開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木1~4
講義
3.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052540002
小児看護学[Pediatric Nursing]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
村上 京子[MURAKAMI Kyoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
村上 京子 [MURAKAMI Kyoko], 沓脱 小枝子 [KUTSUNUGI Saeko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
小児は成長・発達の途上にありやがて成人するが、小児は幼なければ幼い程、誰かに世話をされなければ生きていけない。小児看護は出生前期から学童・思春期頃までの小児とその家族を対象とし、健康・不健康を問わず広く小児を理解し、小児の健康に関するあらゆる問題に対応する。
ここでは小児期各期の特性、小児の成長発達の促進および健康の保持・増進・回復を支援するために必要な、小児看護の知識と技術について教示する。さらに疾病や障害、入院が、小児とその家族に及ぼす影響について概説し、子どもを看護するときの看護職者の態度や心構え、看護ケアの工夫等について共に考える。授業は出来るだけ小児疾病学の学習内容に対応させながら進める。
小児看護について小児病棟で看護実践の経験のある教員が小児看護実践に関する講義を行う。
授業の到達目標
(1)小児看護の理念と目的、役割を理解する。
(2)健康な小児の成長・発達を理解する。
(3)小児期各期の特徴と生活について学び、小児に必要な生活の援助技術を習得する。
(4)小児に特有な疾患や症状・障害の看護について、知識と技術を習得する。
(5)小児とその家族への適切な看護ケア・支援について、考察する。
授業計画
【全体】
小児看護は出生前期から学童・思春期頃までの小児とその家族を対象とし、健康・不健康を問わず広く小児を理解し、小児の健康に関するあらゆる問題に対応する。
ここでは小児期各期の特性、小児の成長発達の促進および健康の保持・増進・回復を支援するために必要な、小児看護の知識と技術について教示する。さらに疾病や障害、入院が、小児とその家族に及ぼす影響について概説し、子どもを看護するときの看護職者の態度や心構え、看護ケアの工夫等について共に考える。授業は出来るだけ小児疾病学の学習内容に対応させながら進める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
【オリエンテーション】小児看護の理念
小児の特性に応じたコミュニケーション
小児看護の理念
発達段階、重症心身障害児、親・家族
授業時間に注意
(事前学習2時間、復習2時間)
第2回
医療的ケア児、脳性麻痺もつ子どもと家族の看護
医療的ケア児
レポート課題①提示(事前学習2時間、復習2時間)
第3回
小児のフィジカルアセスメント
バイタルサイン測定・フィジカルアセスメント
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第4回
検査・処置を受ける子どもと家族1
遊び、プレパレーション、ディストラクション
グループ別に着席してください教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第5回
検査・処置を受ける子どもと家族2
与薬、点滴・固定、骨髄穿刺・腰椎穿刺
グループ別に着席してください
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第6回
★演習:小児のバイタルサイン測定
★演習:ベッドサイドの環境
バイタルサイン測定
ベッドサイドの環境
演習(5階演習室)
ユニフォーム着用
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第7回
★演習:小児のバイタルサイン測定
★演習:ベッドサイドの環境
バイタルサイン測定
ベッドサイドの環境
演習(5階演習室)
ユニフォーム着用
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第8回
検査・処置時のプレパレーション発表会
演習で考えたプレパレーションをグループ別に発表する
演習時に作成したプレパレーション内容の発表
グループ別に着席してください
《PC使用》
事前学習2時間、復習2時間
第9回
慢性疾患の子どもと家族の看護1
看護過程の展開 (ネフローゼ症候群)
ネフローゼ症候群
事前学習2時間、復習2時間
第10回
身体障害のある子どもと家族の看護1
脳性麻痺
事前学習2時間、復習2時間
第11回
周手術期の子どもと家族の看護
周手術期
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第12回
化学療法を受ける子どもの看護
ALL
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第13回
慢性疾患の子どもと家族の看護
気管支喘息、1型糖尿病
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第14回
★演習:吸引
★演習:点滴に関する観察
吸引、点滴に関する観察
