タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水5~8 講義 9.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1052540012 周産期看護学 日本語 4
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
亀崎 明子[KAMEZAKI Akiko]
担当教員[ローマ字表記]
亀崎 明子 [KAMEZAKI Akiko], 伊東 美佐江 [ITO Misae], 河本 恵理 [KAWAMOTO Eri], (未 定), 橋本 真貴子, 安達 圭一郎 [ADACHI Keiichiro], 沓脱 小枝子 [KUTSUNUGI Saeko], (未 定)
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
1)周産期にある対象者の健康状態と日常生活適応のアセスメントに必要な知識と健康増進に向けた援助方法を習得する。
2)正常から逸脱した場合において、回復を促進させる援助方法について習得する。
3)新生児・乳幼児の発育や発達をアセスメントに必要な知識と促進のための援助方法について学習する。
4)妊娠期および育児期にある対象者への保健指導スキルを身に付ける。
  本授業は、助産師として臨床において実務経験を有する教員が担当しており、実践的内容を教授する。
授業の到達目標
1)周産期にある妊婦・産婦・褥婦及び新生児の健康状態のアセスメントに必要とする知識を高め、助産の実践に必要な基本的援助方法を習得する。
2)対象が健康から逸脱している場合は、その要因をアセスメントし、回復のための援助方法を習得する。
3)乳幼児の成長・発達及び健康状態のアセスメントに必要な知識を高め、それらを促進するための援助方法を習得する。
4)地域で生活する対象者も含め、健全な次世代育成に向けた多職種連携のあり方について習得する。
授業計画
【全体】
妊婦、産婦、褥婦、新生児・乳幼児の各対象者の健康状態をアセスメントするために必要な知識及び援助う方法のあり方について、既習科目や関連科目での学習内容の振り返りと統合を行いながら授業を行う。学習項目によっては学生によるプレゼンテーションを実施し、相互評価を実施する。
授業は30回とし、これとは別に期末試験を実施する。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 妊婦の支援(日常生活ケア)栄養・嗜好品を含む 妊婦のアセスメント、周産期における嗜好品 母性看護学で学習した正常妊娠経過とその管理、妊婦・褥婦の栄養摂取基準について復習する。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第2回 妊婦の支援(心理・社会的支援) 妊婦の心理・社会的支援について 母性看護学で学習した妊婦の心理・社会的側面について復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第3回 ハイリスク妊娠・異常妊娠のアセスメントと支援 ハイリスク妊娠、異常妊娠のアセスメント、支援について 母性看護学で学習したハイリスク妊娠、異常妊娠について復習しておく。
内容について準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第4回 周産期と薬剤及び環境汚染 薬剤、環境汚染が周産期にある対象に与える影響について 薬理学での学習した薬剤動態や母性看護学での薬剤が周産期にある対象にもたらす影響について復習しておくこと。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:橋本真貴子
第5回 合併症がある妊産褥婦への支援(糖尿病、心疾患、腎疾患、甲状腺疾患) 糖尿病、心疾患、腎疾患、甲状腺疾患などを合併する妊産褥婦のアセスメントと支援について 母性看護学で学習した合併症がある妊産褥婦への看護を復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第6回 妊娠期の保健指導:グループワーク テーマに関する保健指導内容についてグループワークを行う。 妊娠期の支援について復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第7回 妊娠期の保健指導:グループワーク 各自まとめた内容を発表し、ディスカッションを行う。 プレゼンテーション後、ディスカッションを行う。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第8回 家族計画と受胎調節 家族計画の目的、受胎調節方法、受胎調節の現状と課題、関連する法律について 母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第9回 受胎調節法(演習) 模型を用いて受胎調整法について演習する。
受胎調節法のメリット、デメリットについてグループワークを行う。
母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第10回 家族計画、受胎調節法:グループワーク 家族計画、受胎調節についてプレゼンテーション、ディスカッションを行う。 受胎調整について前回までの講義内容を復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第11回 帝王切開を受ける妊産褥婦の看護 帝王切開をうける妊産褥婦の観察、ケア 母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:亀崎明子
第12回 産褥期のケア 産褥期のケアについて 母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第13回 特別な支援を必要とする褥婦への支援(特定妊婦を含む) 特定妊婦など特別な支援を必要とする妊婦・褥婦への支援について
母性看護学で学習したことを復習しておく。
