開講年度
開講学部等
2026
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
月7~10
講義
4.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052560001
看護学研究概論
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
永田 千鶴[NAGATA Chizuru]
ー
担当教員[ローマ字表記]
永田 千鶴 [NAGATA Chizuru], 森崎 直子, 安達 圭一郎 [ADACHI Keiichiro], 竪山 悦子 [TATEYAMA Etsuko], 田戸 朝美 [TADO Asami], 村上 京子 [MURAKAMI Kyoko], 小野 聡子, 赤田 いづみ [AKADA Izumi], 吉田 美穂, 住田 靖子 [SUMIDA Yasuko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
看護研究概論は、卒業認定に関わる「看護学専攻別専門科目」である。3年時後期後半から始まる「看護学卒業研究Ⅰ」4年次の「看護学卒業研究Ⅱ」に向けて、医療の変化や国際化に対応した看護における研究の意義やそのプロセスなどを学ぶ。講義と演習を通して、研究過程におけるテーマの決定から、看護に関連する研究論文の検討と活用、研究計画書の作成を実際に行う。
この科目は、基礎看護学、臨床看護学、母子看護学、老年・在宅看護学といった看護領域の実務経験のある研究者が担当し、その経験を活かして、看護研究の教育・指導を行う。
授業の到達目標
・高度医療から地域医療に貢献できる看護研究の意義を理解し、国内外の看護問題を多角的な視点でから研究的に取り組む姿勢を養い、文献検索から研究計画書作成までの研究過程を理解し、プレゼンテーション能力を身につける。
・看護研究概論終了後、3年時後期後半から始まる看護学卒業研究Ⅰ・Ⅱでは、指導教員と共に論文にまとめ、卒業時には看護研究のプロセスを適切に理解し、卒業後の看護研究に臨む態度を育むことができる。
授業計画
【全体】
本講義は、原則対面で実施する。
プレゼンテーションはオンラインで実施する場合もある。
変更が生じた場合、本システムにより通知するため、確認してください。
週単位の計画を参照。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
1.
オリエンテーション
看護研究を進めていくために
・研究とは何かを概説する。
・卒業研究に向けて看護研究の進め方を概説する。
キャリアデザイン室や図書館に「卒業研究集録」があるので、参照しておく。テキストや授業資料を予習・復習しておく。事前・事後学習の目安は1時間である。
担当:永田千鶴
第2回
2.
文献検索の方法
文献検索、文献依頼について説明および演習を行う。
演習を踏まえ、関心のある領域の文献検索を行い、そのうち3つの文献に関するレポートを作成する。文献検索の目安は4時間、レポートの作成の目安が2時間である。
担当:図書館・永田千鶴
文献検索の演習を行いますので、ノート型PCをもってきてください。
第3回
3.
研究課題の検討
看護研究の実際を知り、研究課題の検討方法とその実現に向けてのプロセスをイメージできることを目指す。
検索した3つの文献のレポートを吟味し、学んだことを整理する。事後学習の目安は1時間である。
担当:永田千鶴
第4回
4.
看護研究の紹介
臨床経験を活かした看護研究や卒業研究の実際について、研究の背景、実施の経過、評価を紹介する。
研究活動の実際を理解することで、今後の学習の取り組みへの意欲を高める。
研究研究とはどのようなものかを情報収集したり、卒業研究でどのような研究をしてみたいか考えてくる。関心のある研究テーマを検討する。
事後学習の目安は1時間である。
担当:田戸朝美
第5回
5.
看護研究論文の構成の概要、検索した文献の吟味
検索し、選んだ3つの文献の概要をまとめ、その文献についてグループディスカッションを実施する。
検索した3つの文献の概要をレポートとしてまとめたものを持参する。
事後学習の目安は1時間である。
担当:永田千鶴
第6回
6.
