開講年度
開講学部等
2025
医学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期後半
木5~10,金5~10
実験・実習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1052730017
血液検査学実習[Laboratory Hematology Practicum]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
湯尻 俊昭[YUJIRI Toshiaki]
ー
担当教員[ローマ字表記]
湯尻 俊昭 [YUJIRI Toshiaki], 山本 美佐 [YAMAMOTO Misa], 本木 由香里 [MOTOKI Yukari]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
血液学、血液検査学で学んだ知識を、実際の検体(末梢血、骨髄)を使用して検査技術を習得する。次に病気を診断するための検査方法とその結果を分析し、血液疾患の診断へと進めていく。
授業の到達目標
血液検査項目は、血球計測検査、細胞形態鑑別検査、凝固・線溶系検査に大別される。これら一つ一つの技術を習得し、結果解析、診断へと関連づけて学習する。
授業計画
【全体】
全体を4グループに編成し、各グループはマニュアルに記載してある日程でA項目からD項目の内容を順次交代で実習する。項目においては、レポートを提出させる。
最終日に実技試験を行い、期末試験(筆記試験)、レポート点、出席点を合わせて総合的に評価する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
A項目(1)
末梢血計測
(RBC、WBC、 Hb,Ht)2検体、標本作製、ライト染色、網赤血球計測、好酸球計測
予習・復習を行う
第2回
A項目(2)
末梢血計測
(RBC、WBC、 Hb,Ht)2検体、標本作製、ライト染色、網赤血球計測、好酸球計測
予習・復習を行う
第3回
A項目(3)
末梢血計測
(RBC、WBC、 Hb,Ht)2検体、標本作製、ライト染色、網赤血球計測、好酸球計測
予習・復習を行う
第4回
B項目(1)
血液塗抹標本分類
(末梢血10検体以上、骨髄標本1〜2検体)、特殊染色
(Alp染色、ぺルオキシダーゼ染色、鉄染色)
予習・復習を行う
第5回
B項目(2)
血液塗抹標本分類
(末梢血10検体以上、骨髄標本1〜2検体)、特殊染色
(Alp染色、ぺルオキシダーゼ染色、鉄染色)
予習・復習を行う
第6回
B項目(3)
血液塗抹標本分類
(末梢血10検体以上、骨髄標本1〜2検体)、特殊染色
(Alp染色、ぺルオキシダーゼ染色、鉄染色)
予習・復習を行う
第7回
C項目(1)
凝固検査(Ca 再加試験、トロンビン時間、PT・APTT時間)各2検体、出血時間、毛細管抵抗試験
予習・復習を行う
第8回
C項目(2)
凝固検査(Ca 再加試験、トロンビン時間、PT・APTT時間)各2検体、出血時間、毛細管抵抗試験
予習・復習を行う
第9回
C項目(3)
凝固検査(Ca 再加試験、トロンビン時間、PT・APTT時間)各2検体、出血時間、毛細管抵抗試験
予習・復習を行う
第10回
D項目(1)
凝固・線溶系検査
(FDP検査、フィブリン平板試験)、赤血球抵抗試験、血小板機能検査(血餅退縮試験、血小板粘着能試験)
予習・復習を行う
第11回
D項目(2)
凝固・線溶系検査
(FDP検査、フィブリン平板試験)、赤血球抵抗試験、血小板機能検査(血餅退縮試験、血小板粘着能試験)
予習・復習を行う
第12回
D項目(3)
凝固・線溶系検査
(FDP検査、フィブリン平板試験)、赤血球抵抗試験、血小板機能検査(血餅退縮試験、血小板粘着能試験)
予習・復習を行う
第13回
総括
A〜D項目で未実習の内容
予習・復習を行う
第14回
総括
A〜D項目で未実習の内容
予習・復習を行う
第15回
実技試験
血液検査診断の実技試験
予習・復習を行う
スライド使用、実技にて試験を行います。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内のレポート、実技試験、期末筆記試験で評価します。
レポート 10%、実技試験 40%、期末筆記試験 50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
血液検査学(標準臨床検査学)
ISBN
9784260015097
著者名
矢富裕、通山薫
出版社
医学書院
出版年
2012
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
ビジュアル臨床血液形態学 改訂第4版
ISBN
9784524228041
著者名
平山正美
出版社
南山堂
出版年
2021
参考書
書名
血液細胞アトラス 第6版
ISBN
9784830614262
著者名
通山 薫
出版社
文光堂
出版年
2018
備考
比較的高額な参考書ですが、リファレンス画像が豊富で有用なアトラスです。
メッセージ
実習中に疑問があればすぐに教員に質問する。
キーワード
血液学、血液形態学、血球数計測、血小板機能検査、止血凝固検査
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
血液学・血液検査学・細胞形態学
実務教員による講義・演習を実施する。
履修条件
連絡先
湯尻俊昭:電話は0836-22-2837、メールはyujirit@yamaguchi-u.ac.jp
山本美佐:電話は0836-22-2848、メールはyamamoms@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
毎週木曜日17時~19時
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