演習(5階演習室)ユニフォーム着用
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第15回
★演習:吸引
★演習:点滴に関する観察
吸引、点滴に関する観察
演習(5階演習室)ユニフォーム着用
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第16回
看護過程レポート課題①振り返り
自分が提出したレポート課題①を見ながら受講できるように準備してください
(事前学習2時間、復習2時間)
第17回
川崎病の子どもの看護
川崎病
(事前学習2時間、復習2時間)
第18回
★演習 グループワーク
レポート①-2のアセスメントをグループディスカッション、保健指導案の検討、プレゼン準備
事例のアセスメント内容を検討
保健指導のプレゼン準備
(事前学習2時間、復習2時間)
第19回
★演習 グループワーク
レポート①-2のアセスメントをグループディスカッション、保健指導案の検討、プレゼン準備
事例のアセスメント内容を検討
保健指導のプレゼン準備
(事前学習2時間、復習2時間)
第20回
★演習:レポート課題①事例に対する保健指導のプレゼンテーション
プレゼンテーション
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第21回
健康課題を持つ家族の看護
家族看護
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第22回
終末期の小児の看護
終末期ケア
(事前学習2時間、復習2時間)
第23回
★健康問題を抱える家族とのコミュニケーションと情報収集
保健指導時の情報収集について
グループ別に着席
(事前学習2時間、復習2時間)
第24回
★演習:レポート課題①事例に対する保健指導のプレゼンテーション
保健指導内容のプレゼンテーション
(事前学習2時間、復習2時間)
第25回
小児看護管理
【重症心身障害児(者)と家族の看護】
特別講義(山口宇部医療センター看護師長さん)
(事前学習2時間、復習2時間)
第26回
外来における小児と家族の看護
外来看護
(事前学習2時間、復習2時間)
第27回
子どもの虐待と看護の役割
子ども虐待
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第28回
小児看護管理・連携
特別講義(山口大学医学部附属病院 小児病棟師長さん)
(事前学習2時間、復習2時間)
第29回
小児看護学実習ガイダンス
4年次に実施する実習のガイダンスを行い、準備について考える
教科書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(事前学習2時間、復習2時間)
第30回
小児看護学実習ガイダンス
4年次に実施する実習のガイダンスを行い、準備について考える
実習に向けて事前学習をしてください(課題2時間)
【レポート①-3
保健指導案、パンフレット 提出】
第31回
期末試験
定期試験期間内に実施します
事前学習6時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: 20% D: 5%
成績評価法
・出席 授業時間30分すぎての遅刻は欠席とみなします。出席回数は自己管理で行うこと。出席が所定回数に満たない場合、単位を与えません。また、代返が判明した場合、評価点から減点します。
・試験を期末に実施 (試験において成績が60%に満たないものは再試験(1回)の対象となります):期末試験による評価60%
・看護過程の展開レポート:提出期限厳守(レポートを提出しない場合には単位を与えません)。展開レポートの評価35%
wordで作成し、指示されたシステムで提出する(ソフトによるコピーチェックを実施する場合があります)。
1.アセスメントと看護計画、2.アセスメント(追加・修正)と3.保健指導案(パンフレット)を作成し提出する。
レポートは(a)病態生理、(b)子どもの成長発達の支援、(c)家族の視点が入るようにアセスメント・計画立案すること
・授業、展開レポートの内容、および演習の取り組みは全体評価に加算します。5%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
小児看護学・小児看護技術Ⅰ
ISBN
9784524227563
著者名
出版社
南江堂
出版年
2022
備考
教科書が改訂になっていますので、準備をしてください
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
子どもは宇宙人?あなたにも私にも子ども時代があったのに、 不思議ですね。
キーワード
小児、家族、成長・発達、小児看護、看護ケア
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
小児疾病学、発達心理学、保健学
履修条件
連絡先
村上京子 k.mura@yamaguchi-u.ac.jp (内線2820)
沓脱小枝子 saeko@yamaguchi-u.ac.jp (内線2847) に連絡してください。
オフィスアワー
村上京子 k.mura@yamaguchi-u.ac.jp (内線2820)
沓脱小枝子 saeko@yamaguchi-u.ac.jp (内線2847) に連絡してお問い合わせください。
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