特定妊婦に関連する制度や法律を確認しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:伊東美佐江
第14回 産科手術と妊産婦への支援 産科手術と手術を受ける妊産婦の看護について
教科書の該当ページを事前に読んでおくこと。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第15回 産褥期の保健指導(家庭訪問) 家庭訪問の対象と関連法規、訪問指導計画と展開、訪問指導の実際
家庭訪問に関連する関係法規、妊娠期・産褥期・新生児期にある対象の身体的、心理・社会的変化について復習しておくこと。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:河本恵理
第16回 産褥期の保健指導(家庭訪問 演習) 家庭訪問の対象と関連法規、訪問指導計画と展開、訪問指導の実際 家庭訪問に関連する関係法規、妊娠期・産褥期・新生児期にある対象の身体的、心理・社会的変化について復習しておくこと。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:河本恵理
第17回 合併症がある妊産褥婦への支援(子宮・付属器疾患、悪性腫瘍) 合併症がある妊産褥婦の観察、ケアについて 母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第18回 出生直後の新生児の看護 出生直後の児の観察、ケアについて 母性看護学で学習したことを復習しておく。NCPRのテキストを事前に読んでおく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第19回 心理的危機的状況にある妊婦の看護 精神疾患を合併した妊婦のケア 精神看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第20回 周産期のメンタルヘルスと支援 周産期におけるメンタルヘルスの問題について 母性看護学で学習した妊産婦におけるメンタルヘルスの問題や精神保健学で学習したことを復習しておくこと。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:安達圭一郎
第21回 早期新生児の看護 出生7日未満の新生児の観察、ケア 母性看護学で学習したことを復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:
第22回 ハイリスク新生児の看護 ハイリスク新生児の観察、ケア 準備2時間と復習2時間を行う。 担当:
第23回 NICU看護と児のフォローアップ NICUを退院した児のフォローアップと家族の支援について 母性看護学で学習したことを復習しておく。
NICU退院後のハイリスク児に必要な支援を考えておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:A病棟6階 NICU師長 三木砂織
第24回 母乳育児支援 母乳育児支援に必要な知識と支援の実際について 準備2時間と復習2時間を行う。 担当:
第25回 乳房管理と授乳法(演習)
乳房管理の実際と授乳法について、模型等を用いて演習を行う 準備2時間と復習2時間を行う。 担当:A病棟助産師 安藤由美、山田真弓 
第26回 乳幼児の発育と発達 乳幼児の発育・発達と観察および支援について 小児看護学で学習した内容を復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:沓脱 小枝子
第27回 乳幼児期に多い疾患と事故
乳幼児期に起こりやすい事故と事故防止対策について
小児看護学で学習した内容を復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:沓脱 小枝子
第28回 乳幼児と家族への支援 乳幼児と家族への支援について 小児看護学で学習した内容を復習しておく。
準備2時間と復習2時間を行う。
担当:沓脱 小枝子
第29回 課題学習 指定したテーマについて課題学習を行う 準備2時間と復習2時間を行う。 担当:亀崎明子、伊東美佐江、河本恵理、橋本真貴子
第30回 課題学習 指定したテーマについて課題学習を行う 準備2時間と復習2時間を行う。 担当:亀崎明子、伊東美佐江、河本恵理、橋本真貴子
第31回 定期試験 周産期看護学の定期試験を実施する 30回までの講義内容を復習しておくこと。 担当:亀崎 明子
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 30% B: 20% C: 15% D: 30%
成績評価法
出席は欠格条件とし、出席が講義回数全体の3分の2以上でないと期末試験を受けることができない。
期末試験(筆記)70%、プレゼンテーション20%、レポート10%で評価する。
教科書にかかわる情報
備考
母性看護学及び助産学関連の教科書を参考図書とする。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
助産師コースの学生は必修科目。
キーワード
妊産褥婦、新生児・乳幼児、セルフケア能力、発育発達支援
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
母性対象論、母性看護学、母性看護学実習、助産学、助産診断技術学、小児看護学、精神保健、実務家教員
履修条件
母性看護学、母性方法演習に関する知識を必要とする。
連絡先
亀崎明子  22-2825 E-mail: kamezaki@yamaguchi-u.ac.jp
伊東美佐江 22-2821 E-mail: m-ito@yamaguchi-u.ac.jp
河本恵理  22-2819 E-mail: erik1116@yamaguchi-u.ac.jp
橋本真貴子 22-2840 E-mail: m-hashimoto@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
事前連絡をお願いします。

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