知識、看護サービスの質管理、看護管理に必要なスキル等について諸理論をもとに教授し、看護実践に必要な看護管理の基礎的能力を養う。また、社会におけるヘルスケアや看護職に関する現状や課題を調べ、プレゼンテーション・討議を通して、看護に関わる政策の動向や法制度についての理解を深める。「看護と経営」については、病院経営と看護管理の実際に携わっておられる山口大学医学部附属病院看護部長よりご講義いただく。
授業の到達目標
1.看護管理の目的、プロセスを理解する
2.組織とマネジメントに関する基礎知識を理解する
3.看護管理の対象とそれらに対する看護管理者の役割を理解する
4.看護サービスの質保証のための看護管理者の役割と機能を理解する
5.医療・看護の質保証の観点から医療安全管理について考える
6.看護職のキャリアについて理解する
7.看護管理に求められるスキルを理解する
8.看護と病院の経営的側面との関連について理解する
9.看護に関わる政策の動向と法制度を理解する
授業計画
【全体】
これまで、患者に集中していた看護の視点を、患者ケア、組織、社会へと広げ、看護活動の場を俯瞰してみることができるよう授業を進める。
また、次年度から看護職になるにあたり、就職後に職場の看護管理を担うスタッフの一員として、知っておくべき知識を修得する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
授業ガイダンス
看護管理とは
組織とマネジメント
・授業の進め方、評価方法について説明する
・看護管理の定義、目的、3つのレベル、看護管理学を学ぶ意義について学ぶ
・組織の成り立ち、医療機関の組織構造、看護管理のプロセス、人・モノ・情報・コストの管理について学ぶ。
テキスト該当ページを読む
看護管理とは、組織とマネジメントについての予習2時間と復習2時間
第2回
看護サービスと質管理
サービス・マネジメント、医療・看護の質と評価、医療安全とリスクマネジメントについて学ぶ
テキスト該当ページを読む
看護サービスと質管理についての予習2時間と復習2時間
第3回
看護と医療安全
医療安全管理体制と組織的取り組み、インシデント発生時の対応、医療安全とチーム医療について学ぶ
テキスト該当ページを読む
自身の関心のある医療事故について調べ、原因や対策について考えてまとめる
看護と医療安全についての予習2時間と復習2時間
第4回
看護管理に求められる能力
人とかかわるためのスキル、集団に働きかけるスキルについて学ぶ
テキスト該当ページを読む
自己の学生生活の中で経験をしたリーダーシップについての事前・事後課題をする。
看護管理に求められる能力についての予習2時間と復習2時間
第5回
看護職とキャリア
社会人になるということ、看護の教育体系、キャリアマネジメントについて学ぶ
テキスト該当ページを読む
講義後に、看護職としての自身のキャリアについての考えをレポートにまとめる
看護職とキャリアについての予習2時間と復習2時間
第6回
看護行政、看護政策
看護行政の組織と役割、看護政策立案の過程について学ぶ
テキスト該当ページを読む
看護職、ヘルスケアに関する課題と看護政策について調べる
看護行政と看護政策についての予習2時間と復習2時間
第7回
看護と経営
コストの管理、医療と経済、病院経営と看護管理について山口大学医学部附属病院の看護部長より学ぶ
テキスト該当ページを読む
講義後に学びと考えたとこについてレポートにまとめる
看護と経営についての予習2時間と復習2時間
第8回
総括
定期試験
「看護管理学」での学びと今後の課題を明確にする
筆記試験
第1~7回の授業の復習をする
(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 10% C: --% D: 5%
成績評価法
最終回(12/11)に定期試験を実施する。再試験は実施しない。
評価割合は、定期試験70%、授業内レポート15%、授業外レポート10%、授業・討議・グループワークへの参加度5%とする。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
看護の統合と実践①看護管理
ISBN
9784840478458
著者名
吉田千文 [ほか] 編
出版社
メディカ出版
出版年
2023
備考
参考書にかかわる情報
備考
授業時に提示します。
メッセージ
※シラバス内容が変更となる場合があります。詳細は授業時にご案内します。
予習として教科書を熟読しておく必要がありますので、必ず教科書を購入してください。本科目を履修する場合は、統合実習時に本科目のテキストを購入しておくと、両方の科目でテキストを活用できます。
既習の知識を基盤にし、卒業前にしっかり看護を考える場としましょう。
キーワード
看護管理, マネジメント,組織, 看護サービス,医療・看護の質,医療安全,リスクマネジメント、人材育成、人材活用,キャリアマネジメント,リーダーシップ,経営,看護政策, 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
基礎看護学概論Ⅱ,保健福祉行政論,看護学統合実習 他
履修条件
連絡先
科目責任者 赤田いづみ E-Mail: i-akada@yamaguchi-u.ac.jp
TEL:0836-22-2822
オフィスアワー
科目責任者とメールで事前に日程調整
ページの先頭へ