開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期前半
月5~6
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052710014
疫学・保健統計学[Epidemiology・Health Statistics]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
常岡 英弘[TSUNEOKA Hidehiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
社会医学としての公衆衛生学は、医学の中で最も変化が著しいと思われる。急性伝染病から慢性伝染病へ、AIDSや医療費の問題、少子・高齢社会の問題と社会全体の動きに左右されることが多い。国民の保健医療要求に常に的確に対応できる専門職である臨床検査技師として必要な範囲を、社会医学システムの観点から学ぶ。基礎的な統計的解析方法も学ぶ。
授業の到達目標
(1)人口統計を理解する。
(2)疫学の定義と方法論を理解する。
(3)感染症の成立と要因、流行とサーベイランスを理解する。
(4)主要感染症の分類と疫学像及び対処の仕方を理解する。
(5)それぞれのライフサイクルにあった健康管理、保健管理システムを理解する。
(6)生活習慣病の定義、特徴、現状、予防、医療費について理解する。
(7)老人保健法を主とした、老人問題(痴呆性老人、寝たきり老人等)について理解する。
(8)日本の社会保障制度について概要を理解する。
(9)健康に関わる地域社会のしくみと保健行政の役割について理解する。
(10)保健・医療との関係をふまえながら地域の福祉施策について理解する。
(11)衛生統計、保健統計値を理解する。
(12)基礎的な統計検定を理解する。
授業計画
【全体】
授業はプロジェクターを使用しておこなう。また学生は授業を聞きながら、配布されたプリントにキーワードを自ら記入し、授業内容の要旨をプリント作成する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
公衆衛生とは、人口問題
Ⅰ 公衆衛生学
1 公衆衛生の意義
(1)公衆衛生の定義
(2)健康・疾病・予防
2 人口統計と健康水準
(1)健康指標
(2)人口静態統計
(3)人口動態統計
(4)疾病・障害統計
5 健康の保持増進と予防医学
(1)予防医学
(2)健康保持増進
(3)主な疾病の予防
(4)栄養保健
予習2時間
復習2時間
第2回
疫学
3 疫学と疫学的分析法
(1)疫学の考え方
(2)疫学指標
(3)疫学的分析法
予習2時間
復習2時間
第3回
感染症
各種感染症の実態
予習2時間
復習2時間
第4回
母子保健・成人保健
5 健康の保持増進と予防医学
(6)母子保健
(8)成人保健
予習2時間
復習2時間
第5回
老人保健
5 健康の保持増進と予防医学
(9)高齢者保健
(10)在宅医療
予習2時間
復習2時間
第6回
精神保健・学校保健
5 健康の保持増進と予防医学
(7)学校保健
(11)精神保健
予習2時間
復習2時間
第7回
衛生行政
6 衛生行政
(1)衛生行政
(4)地域保健(地域包括ケアシステムを含む)
(5)社会保険
(6)社会福祉
8 関係法規
(9)社会保障・福祉関連法規
予習2時間
復習2時間
第8回
医療制度・その他
6 衛生行政
(2)医療制度
(3)多職種連携とチーム医療
7 国際保健
(1)国際機関・医療協力
(2)世界の保健状況
8 関係法規
(3)医事法規
予習2時間
復習2時間
第9回
期末試験
講義終了の内容(授業内に事前提示)
必須事項の確認
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
学期末テスト100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
公衆衛生学
ISBN
9784263224045
著者名
眞野喜洋
出版社
医歯薬出版
出版年
2025
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
国民衛生の動向
ISBN
04526104
著者名
厚生統計協会
出版社
厚生統計協会
出版年
2008
参考書
書名
公衆衛生がみえる2024-2025
ISBN
9784896329285
著者名
医療情報科学研究所編集
出版社
Medic Media
出版年
2024
備考
メッセージ
キーワード
疫学、保健統計、衛生行政
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
0836-22-2854
htsue@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時
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