開講年度
開講学部等
2025
工学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金5~8
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1061120070
ものづくり創成実習I[Design & Engineering PracticeⅠ]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
坂野 文菜[BANNO Ayana]
ー
担当教員[ローマ字表記]
坂野 文菜 [BANNO Ayana], 三上 真人 [MIKAMI Masato]
特定科目区分
対象学生
航空宇宙
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
航空宇宙と関連したテーマのものづくりの課題を出し,創造性を引き出すとともに競技会などを通して物理現象を体感させる.
授業の到達目標
【知識・理解の観点】1.設計コンセプトを決定し,それを説明できる.2.設計仕様を決定し,それを説明できる.3.課題と関連する物理現象の基礎的事項を理解できる.【思考・判断の観点】1.設計において工学的観点を取り入れることができる.2.製作物の性能を工学的観点から思考できる.【関心・意欲の観点】1.ものづくりに興味を持って取り組める.2.グループ内で相談し,協力して作業を進められる.【態度の観点】 1.関連する機械工学の話題について積極的に調べることができる.2.ものづくり,および,物理現象の分析について積極的に討論できる.【技能・表現の観点】課題に応じたものづくりができる.
授業計画
【全体】
「グライダー搭載ロケットの設計・製作」をテーマに、設計製作を行う.下記に各週の実施内容の概略を示す.
(担当形態:複数)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス,班分け,競技会説明
3名程度のグループに別れ,役割分担を決定する.
ペーパーグライダー安定性・競技会の説明.
講義の復習を行う.(学修時間の目安:1時間以上)
第2回
ペーパーグライダー競技会
ペーパーグライダー競技会.
レポートの書き方・ペーパーグライダー安定性について説明.
ペーパーグライダーを製作して準備してくること.講義の復習も行う.(学修時間の目安:1時間以上)
第3回
モデルロケット講習
概念設計
レポート書き方再講習.
モデルロケット講習.
技術調査・概念設計.
テキストの予習と講義の復習を行うこと(学修時間の目安:1時間以上)
第4回
概念設計発表
運動シミュレーション
概念設計発表.
運動シミュレーション .
概念設計発表の準備を行うこと.テキストの予習と講義の復習を行うこと(学修時間の目安:1時間以上)
第5回
構造設計
概念を実現するための構造を設計する.
テキストの予習と講義の復習を行うこと(学修時間の目安:1時間以上)
第6回
製作
各パーツの製作.
事前に必要な材料をそろえておく.
第7回
製作
各パーツを組み上げる.
地上試験までに試作機の仕上げを行う.
第8回
機能評価
出来上がった試作機の機能を地上試験において評価する.
すぐに機能試験が可能なレベルまで仕上げておく.
第9回
中間報告会
機能評価試験の結果をまとめ,設計の見直し,改善の方向を決定する.
要点を分かりやすくまとめて報告できるように準備しておく.(学修時間の目安:2時間以上)
第10回
再設計・修正
中間報告会の結果に基づき再設計・修正を行う.
必要に応じて各自再検討を行い,必要な材料を用意しておくこと.
第11回
競技会
最終的に出来上がった機体による競技会をルールに沿って実施する.
競技がスムーズに進行するように準備しておく
第12回
再設計・修正
競技会の結果に基づき再設計・修正を行う.
必要に応じて各自再検討を行い,必要な材料を用意しておくこと.
第13回
競技会
最終的に出来上がった機体による競技会をルールに沿って実施する.
競技がスムーズに進行するように準備しておく.
第14回
報告会
競技会の結果をまとめ,報告し議論する.
グループ内練習を十分行ったうえで報告会に臨むこと.(学修時間の目安:3時間以上)
第15回
報告会
競技会の結果をまとめ,報告し議論する.
グループ内練習を十分行ったうえで報告会に臨むこと.(学修時間の目安:3時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 35% B: 35% C: 20% D: 10%
成績評価法
授業外レポート40%,授業への参加度20%,発表(プレゼン)40%
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:教科書は用いない
必要に応じて資料をMoodleに掲載する
参考書にかかわる情報
参考書
書名
航空宇宙工学入門(第2版)
ISBN
9784627690325
著者名
室津義定編著
出版社
森北出版
出版年
2005
備考
メッセージ
ガイダンスでは受講方法の説明と諸注意を行うので,すべての受講者はガイダンスに必ず出席すること.専用ノートを用意し,作業報告をつけること.また,ノートパソコンを持参すること.
キーワード
質点の力学,剛体の力学,飛行力学,航行安定性,気体の流動,翼,シミュレーション,機械設計,組み立て,航空宇宙推進システム
持続可能な開発目標(SDGs)
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
基礎セミナー,物理学I,機械航空工業数理,機械航空工学概論,流体工学,工業熱力学,機械航空工学演習
履修条件
連絡先
坂野文菜:機械社建棟511室,ayana.banno[at]yamaguchi-u.ac.jp
三上真人:機械社建棟512室,mmikami[at]yamaguchi-u.ac.jp
※[at]の部分を@に書き換えてメールしてください。
オフィスアワー
毎週月曜日16:00〜17:00に坂野居室で対応しています。
対面相談は、事前にメールで訪問可能な時間帯を問い合わせると確実です。メール相談もどうぞ。
欠席連絡は授業前にメールでお願いします。
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