タイトル

開講年度 開講学部等
2025 医学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木7~8 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1052710002 形態機能学Ⅱ[Functional Anatomy II] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
柳井 章江[YANAI Akie]
担当教員[ローマ字表記]
柳井 章江 [YANAI Akie], 古賀 道明 [KOGA Michiaki], 小室 拓也 [OMURO Takuya], 清水 勇輝 [SHIMIZU Yuki], 澤田 知夫 [SAWADA Tomoh], 中村 教泰 [NAKAMURA Michihiro], 小西 博之
特定科目区分   対象学生   対象年次 1
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
人の生命システムの構造基盤について広く具体的知識を獲得できるよう、実際の体や臓器の観察を通じて形態学の講義を行う(実習は医学部肉眼解剖学実習室で行う)。本講義および実習は、長年医学部で解剖学実習に携わっている解剖実務経験を積んだ教員と臨床現場での経験豊かな看護師及び検査技師、医師である教員が共同で行う。医学を学ぶ基礎となる人体の基本構造をはじめ、疾患による各臓器の違い、採血部位の血管走行、検査のための検体採取部位などを教授する。
授業の到達目標
実際の人体や臓器に接し、講義と観察を通じて、病態の基盤となる解剖生理学的知識を獲得し、人体の構造と機能について有機的に説明できる。また献体の意義や死生観について自分の考えを述べることができる。
授業計画
【全体】
人体の構造と機能を単に名称を記憶するのではなく、実際の人体を観察しながら各臓器の立体的な位置関係と機能を理解する。各実習中は、グループ内で話し合いながら課題を進める。実習を通し、献体の意義や死生観についても自分の意見を述べることができるようになることを目指す。
試験は行わないため、毎回の実習課題・履修状況および最終レポートで評価を行う。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 形態機能学IIのオリエンテーション、解剖学講義1(吉田キャンパス)
医療従事者としての心構え、実習に関する情報の取り扱い方など、解剖学講義1(皮膚、筋肉、骨格、神経、血管) 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第2回 解剖学講義2(吉田キャンパス) 解剖学2(内臓、筋肉) 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第3回 解剖学講義3(吉田キャンパス) 解剖学3(内臓、筋肉) 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第4回 実習1(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション1 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第5回 実習1(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション1 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第6回 実習2(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション2 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第7回 実習2(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション2 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第8回 実習3(医学部キャンパス)
肉眼解剖の観察ローテーション3 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第9回 実習3(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション3 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第10回 実習4(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション4 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第11回 実習4(医学部キャンパス) 肉眼解剖の観察ローテーション4 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第12回 中枢神経系講義4(吉田キャンパス) 中枢神経 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。
第13回 実習5(医学部キャンパス) 脳の観察 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第14回 実習5(医学部キャンパス) 脳の観察 授業計画に沿って、準備学習30分、講義資料や参考書を参照し復習90分を行う。実習で観察した構造や所見をまとめておく。
第15回 まとめ1(肉眼解剖学実習) 肉眼解剖学実習全体のまとめ 肉眼解剖学実習で観察した構造を教科書などで確認し、所見のまとめを行う(120分)。
第16回 まとめ2(脳実習) 脳実習全体のまとめ 脳実習で観察した構造を教科書などで確認し、所見のまとめを行う(120分)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 55% D: 5%
成績評価法
実習内課題および履修状況、最終レポートで評価を行う。
実習内課題および履修状況 10%、最終レポート 90%
期限内に提出されたものを評価する。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 トートラ人体解剖生理学最新版 ISBN 9784621305393
著者名 佐伯由香・他 翻訳 出版社 丸善 出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 からだの地図帳 ISBN 9784062610254
著者名 佐藤達夫 出版社 出版年
備考
メッセージ
実習室は、万全の換気装置を設置しておりますが、化学物質に過敏な体質をお持ちの方は事前に申し出てください。
キーワード
肉眼解剖学、脳、骨格、献体
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
形態機能学I、生理機能学II
履修条件
連絡先
柳井章江 akiey@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
講義、実習以外ならいつでもどうぞ。事前にメールで連絡してください。

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