文献のクリティークの方法
文献のクリティークの実際を学び、下書き段階の文献カードを吟味する。
文献カードをおおまかに作成してくる。
事前・事後学習の目安はそれぞれ1時間である。
担当:永田千鶴
第7回
7.研究における倫理
文献を引用して「はじめに」を書いてみる
倫理指針(ICN)、山口大学医学部保健学科生命倫理委員会への提出資料を中心に解説する。
自己の作成した研究計画書の「倫理的配慮」についてグループディスカッションする。
本学倫理委員会の様式を確認してください。
授業後「はじめに」仕上げる。
事後学習の目安は1時間である。
担当:吉田美穂
第8回
8.文献のクリティークの実際・プレゼンテーション
作成した文献カードを基にグループでプレゼンテーションを実施し、ディスカッションをする。
作成した文献カードを持参し、プレゼンテーションに臨み、加筆・修正した文献カードを提出する。プレゼンテーションの準備・評価物である文献カード作成の安が2.5時間である。これまで検索してきた文献、自分がやりたい研究テーマの研究の手法について整理しておく。
担当:永田千鶴・竪山悦子・住田靖子
第9回
9.
研究デザインと研究計画書の書き方①
研究の方法 介入研究
研究計画書とは何か、その必要性の概説と、研究計画書の基本的な書き方の整理
研究デザイン種類を概説および臨床での看護研究を中心とした実験研究の方法・特性
どのような研究デザインおよび実験研究があるのか調べてくる。研究計画書の「背景」を学んだ介入研究の特性を踏まえ、書いてみる。
事前・事後学習の目安は1時間である。
担当:森崎直子
第10回
10.研究の方法 質的研究
質的研究について(質とは何か、質的研究の紹介と質的分析の演習)
事後学習の目安は1時間である。
担当:小野聡子
第11回
11.看護研究のスキルとしての面接の技法
質的研究において、データ収集方法の1つである面接の技法について学ぶ。
インタビューガイドを作成する。
事後学習の目安は1時間である。
担当:村上京子
第12回
12.
研究の方法 量的研究
尺度の作成方法等
量的研究について(量とは何か。質問紙法や尺度の作成方法を中心に)
量的研究の特徴や方法について振り返る。
事後学習の目安は1時間である。
担当:安達 圭一郎
第13回
13.
研究デザインと研究計画書の書き方②
次週のプレゼンテーションに向けて、先行研究と自己の研究課題の位置づけ、「目的」と「方法」の一貫性を中心に検討する。
研究計画書の様式の不明な箇所について確認する。
事前・事後学習の目安は1時間である。
担当:森崎直子
第14回
14.
研究計画書の発表
各自作成した研究計画書をグル―プ内でプレゼンテーションし、デスカッションを行う。
研究計画書最終版を提出する。
事前後学習の目安は1時間である。
担当:赤田いづみ
第15回
15.
総括
授業の振り返りと研究計画書のコメント
看護学卒業研究の課題を明確する。
事後学習の目安は1時間である。
担当:赤田いづみ
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 30% C: --% D: 15%
成績評価法
レポート20%、文献カード40%、研究計画書40%で評価します。
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
2026看護研究概論ルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
看護における研究 第2版
ISBN
9784818020665
著者名
南裕子 野嶋佐由美編集
出版社
日本看護協会出版会
出版年
2017
備考
南裕子 野嶋佐由美編『看護における研究 第2版』日本看護協会出版会
参考書にかかわる情報
参考書
書名
看護研究 原理と方法
ISBN
9784260005265
著者名
D.F.ポーリット、B.P.ハングラー
出版社
医学書院
出版年
1994
参考書
書名
バーンズ&グローブ 看護研究入門 第7版
ISBN
9784860347949
著者名
監訳黒田裕子ほか
出版社
エルゼビア
出版年
2015
参考書
書名
看護研究 はじめの一歩
ISBN
9784260333788
著者名
岡本和士編
出版社
医学書院
出版年
2005
参考書
書名
看護研究ミニマム・エッセンシャルズ
ISBN
9784260041799
著者名
川口孝奏
出版社
医学書院
出版年
2020
備考
資料は修学支援システム上にアップする予定です。
評価物の提出は修学支援システム上で行う予定です。
出席は授業時のコメントシートや授業内アンケートで行います。
メッセージ
看護研究に関する基礎的な内容を学習します。
3年次後期後半開講の看護学卒業研究Ⅰ・Ⅱに向けて、研究計画書を練り上げておきましょう。
キーワード
看護研究、文献検討、研究デザイン、倫理的配慮、研究計画、実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
関連科目
看護学卒業研究Ⅰ・Ⅱをはじめとした全ての科目
履修条件
連絡先
永田千鶴 nagata[at]@yamaguchi-u.ac.jp TEL 0836-22-2830
*[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
修学支援システムのメッセージで連絡してください。
オフィスアワー
アポイントメントをとってください。
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