開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
集中
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052720023
微生物検査学Ⅰ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
常岡 英弘[TSUNEOKA Hidehiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
常岡 英弘 [TSUNEOKA Hidehiro], 大津山 賢一郎 [OHTSUYAMA Kenichiroh]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
「微生物学」において病原微生物の総論について解説したので、「微生物検査学」においては、各病原微生物について、分類、疫学、形態、培養、同定、抗菌薬感受性、病原性等に関し詳細に学ぶ。
本講義では永年、臨床現場で臨床微生物検査に関する豊富な実務経験を有する教員が微生物と感染症および検査に関する基礎知識から最新かつ実践的技術まで、わかりやすく教授する。
授業の到達目標
各感染症ではどの微生物が起因しているか、また、その検査では臨床材料からの検出法および同定法を理解することを目的としている。また、個々の感染症における検査法のみではなく、感染症全体を把握し、その防御・治療を考慮できる能力を身につけることを目的とする。
授業計画
【全体】
病原微生物としての分類別に従って、各病原微生物の特徴、生化学的性状、起因感染症の特徴・検査法・治療法・予防法を解説する。
病原菌微生物は各種グラム陽性球菌・桿菌、グラム陰性球菌・桿菌(嫌気性菌を除く)について学ぶ。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
グラム陽性球菌1
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(1)好気性、通性嫌気性グラム陽性球菌
予習2時間
復習2時間
第2回
グラム陽性球菌2
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(1)好気性、通性嫌気性グラム陽性球菌
予習2時間
復習2時間
第3回
グラム陰性球菌
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(2)グラム陰性球菌、球桿菌
予習2時間
復習2時間
第4回
腸内細菌科1
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(3)通性嫌気性グラム陰性桿菌
予習2時間
復習2時間
第5回
腸内細菌科2
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(3)通性嫌気性グラム陰性桿菌
予習2時間
復習2時間
第6回
腸内細菌科3
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(3)通性嫌気性グラム陰性桿菌
予習2時間
復習2時間
第7回
ビブリオ科、エロモナス科
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(6)好気性、通性嫌気性グラム陽性桿菌
予習2時間
復習2時間
第8回
グラム陰性好気性桿菌1
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(4)好気性グラム陰性桿菌
予習2時間
復習2時間
第9回
グラム陰性好気性桿菌2
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(4)好気性グラム陰性桿菌
予習2時間
復習2時間
第10回
パスツレラ科
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(6)好気性、通性嫌気性グラム陽性桿菌
予習2時間
復習2時間
第11回
バルトネラ科、その他通性嫌気性グラム陰性桿菌
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(6)好気性、通性嫌気性グラム陽性桿菌
予習2時間
復習2時間
第12回
グラム陰性微好気性らせん菌
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(5)微好気性グラム陰性らせん菌
予習2時間
復習2時間
第13回
グラム陽性好気性桿菌1
有芽胞菌
予習2時間
復習2時間
第14回
グラム陽性好気性桿菌2
無芽胞菌
予習2時間
復習2時間
第15回
抗酸菌
1 細菌の分類・病原性と同定検査・薬剤感受性検査
(8)放線菌
(9)抗酸菌
予習2時間
復習2時間
第16回
期末試験
グラム陽性球菌~グラム陰性、グラム陽性桿菌まで
0
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
小テスト40%
学期末テスト60%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
臨床検査学講座 臨床微生物学
ISBN
9784263223970
著者名
松本哲也編集
出版社
医歯薬出版
出版年
2008
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
臨床微生物検査 技術教本
ISBN
9784621308820
著者名
日本臨床衛生検査技師会監修
出版社
丸善出版
出版年
2024
備考
メッセージ
微生物の各論は覚えることが多いので、少しずつ確実に覚えるようにしてください。復習を忘れずに行なうこと。
キーワード
分離培養法、同定法
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
微生物学、免疫学、分子生物学
履修条件
連絡先
常岡研究室2854
htsune@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時
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